きまぐれ 鉄道日和

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秋風の線路〜関東鉄道竜ヶ崎線(1)

自費出版の日本文学館が、あくどい勧誘で業務停止命令を喰らった。同社の親分が業界大手の「某社」であることは公然の秘密であり、ダメージは逃れないだろう。
00年代初頭の「某社」の勢いは凄まじかった。駆け出しだった当時の私もそれを目の当たりにしている。私は制作の請負をしていただけなので、契約のあれこれを知る立場にはなかったが、それでも、これがいつまでも続けられるとは思えなかった。
そうした中で私は問題を起こし、吊るされ、干された。まあいろいろあったが、結果として外に目が向く機会になったのだから、あれで良かったのだ。
「あなたの本が書店に並びます!」。このフレーズは確かに魅力的だ。だが、実際に並ぶかどうかは書店次第だったりもするわけで、そこにどれだけの価値を見出せるのかは人それぞれだろう。この機会に、バーコードの付いていない綺麗な装丁の魅力も見直したい。デザイナーの端くれとしては、素直にそう思う。

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前回、常総線の撮影で筑波山が霞んでいたのが残念だったのでリベンジだ! などと思ったりもしたのだが、月末期限の仕事があって無茶もできない。実家に帰るついでに、少しでもお手軽な竜ヶ崎線に行くことにした。
常総線は取手〜水海道間が複線であり、開放感がある一方で哀愁に乏しい。竜ヶ崎線なら全線単線、単行のキハのみだ。短い盲腸線というのもいい。東京からローカル線の哀愁を味わいに行くなら、ここが最もお手軽だ。

DSC_0244.jpg

鉄道を撮影する場合、線路に並行する道を歩いてポイントを探すのが基本だ。並行する道路が多いほどポイント探しは楽だ。私はこれを「線路と道路の親和性」と勝手に名付けている。「線路と道路の親和性」が最も高いのが路面電車であり、低いのが新幹線だといえるだろう。で、この竜ヶ崎線であるが、極めて低いと言わざるを得ない('A`) 線路に沿って歩くことがほとんどできない。並行道路は県道5号線だが離れているし、もう1本の県道271号線は見晴らしこそいいものの終日逆光と、条件が残念だ。佐貫〜入地間では特にそれが顕著で、ポイントを探しながらだと、線路にして1㎞進むのに2〜3㎞くらい歩かされる。撮影は、入地〜竜ヶ崎間でした方が無難だなあと感じた。
さて、この写真もそんな中、あまり条件の良くない踏切から撮影したのだが、ここ、ただの踏切ではなかった。

DSC_0245.jpg

廃駅の跡だったのだ。現在、竜ヶ崎線の途中駅は入地駅しかないが、私鉄の割に駅間が広いと思ったら、こういうことだったのだ。この南中島駅のほか、入地〜竜ヶ崎間には門倉という駅があったらしい。竜ヶ崎線はこの2駅を廃止した後、昭和46(1972)年に日本初のワンマン路線となるのだが、途中駅が1つだけで両端が有人駅なら不正乗車もできないわけで、ワンマン化には都合が良かったといえるだろう。なお、この南中島駅跡、この小さな立て札以外に遺構らしきものは見当たらなかった。

DSC_0248.jpg

ここは入地駅付近の田んぼ。意外なことに、刈り取られないままで2反ほど残されていた。種籾用だろうか。田舎の地面に腰を下ろし、列車が来るのを待つ時間も嫌いではない。旧型のキハ532によるこの日の運行はこの便で終わり。間に合ってよかった。(イノテツ)
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| ローカル線紀行 | 12:19 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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