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きまぐれ 鉄道日和

お越しいただきありがとうございます。ゆるい鉄道ファン,チョイ鉄向けブログです。ゆるさを追求しておりますwまったりとお楽しみください

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秋の気配2022 〜都電沿線で感じる秋の入り口

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今日は無駄口枠は書かないつもりだったのですが、ふと空を見やれば見事な月で、もしやと思って調べてみると、まさに今夜が中秋の名月だったのですね。私のGX7mark2ではさすがに限界があるものの、それでもその美しさの片鱗は伝わるかな。
今日は私の誕生日でもあり、なんだか祝ってもらえてるようで嬉しいですね。

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オフコースの「秋の気配」が好きだっていう話は以前にもしたと思う。爽やかなサウンドに乗せて暗いことを歌うのが好きだし、ていうか夏が嫌いだし、そもそも自分の誕生日がそういう時期に当たるせいもあるだろう。
土の中で冬をやり過ごした虫や種が春に動き出すように、私もようやく夏をやり過ごし、ぼちぼち動ける時期になってきたようだ。

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秋といえば高い空。根が暗いので、天気が悪いと「よっしゃ、今日は引きこもれる♪」とか思ってしまうのだが、いよいよ空気が秋のそれに入れ替わり爽やかさを感じると、こりゃさすがに出かけないと損だなという気にもなる。
白山通りを横断する都電(新庚申塚付近)、撮影ポイントとしてそこまで有名ではないものの、路面電車っぽさがありつつ撮りやすいという点で、個人的におすすめの場所だ。
ここ、昔は4車線だったのよね。それが6車線に拡幅されて、このような路面電車風味を醸すようになった。それに伴って、通っていた銭湯・椿湯も建て替えを余儀なくされた。現在のニュー椿がそれだ。店内の階段踊り場からは、この場所を良い感じに眺めることができる。ただ、銭湯という場所柄、カメラとかは持ち出さない方がいいかもね。ちなみに、営業時間内は常に逆光or夜('A`)

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「東京さくらトラム」なる愛称は、やっぱり浸透しなかった。当然な話で、沿線に咲く花の種類は多く、桜はその一つに過ぎないからだ。沿線のことを知らない人が、響きだけで決めたのだろう。
このハイビスカスを気弱にしたような花はモミジアオイ。実際ハイビスカスの仲間で、夏とともにぼちぼち花期を終える。北米原産らしいが日本の風土にも合うようで、寒くなると地上部は枯れるが、また来夏、同じ場所で花を咲かせる強い草だ。

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一方でこちらはヤブガラシ。その葉っぱは観葉植物のように美しく、知らない人が見れば植えてるのかと思ってしまうほどだが、実は恐るべき繁殖力を誇る雑草なのだ。ここは都電沿線の某所。言われなければ、これがフェンスだとは思うまい。いくら刈っても、一夏でこうなるのだ。なお、花はこの写真の上の方に写り込んでいるのだが極めて地味で、一見すると分からないかもしれない。
実家の庭にもこれが蔓延って、体の弱った母では太刀打ちできない。ドクダミもそうだけど、地下茎で拡がる系はなかなか対抗し難い。

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だが、素晴らしいことにヤブガラシは食えるのだよ♪ 都会で採れる山菜だと思えば、憎たらしさも収まろうというものだ。写真のように赤みの残った若葉の部分、手で触ると分かるんだけど、柔らかくて簡単に摘める部分をちょいちょいと集めていくのね。
お気付きでしょうか。再び無駄口枠に突入しております |∀・)

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繁茂してる場所だとものの数分でこのくらい集まるので、これを持ち帰って、さっと1分弱茹でるわけだ。「巻きひげの部分は除きます」という説もあるけど必要ないね。むしろ、あった方が美味いと思う。で、茹だったものを数時間水に晒してアクを抜く。山菜にアクはつきもの。面倒でもこの手順は必要。

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あとは、山菜料理で思いつくあらゆる方法で仕上げたらいいと思う。私は、最も安直にすまし汁にしました |∀・) ヤブガラシが見えやすいようにエノキを加えています。
これがマジで山菜の香りと歯応えで美味いの。人に言えないレベルで貧乏な私にとってはまさに恵み。ただあれだ。いかに雑草でも、公共の場所でないと窃盗になるので気をつけようね。(イノテツ)
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| 沿線散歩 | 23:55 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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浅草から三ノ輪橋まで歩いてみる(2)

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アスパラガスといえば、昭和時代には外国生まれのオサレな野菜というイメージがありました。でなければ、そんな名前のビスケットが発売されることもなかったでしょう。でも今や、国産もの1束98円みたいな値札も見かけ、私のごとき貧乏人でも手を出せるようになりました。ありがたいことです。
いろんな調理法があるわけですが、とりあえずはおひたしがいいですね。簡単かつ美味いので、宅呑みのつまみとして、ほろ酔い状態でもささっと作ることができ、重宝です。
器に、水・酒・味醂・白だしを同量くらいずつ入れ、香り出しに醤油もぱらっと加えときます。
アスパラガスは、下半分くらいの皮をピーラーなんかで簡単に剥くといいでしょう。これを一口大程度に切ったらさっきの器にぶっ込み、2〜3分レンチンして出来上がり。冷やして食うのが本式だろうけど、あったかいままでももちろん美味いですよ。
おひたしといえば、最後に鰹節をのっけて仕上げますが、私は魚粉で代用です。見た目は多少しょぼいですが、出汁の風味はこの方がむしろいいのでは? なんなら何もかけなくても充分美味いですけどね。
こうしてアスパラガスも、すっかり和食の食材として取り込まれたわけです。日本文化の恐ろしさは、異文化を排斥せず、気に入ったものはガンガン取り込んでその一部としていく(それでいて起源を主張しない)ところでしょう。

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【前回のあらすじ】
浅草でタラ坊さんと鰻を食った後、三ノ輪橋へ向けて散歩した。

浅草公園六区から三ノ輪橋に向けて歩く国際通りの光景は妙にがらんとしている。そうした感覚には理由があり、ここは都電31系統(三輪橋〜都庁前)の廃線跡だ。荒川線を浅草へ延伸する構想は、概ねここを復活させる前提だろうと思われる。実現できれば素晴らしいのだが、実際の動きははなはだ鈍い。

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大関横丁の交差点を左折し、少し寄り道してみる。草63のバス停付近に歩道橋があり、ここから見る常磐線がなかなかかっこいいのだ。編成が全部入ることはないので動画向きかもしれないが、曲弦トラス橋の存在感がいいよね。
一応午前中順光ながら、側面には終日日が当たる。正面を狙う場所ではないので、事実上終日順光であり、気楽に撮影できる。現在の常磐線は車両の安定期で、ここを通るのはE657・E531・E231の3形式が中心なのだが、E657・E531については運用線区が限られることでもあり、それなりの楽しみがあると思う。

天気がイマイチで絵的には映えないのだけど、それでも蒸しており、体の弱い私には充分こたえているのだった。何度でも言おう。夏が嫌いだ_ノ乙(、ン、)_ もっというと日本の夏が嫌いなんだろうね。気温以上に湿気に耐えられない。
というわけで、三ノ輪橋電停から都電に乗り、さっさと帰ることにする。

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…のだったが、常磐線のガードの向こうに都電が見える渋い構図を見つけて足を止めてしまった。いけねえ、これは写欲をそそる。こんな気分になったのはしばらくぶりだ。滝汗を流しながら、この場所でしばらく粘った。いい感じの密度で通行人が歩いており、面白い絵になりそうな予感がしたのだ。

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で、散々撮っといて結局うpするのがこれという('A`) 古き良き活気というより、衰退していく悲哀といった絵になってしまった。でもまあ全国の商店街の衰退は現実のことだし、私ごときは演出なしで写真を撮るわけだから、これが偽らざるリアルだともいえる。
背景の電車は8500形。当初は「登場することはないと思われていた都電の新車」ともてはやされたが、それからはや30年。今や最古参となった。まあなんというか個人的に好みではなく、このブログに上げたのも、下手したら初めてかもしれない。ただ、現在の主力である8800形デザインのベースとなったのは明らかだし、荒川線のラインカラーが明るい緑の濃淡であったことを、かろうじて現在に伝える存在でもある。

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三ノ輪橋の電停がレトロ風味にリニューアルされたのは2007(平成19)年のこと。のちに庚申塚でも同様の手が加えられた。当初は胡散臭さが漂っていたが、年月を経てそれらのパーツも年季を帯び、緑の電停標識なんかは、あたかも大都電時代からのものかのような雰囲気を纏うに至っている。本来ばったもんだったはずのものも、長く根付いていくうちに本物に変わっていくのかもしれない。沿線の移ろいを見続けていて、そんなことを感じる。(イノテツ)

| 沿線散歩 | 09:43 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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どこにも行かない夏

この夏、当初は信州への旅行を計画していたものの、なんだか出かけるのが面倒になってしまった。
テレビのニュースで、お盆に帰省や旅行を予定している人は10数%で、予定していない人は50数%というアンケート結果を報じていて、その数字が、出かけない選択をさらに後押ししてしまった。
コロナ第6波までは周囲に感染したり濃厚接触者になった人はいなかったけれど、第7波になって、急にそういう人が現れるようになった。職場でも、子どもが発熱したとか、同居人が陽性になったとかで、常に何人か休んでいて、いよいよ身近に迫ってきた感じがする。
せっかくここまで感染せずにすんできたのに、ここでヘタに動いて感染してもつまらない。そんな思いも、出かけないモードにさらに拍車をかけた。
と言って、6日間のお盆休みの期間中、家にいてもしょうがない。
お風呂場やキッチンの排水溝を掃除したり、エアコンのフィルターを掃除したり、ベランダのドレンを掃除したりしたけれど、そんなことは半日もあれば終わってしまう。
そこで、休み期間中の1日、お昼を食べに出かけがてら、上野界隈を歩いてきた。
いつもだと、日暮里か西日暮里で降りて、谷中界隈を歩くのが定番の散歩コースになるのだが、今回は鶯谷で降りてみた。
まずは駅際の跨線橋で写真を撮ってみる。

鶯谷1

日暮里の下御隠殿橋もそうだけれど、ここも欄干が低く、フェンスとかで覆われていないので写真が撮りやすい。
そこから東京国立博物館方向へ歩いて行くと、寛永寺開山堂というのがあったので寄ってみた。

鶯谷2

ここは寛永寺を開山した天海大僧正を祀る寺だそうだ。境内が広く、伽藍も立派だ。
ここにも百日紅の花が咲いていた。お寺に似合う花だ。
さらに歩き、東京国立博物館を経て、芸大美術館に立ち寄り、開催中の「特別展 日本美術をひも解く」を観覧してきた。
それが目的だった伊藤若冲は後期の展示だそうで、残念ながら観ることができなかったけれど、宮内庁三の丸尚蔵館の収蔵品として初めて国宝に指定されたという全5件が展示されていて見応えがあった。
美味しいご馳走をたらふく食べた後のような満ち足りた気分を引きずり、谷中へ足を延ばし、最後に、いつものように諏訪神社の境内から写真を撮って、散歩の締めくくりとした。

鶯谷3

なかなか充実した時間を過ごせた夏の1日だった。何も、遠くへ行くだけが夏ではないなと思った(タラ坊)。

| 未分類 | 10:16 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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浅草から三ノ輪橋まで歩いてみる(1)

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タイに行ってきました! …うっそぴょーん('A`)
20とか30とかの値札に、なんかエキゾチックなものを感じませんか? でも、単位は日本円なのです。マクワウリ20円! 都内某所では韓国産のそれが398円(逆に誰が買うのやら)で売られてるのを思うと別世界です。
いろいろあって、私は毎年4箇所の墓に参ります。この日は母と一緒につくばにある父だけの墓と、土浦の母方の墓を参りました。
で、母方の墓の手前にこの店があるわけです。ここはそもそも花屋で、供花を買うために立ち寄るのですが、気まぐれにこうして果物や野菜が並んでおり、運がいいとこんな光景に出会えるのです。この日はスイカも安く、小玉のものが100円からありました。マクワウリともども数個買って帰り、食ってみると驚くほど美味いのでした。いやはや、大事なのは見た目より味だぜ。
「ガソリン代払ってもこれはお得だわ♪」と母ともども喜ぶものの、逆にいえば車でないと行けない場所なのが残念ではあります。

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ブログのメンバー恒例の鰻重を食う会。今回はアホキさんが完全に期日を忘れてたとかで欠席になったものの、タラ坊さんと私で決行。4000円を超える値段に、ああ1週間分の食費(←酒代は別)が…とかしみったれたことを思いつつも、こういう機会でないと味わえない至福を堪能した。
さらに例年通り隅田川を渡ってウンコビル近くのスカイルームへ移動。最高のアサヒビールはここで飲めるよ。東武電車がゆっくり通るので、鉄道俯瞰撮影の入門編には最適なところだ。
写真はリバティなわけだけど、先ごろ、新型特急の愛称が「スペーシアX」と発表されたよね。つまり、リバティは現スペーシアに代わるフラッグシップではなかったという事実も明らかになったわけだ。3両編成の多層建て運用を想定しているあたり、確かに地味ではあった。

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会をお開きとし、タラ坊さんとはつくばエクスプレス(TX)浅草駅前で別れた。TXの駅は公園六区付近にあり、詐欺駅名だとかいわれるのだが、地元の請願によるものなので責められない。
最寄りのバス停は普通に浅草公園六区と名乗っており、私の場合は、ここから都バスの草63に乗って、てれてれ巣鴨に帰ることもできる。だがダイヤホールにはまったようで、しばらくバスが来そうにない。短気なので待つのが苦手だ。
「じゃあ、三ノ輪橋まで歩いて都電で帰るか…」。炎天下なら思い付かなかったが、曇り空で暑さも控えめだ。ここのところ運動不足だし行ってみるか。歩き通せればいいし、へたれてもバスに乗れるから安心だ。

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実際、そこまで覚悟が要るほどの距離ではなく、沿道には寺社が多かったり結構楽しく、暑くさえなければ快適な道のりだ。暑くさえなければだけどね('A`)
夏は、意外と木に咲く花が少ない季節だ。そんな中で一際目立つのが百日紅である。白い花、赤い花。そして紫の花もある。紫の花が好きだ。過去の傷をえぐる色でもあるのだけれど…。

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大関横丁の交差点で2台目の草63に抜かれた。この交差点を直進すると三ノ輪橋電停はもうすぐなのだが、左折するバスにつられるように、私も少し寄り道をしていくことにした。滝汗をたらしながらも意外と体力に余裕があったのは、日差しが少なかったからだろう。
さて、なんか中途半端ではあるものの、今回はここで一旦話を切り、次回に引き伸ばすことにする |∀・)(つづく・イノテツ)

| 沿線散歩 | 08:11 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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時代の波の無情さ 〜ラーメン屋とローカル線と

今月は安倍元総理が暗殺されたり、仕事をおろされたり、ショックなことが重なった上で、今日は親父さんの命日だ。そうか、10年経ったんだな。そういえばあの日もこんなクソ暑い日だったっけ。澄んだ青空が妙に空虚に見えたあの日のことを、今日はリアルに思い出す。明日は墓参りに行こう。

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今日も鉄分薄いです。でも、この話題はぜひやりたかったんです。

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千石自慢らーめん。90年代に一世を風靡した背脂醤油豚骨ラーメンの雄です。90年代前半に学生時代を過ごした私にとっては、30年通い続けた生活の一部みたいな店でした。写真の西巣鴨店は私の母校のすぐ近くにあるのですが、残念なことに開店したのは卒業直後というタイミング。学生時代に通っていたのはもっぱら本店の方でした。
まあなんにしろ、大学卒業後も巣鴨に残ることにした理由の大きな部分は、このラーメン屋の存在にあったのです |∀・)
かくして社会人になってからも、また昨今の疫病禍にあっても、月に1〜2回くらいのペースで通い続けました。

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学生の頃から、そして最後まで、いつも注文してたのはこれ、もやしラーメンです。この手の店でよくあるもやしトッピングと違って、タレをひと回しかけてくれるのが嬉しいのでした。
ああ、こうしてこの店を過去形で語る時がこようとは。前回行った時は隣の席の人がラーメンの写真撮ったりしてて、初めてなのかなと気にも留めなかったのですが、店頭に廃業の告知が掲げられていたことに全く気付かずにいたのでした。西巣鴨店だけでなく、本店も含めて7月末で全てやめるとのこと。
確かに90年代の勢いはなかったものの一定の人気は保っており、廃業とはまさに青天の霹靂。長引く疫病の影響に加え、ここのところの材料費等の高騰が決定打になったのでしょうか。先が見えない中、早めの引き際を選んだのかもしれません。

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名残惜しいけれど食い終わってしまったのでした。店の人に挨拶をして外に出ると、もう二度と食えないんだなと、寂しさが込み上げてきました。そう、私の生活の一部が、強制的に削ぎ落とされてしまったのです。

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明治通り沿いの店は旧中山道が交わる角にあり、帰り道を巣鴨に向けて歩きました。旧中山道を渡っていく都電の風景は、学生時代と変わらないように見えました。もちろん、30年見てきたのだから、本当はそうじゃないことを知っています。いろんな店ができたり潰れたり、建て替わって店舗そのものがなくなったりを繰り返しながら、徐々に商店街の体裁を失っていくのを目の当たりにしてきました。
ネットが発達して実店舗の存在意味が薄れ、また、自ら動く必要も、リアルな物を持つ理由も失われてきました。そういえば私自身、つべの動画を見て回りつつ研究、魚介豚骨ラーメン(っぽいもの)のスープをお手軽に作るレシピに行き着き、ラーメン屋に行く機会は減っていたのでした。
千石がなくなるのも、そういう時代の流れなのかな…。私の中にそれを拒むものがあったせいなのか、商店街に残った昔からの古書店にそれこそ何年かぶりに行き、『ゴルゴ13』なんかを買い求めたりしたのでした。ようやく日は傾き、ほてりを残した商店街に影が伸びていきました。

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というタイミングで、JR西日本と東日本が、相次いでローカル線の収支を公表しましたね。これまで、大都市圏の収益をローカル線に突っ込んで維持していたのが、この疫病でそれもままならなくなったのでしょう。リアルが失われていく世の中で、ローカル線の存在感が薄れるのも流れなのかもしれません。以前書いた俯瞰の本でも紹介した久留里線の末端部なんか、目も当てられない収支です。JR的には明日にでも廃止したいことでしょう。
一方で、災害のために長らく運休していた只見線の最も深い区間(只見〜会津川口)がこの秋に復活します。ここも俯瞰の本で紹介しました。蒲生岳から再び列車を眺められるようになるわけです。

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被災前の只見線不通区間を蒲生岳から眺める(2010年5月 只見〜会津蒲生)

もっとも、ここは福島県が施設を保有し、JRは列車の運行だけを行うという上下分離方式での復活です。ここの収支は久留里線以上にひどいはずで、JRの独力ではもはや維持できません。こういう路線、区間が全国に数多あることが、数字とともに明らかになってきました。三セク転換、バス転換、BRT化、いろいろな対応がなされてきましたが、上下分離方式でJR線として維持するパターンは新しく、特に経営の厳しいはずの只見線でうまくいけば、他のローカル線に対して重要な示唆となるかもしれません。

この世は全てバーチャルで、リアルなんかそもそもありゃしない…そんな話も面白そうだけど、とりあえずここで語るのはやめておきましょう |∀・) (イノテツ)

※タラ坊さん
先日お送りいただいた画像をもとに、少し解像度を上げたものを追加うpしてあります。

| 鉄道と美味 | 19:18 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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