きまぐれ 鉄道日和

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東京さくらトラムは紫陽花の季節

大阪を中心に大きな地震があり、死傷者が多数出ているようだ。まずは亡くなった方々のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々へお見舞い申し上げたい。
地震の規模そのものは大したことなかったものの直下型だったために揺れが大きくなり、被害が拡大した。最大震度は6弱なので十分大地震と呼ぶべきものだろう。この地域は外人、中でも韓国人観光客の人気が高く、運悪く居合わせてしまった人も多かったのではないだろうか。彼らの国では驚くほど地震が少ない。昨年、浦項というところでM5.4の地震が起きて大騒ぎになった。かの国では観測史上最大級の地震で大きな被害が出たのだが、日本でいう震度にすると3か4程度だったらしい。日本だと「ああ揺れましたね」程度の出来事だが、これは世界の非常識だってことだ。昨今は政府もインバウンド呼び込みに躍起だが、日本にはこういう恐ろしいことがあるんだということを正直に伝えていく責任もあるはずだ。
そしてどうしても阪神大震災を思い出してしまうわな。今回の被害が当時より限られているのは地震の規模のみならず教訓が活かされているからだと思うが、まだまだ不十分だ。
かねがね思うんだが、もうインフラ拡大に走るより、現在あるものを維持・向上させるべき時期に来てるんじゃなかろうか。昭和の時代に野放図に造りまくったものが今になって重荷になり、危険の元になったりしている。維持・管理は建設より地味だから予算がつきにくいとかあるのかもしれないが、もうそういうゲスい考えはやめるときだ。大事なことは何なのか、みんなで考えなければ。

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という時節でもあるので、今日の本編は言葉少なに地味なネタにした。恒例の梅雨と都電である。
紫陽花は好きな花だ。根暗な性格なので、雨に映える、特に青紫の花が好きだ。向日葵みたいな、日差しを燦々と浴びて元気一杯みたいな花は、見てると逆に鬱になる(-_-)
沿線にも多くの紫陽花があるが、意外と電車とは合わせにくい。写真は、今の都電で一番好きな7701号車だが、現在、ヘッドマークを付けて運行している。

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こんなやつだ('A`) おいてめー、さくらトラムへようこそとか言いつつ、身を飾ってるのは薔薇ぢゃねえのかよこら(←密かに背景もだ背景もw)。多分だが、沿線のことを最もよく知っている荒川車庫の中の人たち自身にやっちまった感が最もあり、それを踏まえたデザインなんじゃないかと思う。もちろんそれは彼らのせいじゃないし、ヘッドマークそのものはとっても綺麗にかわいくできているので、もっと天気のいい時に撮り直したいと思った。

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そして例によって大塚駅前に移動し、何枚か撮った。以前、過労で倒れて臥していた時、回復を試すために必死こいてやってきたのが梅雨のこの辺りだったっけ。「ああまだまだ全然ダメだ」とガラケーで1枚だけ撮って帰宅したもんだった(←重くて一眼レフが持てない)。そう考えると、だいぶ体調も良くなった。

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雨の日、慌ただしく行く人をぼんやり眺めるのが好きだ。以前も書いたと思うが、ぱっぴいえんどの「12月の雨の日」に出てくる「流れる人波を僕は見てる」っていうフレーズにすごく共感する。仲間はいるのかなと雨の日の都電を撮った動画をうpしたことがあるがさっぱり伸びなかった('A`) 一般的な感覚とは、やっぱりずれてるんだろうな。

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まあいいんだ。共感してもらいたいとか思うから疲れるし、自分の言いたいこともしたいことも自主規制してしまう。そんなのはつまらん。したいことをやらせてくれよ、君の邪魔はしないからさ。

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でも一方それはそれとして、ファインダーの中の人物がJKかなんかだったらより絵になっただろうなとか思ってしまったりはするわけだ |∀・) やれやれ、なんだかんだ言っても結局は俺も俗物だ。(イノテツ)
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| 都電・路面電車 | 23:58 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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大塚のれん街〜都電沿線で異色の再開発

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例の登山グループで大菩薩嶺に行ってきました♪
週間予報に反して好天に恵まれ、上日川峠〜唐松尾根〜大菩薩嶺〜大菩薩峠〜上日川峠という極めてオーソドックスかつ緩いコースではあったものの、2000m級の爽快な山行を楽しむことができました。トウゴクミツバツツジ(←メンバーの方に教えていただいたばかりの知ったかぶり)がまさに花期であり、笹と唐松の合間にぼんやり浮かび上がる赤紫には妖しさを感じるほど。また、ブナをはじめとする新緑も美しく、陽光に透ける様は絵葉書に出てくるような光景。ただ、この感動を写真にとバシャバシャ撮っても、例によってろくな絵にならんのでした。やっぱり現場で見るのが一番です。
大菩薩には過去にもう何度も訪れましたが、孤独癖の私は常に単独行。かつては、塩山駅から麓の裂石(さけいし)までバスで行き、そこから歩くしかありませんでした。裂石〜上日川峠は歩くと2時間ほどかかり、車道を行く車を眺めながらの行程にはいささか泣けるものがありました。近年は栄和交通が甲斐大和駅〜上日川峠間にバスを走らせており(不定期運行)、これを利用すると日帰りも十分可能です。それでも、上日川峠や赤い事件で有名な福ちゃん荘あたりでテントを張ってまったり一泊すれば、これからの季節、贅沢な週末の過ごし方になるでしょう。
前回来たのは何年前だったかの厳冬期、マイナス20度の福ちゃん荘でテントを張ったときで、結構本格的な冬山気分でした。ところが、今回来てみたらツアー客のゾロゾロっぷりに驚愕。この数年で時代が変わったのかな。確かに素晴らしい山なのですが、百名山ブランドに踊らされてねえかと内心思ったりもしたのでした(←おめーもだおめーもw)。

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上・平成24(2012)年8月/下・平成30(2018)年5月

ここのところ凝ってる定点撮影。先日に引き続いて大塚駅前なのだが、今回は北口だ。先日は、撮影がうまくいかない理由を3つ挙げた。
1.思わぬところに構造物ができてしまう
2.定点に立てない
3.そもそも定点がどこだか分かんない('A`)
そしてここにもう一つ足さねばなるまい。
4.ていうかどうやって撮ったか忘れた\(^o^)/

デジタル時代になり、基本的なデータは画像ファイルに保存されている。だが、それだけでは分からないこともある。
年月を経るうちに使う機材が変わることも大きな原因だろう。以前にぶっちゃけたが、一眼レフを持ち歩くのが体力的にきつく、ミラーレスに持ち替えている。無駄口枠でも書いたように登山も趣味であり、ごつくデリケートなカメラは厳しいのだ。実際、一眼レフの頃は魂が怖気づき、山に行く回数が有意に減った('A`) 同じ場所で同じ画角で撮ったはずなのにこうも違う絵になるのはレンズの違いなんだと思う。

さて本筋に入ろう。旧景の都電7022は昨年引退したが、実は除籍されたわけではなく現在も荒川車庫にいる。新景のように7700形が後を引き継いでもいるし、往年の名車・7000形が消えた! というショックは意外と小さい。こうして昼間の写真を見る限り、最も目立つ変化は中央左のビルなわけだが、これはマンション(ba03)である。この辺り、山手線の駅に近いにも関わらず古民家が多く残っていた。空き家も増えており、地元・山口不動産による再開発が進行しているのだ。最も目立つのは、写真の左外側に建ったビル(ba01)で、飲食店のほか、星野リゾートのホテル「OMO5東京大塚」が入る。新景で左端のたこ焼き屋が影になっているのはこのビルによるものだ。
まあここまでは世間でよく聞くタイプの再開発である。

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上・平成27(2015)年11月/下・平成30(2018)年5月

底辺の私が注目したのはもちろんそこではない。ba01のビルと都電の線路を挟んで整備された飲み屋街(ba02)である |∀・) 旧景はほんの3年前。定点写真というには「熟成」が足りないところではあるが、この変化をぜひご覧いただきたかった。路地の奥に都電が走っており、新景ではその向こうにOMO5東京大塚の明かりが見える。長らく営業していたコインランドリーはその後しばらくして閉店するのだが、そもそも建物そのものが老朽化していた。こりゃ近々取り壊して再開発だなと思い、旧景を撮影したのだ。夜を選んだのは侘しさを表現するためだったが、それが思わぬ形で奏功したわけである。
予想に反して取り壊しはなかなか行われず、それどころか一部に改装工事が施されてコーヒーショップになった。この店はまもなく撤退してしまうが、「取り壊さずに活かす」という発想がここで生まれていたことが分かる。ba01とba03の建設はそれ以前からとっくに進んでおり、それに挟まれたba02は後付けか、予定変更の産物だったのではないだろうか。
こうして改装は建物全体、さらに周囲の古民家にも及んだ。私が観察した限り、鉄骨を入れるなど建物の補強が施された一方、外壁の古びた味わいなどは極力残す方向で手が入れられたようだ。

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5月9日のオープン以来、入居した各店は若い層を中心に賑わっているようだ。もともとこの周辺は地味に飲み屋が多く、相乗効果を生んでいるように感じる。まあその一方で「やかましくなったわ(# ゚Д゚) 」というぼやきも漏れ聞こえてくるわけだが。

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こうして周辺で再開発が進む一方、立ち退かずに頑張っている家もある。ショーケースがあり、かつては商売をしていたのだろう。いい雰囲気の建物で、現在も人が住んでいて貴重だ。一方、この餃子屋の外壁に貼られたホーロー看板は中華の雰囲気を醸す目的だと思うが、その中華なのかという、なんか際どい意匠のものが多い。どうやらカオスな景色が形成されていきそうだ。これはこれで面白そうであり、工事の推移を見守っていきたいと思っている。



こちらが動画で、オープン当日の9日と、その最初の週末の12日に撮影した素材で編集している。チンドン屋や獅子舞が繰り出すなど、賑々しい様子と都電の絡みをご覧ください。(イノテツ)

| 都電・路面電車 | 09:39 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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東京さくらトラムは薔薇の季節

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以前もここに書いたことがあるかもしれませんが、「カルーアミルクのようなもの」です。以前のものはインスタントコーヒーを甲類焼酎と牛乳でシャカシャカ混ぜたものでした。前と何が違うのかというと、撮影時、カメラのホワイトバランスをいじりました |∀・) 自分ちの台所も、色合い次第でオサレに見えるもんですね。
あと、インスタントコーヒーを液体の濃縮コーヒーに替えました。これは最近各社からペットボトルのが出ていて、中でもジョージアブランドのものは6倍濃縮と他社のものより濃いため、より焼酎と牛乳の比率を上げられ、濃厚なカクテルに仕上げることができます。シャカシャカせずとも綺麗に混ざる上、なんといっても香りがいいです。
これ、本当に美味いのでつい何杯も飲んでしまいそうですが、6割は牛乳でできているわけで、飲みすぎれば当然太ります('A`) 牛乳を低脂肪乳とかに置き換えるのも一手ではあるのですが、やはりコクと香りはかないません。健康志向の向きには豆乳に置き換えるのもいいでしょう。何杯も飲もうとは思わなくなるので、むしろお薦めかもしれません。

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ここのところは鬱の症状も安定、このGWは旅行にでもなどと思えるほどだったのだがやっぱりダメだった。前半こそ実家で野良仕事などしていたものの、中日は本業の仕事、そして後半は引きこもりという見事なダメっぷりを晒すのだった(-_-) とはいえ食料もなくなってきたし買い出しには行かねばと、6日の午後になってようやく外に出た。

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上・平成21(2009)年6月/下・平成30(2018)年5月

この際、課題にしていた定点撮影が1組できたのでご覧いただきたい。
旧景は9年前。前回うpしたものより大塚駅南口の変貌ぶりが掴みやすいと思う。架線柱のほか、右下のガードレールは歪み具合まで変わっておらず絶好の目印になった。駅ビルが建ち、JRの高架や都電の電停入り口が大きく隠されてしまったのが最も目立つ点。旧景上部には、先日取り壊された大塚ビルが見える。中央左のバス停は移設され、地下駐輪場の出入口ができた。タクシーだまりも移設されベンチのある広場になったことは前回も書いた。あとはあれだな、左下に箱が設置されてしまったのは絵的に痛かった('A`) 変わったもの、変わらないものを対比でき、定点写真としてもなかなか面白いものになったと思う。
この撮影で最も苦労したのは実は高架を走る山手線。面白いほど都電とタイミングが合わないのだ。手前の貨物線の列車でもいいってことにしたのだが、それでも2時間以上粘って一度もタイミングが合わず断念。今回の新景は再挑戦してやっと撮ったものだ。今度はポイントに立って最初に来た電車でタイミングが合った。不思議なもんである。

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さて、沿線は今、薔薇の見頃を迎えている。儚く散る桜と違い、薔薇は種類を入れ替えながら1ヶ月ほど見頃が続く。秋に咲くものもあるので、沿線をイメージする花というとまずはやっぱり薔薇が思い浮かぶ。誰だよ愛称を「東京さくらトラム」とかに決めたのはw

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地道な管理の賜物だろう、見事に咲き乱れており、気が沈んでいても目を奪われるものがあった。ただ、電車と合わせて撮るのが難しいのだった。うまく構図に収めることができない。

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困り果てて、結局電車の入らない写真を撮ってみた。これは動画向きだなと思ったがあいにく風が強く、穏やかな雰囲気が出せそうになかったので日を改めることにした。(イノテツ)

| 都電・路面電車 | 01:31 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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定点撮影の難しさ(失われゆく風景番外編)

民進党と希望の党が合流し、国民民主党ができるんだそうだ。分裂した民進党がまた合わさり、看板を掛け替えるわけだ。民主党系の離合集散は当初から繰り返され、それは民主党政権下においてすら止まなかった。だが、新味をアピるこの手法もすでに飽きられ、起死回生策にはなり得ていない。当人たちが「ゼロからのスタート」と言うのも、実際にゼロにまで落ちた支持率(希望の党/毎日新聞2月調査)をネタにした自虐ネタなのかもしれない。
小池百合子都知事が中心になって希望の党が結党されたときは期待したものだった。保守系野党を標榜し、政権交代をも目指したわけだが、党勢拡大策から民進の議員を大量に迎え入れたことで「失望の党」になってしまった。民進議員を左右に仕分けようという構想から、左側は立憲民主党に集結し安定感を見せているが、希望の党に来たのは右側などではなく残りカスだった。民進に右側なんかいなかったことが証明されたわけである('A`)
以前、同じことをしてしくじった例がある。日本維新の会である。現在の維新は国政政党としてはだいぶ小さくなってしまっているが、それでもおかしなのを切り離した結果、きちんと仕事をする野党としての存在感を維持している。数に目がくらんで民主系に手を出すのはもうやめた方がいいってことだ。希望の党は結党メンバーを中心に存続するそうだ。維新とともに、働く野党を目指してほしい。
で、この国民民主党とやらも、相変わらず審議拒否という名の職場放棄をし続けるんだろうか。百田尚樹氏の「邪魔ばかりして仕事せんのなら、もうずっと出てこんでええわ」という発言はいささか極論に過ぎるにしても、国民の冷たい視線を言い表したもののように感じる。

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「失われゆく風景」をテーマに大塚駅前〜鬼子母神前間の都電を撮り始めて10年になるので、今年は本格的に定点撮影をしてみたいと企てており、前回も二組を紹介した。だが、あれは比較的うまくいったやつで、実際の撮影はなかなか難しい。今回は、三組をご覧いただきつつ、その難しさを愚痴ってみようかと思う。

1.思わぬところに構造物ができてしまう
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上・平成20(2008)年12月/下・平成30(2018)年4月

左端を白いライトバンが横断していくところまで合わせてあるこだわりようw 併用軌道化の工事により、インファンド軌道への敷き替えと架線柱のセンターポール化が進んでいる。だが、このセンターポールがばっちり構図の真ん中に立ってしまった('A`) まあ普通、柱はなるべく避けて撮りたいわけであり、これは大変困った。今後は構図を変えるべきなのか、資料としてこう撮り続けるべきなのか。

2.定点に立てない
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上・平成20(2008)年12月/下・平成30(2018)年4月

大塚駅の南口は全てが変わったので、北口にある右端のビルを目印にして撮っている。旧景には懐かしい旧木造駅舎が写っており、旧塗色の都電とともに昭和50年代の雰囲気を醸していた。新景ではバス停が電停近くに移設されている。そんな中で定点は現在生垣になっており、立つことができない。こうした例は多く、かつて撮影ポイントとしたはずの踏切が移動していたりして定点に立てないのだ。一組目で線路の向きが少し違うのも、そんな理由だと思う。

3.そもそも定点がどこだか分かんない('A`)
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上・平成14(2002)年12月/下・平成30(2018)年4月

先ほどの新景で移設されていたバス停は、かつてはここにあった。旧景で路面に「バス停」とペイントしてある辺りが新景で電車が横断している辺りに相当する。つまり、歩道の位置も変わったのだ。隣接していたタクシーだまりは移設され、その場所は、先日紹介した広場になっている。
緑屋根の旧駅舎は立派な駅ビルに建て替わり、位置を合わせる目印がない。かつて大塚のランドマークであり、旧景でも右上に見えている交通新聞社の広告塔。これが建っていた北口のビルも、とうとう先日取り壊されてしまった。定点がつかめず、ちょっとこれでは比較にならないかな。

旧景は普通に撮ればいいのだが、新景はそれを真似っこして撮らなければならない難しさがある。旧景の画像をスマホに入れて持ち歩き、カメラのモニタと見比べながら調整していくのだが、やってみるとなかなか面倒だ。試行錯誤して、よりうまく撮れたら差し替えたりしていきたいと思う。(イノテツ)

| 都電・路面電車 | 07:54 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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失われゆく風景2018春〜現れた完成予想図

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東池袋大勝軒には思い入れがある。学生の頃から通って行列に並んだ。今や伝説の人となった故・山岸一雄さんがこれまた伝説となったぼっこい店で見せていた手さばき、そして中華そば(当時530円)の味わいを今でも鮮明に思い出すことができる。近所にはオート三輪が出入りし、四半世紀前の当時ですら相当時代がかっていたが、再開発がなった今となっては道筋も変わり、屹立する高層マンションに当時の面影を見出すことはできない。
大塚大勝軒のマスターはそんな山岸御大の直弟子の一人だ。他のお弟子さんたちと比べて御大の歳に近かったため、東池袋での修行時代にも「弟?」とか思っていたが他人だった。ちなみに「息子?」と思っていた一番弟子もやっぱり他人だったが、現在は2代目を名乗る大勝軒の直系である。
とはいえ、より御大の味をしっかり継いだのは、年齢の近い大塚のマスターだった。巣鴨に住み着いた私はこの幸運を喜び通い続けたが、やはり年齢のことがあって体力が続かず、店を小さいハコに移し、さらに営業時間も徐々に縮んでいった。
そして、昨年12月、何の前触れもなく店を閉めてしまった。いやあぁぁぁっ、あたしを置いていかないでっ つД`)・゚・。・゚゚・*:.。
私のラーメンライフにぽっかり穴が空いた。他にも旨い店はあるけど、やっぱり大勝軒がないとつまんない。今日あたり、気まぐれに復活してねえかなと跡地に足を運んでみたら、本当に復活していたw
嘘ぢゃねえか、都内にも狐が出るのかと撮ったのが冒頭の写真だ。ただ、店に出ているのは若いお兄さんで、なるほど味は少し落ちていた。それでもマスターの味を継ごうという心意気が感じられたのが嬉しかった。今後に期待だ。
お兄さんに訊いたところでは、マスターは店には出ないものの、引き続き関わるという。お兄さんの年齢では、おそらく御大のラーメンを直接食ったことはあるまい。でもその心を、マスターを通じて受け取ってほしい。大勝軒ファンの切なる願いである。

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ときどきやる「失われゆく風景」シリーズは、「雪の日の都電」シリーズに並ぶ定番ネタになってきた。しかも「失われゆく風景」については道路整備・併用軌道化のアナウンスがあって撮影を始めてから今年でちょうど10年。節目になるので、じっくり見ていきたいと思っている。
で、今回は見た目はあんまり面白くないものの、2組の定点撮影をご覧いただきたい。

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上が10年前の12月、下が現在である。どこが変わったか、見比べると結構興味深い。沿線の家屋が立ち退いてビルに建て替わっている。そして踏切が2箇所撤去されている。これは工事中の臨時措置ではなく併用軌道化への工程であり、復活することはない。道はできるが横断しづらくなる。どうだろうね、これは沿線民にとって便利になるのか逆なのか、ちょっと微妙だ。

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もう一組はこれ。同じく10年前と現在の定点撮影だ。もはや線形以外に同定できるものがない。架線柱すら仮のものに建て替わってしまっている。そして二組とも、新しい写真では奥がインファンド軌道に敷き替わっていることにお気づきだろう。

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インファンド軌道については、リンクから調べてみてね。要は路盤をセメントで固め、レールを樹脂で固定する工法なのだが、このシリーズで以前私が言及したように、緑化軌道にも適しているのだった。今回来てみたら、軌道に土が入れられていた。

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で、これが沿線に建設中のマンションの完成予想図。都電の線路が緑化軌道になっているのが分かる。最終的にはこうなるんだね。もちろんこのCGはマンション宣伝用なので、両脇、そして向かいにもビルが立ち並ぶことになり、こんなスッキリした景色にはならない。とはいえ、下町の情緒を今に伝えるとかいわれた路線がこうなるんだと、いよいよ具体的な図として現れたという感じがした。(イノテツ)

| 都電・路面電車 | 05:38 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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