きまぐれ 鉄道日和

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失われゆく風景番外編〜日暮れる雑司ヶ谷

南シナ海の波が荒立ってきた。暗礁に人工島を建設する中国に対し、米国がその12海里内へ駆逐艦を派遣した。日本やフィリピン、豪州などは早速支持を表明したが、韓国や台湾は煮え切らない態度だ。国際法に則った秩序を維持するのか弱肉強食の帝国主義に戻るのか、周辺各国は、ここで明確な立場を示すべきだ。
おそらくこの問題は、台湾が同海域に離島(太平島など)を持っていることから、中国がこれを際限なく拡大解釈して起こしたことだろう。ではなんで台湾がそんな離島を持っているのかといえば、日本統治時代の名残である。日本がこれら離島を、行政上、高雄市の管轄にしたのが現在まで続いている。もちろん台湾は、暗礁を埋め立てたり、他国の領域を奪ったりという無茶はしていない。だが、火種の一端を担ってしまっている関係上、浅はかなことは言えないのだろう。こうして考えると、実は日本統治時代が火種の根源だったといえなくもない。平和条約において放棄だけを決め、あとはシラネという処理にしたのは、日本を含めた当時の国際社会の無責任だった気がする。
子供じみた話だが、帝国主義に走った国は、必ず海外領土を欲しがる。今の中国は、まさにこれだろう。あまり無茶をして、手広くやろうとすると身のためにならないぜ。世界最長寿の国として、日本は自らの失敗を踏まえ、長寿の秘訣をそう中国に教えてあげたいところだが、耳を貸すわけもないあたり、実に残念でやるせない。

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しばらくぶりで雑司ヶ谷の都電併用軌道化工事の進捗を見てくるかと、庚申塚電停に行くと、やってきたのはレトロ風車両の9002。おお、これはついてる♪ と乗り込んでみたら、こんな飾り付けがしてあった。なんか、すごく不吉な予感がした('A`) やれやれ、今年もやるのか、このイベント。馬鹿騒ぎは、せめて人様に迷惑をかけないようにやってほしいものだ。

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不吉な予感は当たった。工事の柵は思いのほか線路や電車への日差しを阻み、午後遅くなるとろくな絵にならないことが判明したのだ。一応記録として撮るだけ撮っておいたが、ブログのネタとしては没('A`)
この際、作戦を変更し、日が暮れるのを待つことにした。この、都電雑司ヶ谷電停に近い踏切は、線路がいい感じのカーブを描いており、美しく光る弧を見ることができた。また、この狭い範囲には、辛うじて昭和の沿線風景が遺されている。終日逆光なので、夕方こそが撮影に適した時間帯だといえる。

DSC_7542.jpg

都電の撮影ポイントとして最も有名なのは、サンシャイン60を背景にし、高戸橋を渡る電車を捉えられる学習院下〜面影橋間のカーブ付近だろう。都会的な都電を撮りたいなら、新宿の超高層ビル群を背景にできるこっちの方がよりかっこいいと思うが、やはり終日逆光であり、素直な撮り方ができないのが残念なところ。大きな起伏のあるこの区間。遠くに現れたヘッドライトが一旦隠れ、また現れる様子は、何度見てもしびれる。

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8900形の投入により、本格的な7000形の引退が始まる。一部は改造を受けて残るようだが、モーターをVVVFに換装するなどの大規模なものになるらしい。そうなれば、もう吊り掛けモーターの重い音も、記憶の中で響くだけになってしまうだろう。

DSC_7561.jpg

ここで7000形のオリジナル塗色の7022がやってきたが、暗くて全然分かんないね('A`) でも闇が無味乾燥になった周囲の景色を隠し、暮れゆく空が一層広く、印象的に見えた。本来の撮影はできなかったが、これはこれで良かったかなと思える夕暮れの雑司ヶ谷。思いのほか気温が下がってきて、この秋初めてポケットに手を突っ込んだ。(イノテツ)
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| 都電・路面電車 | 05:39 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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