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きまぐれ 鉄道日和

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始発の山手線へ徒歩34分

オウム事件の死刑囚13人のうち、上旬の7人に続いて残る6人も処刑された。異常な事件だっただけに長い時間がかかったし、短期間での大量処刑もことの異常さを物語っている。
ここで盛り上がってくるのが死刑の是非という話である。死刑執行の命令を下すのは法務大臣だが、その度に死神と罵られる。今回、上川陽子法相は一挙に13人の執行命令をしたのだからその圧力は一層だ。だがそれは大多数の国民の意思に沿ったものであり、私はこの決断に敬意を表したい。
死刑制度に異議を唱える層は内外にいるが、自分だけがいい人になりたい、つまりエゴではないか。罪のない人の人権を残忍に踏みにじり、永遠に亡きものにした者の人権とは、どれほど守られるべきものなのだろうか。きちんと裁判を受けさせ、その罪状を十分明らかにした上で公的に処刑する、それの何が悪いのか。
死刑制度を廃止した国では警察に強大な権限があり、まだ容疑者の段階にすぎない現場で容易に射殺してしまう。容疑者は裁判を受ける権利すら与えられず、実は無実かもしれないのに真実を明らかにする機会が永遠に失われるのだ。今回、日本は残忍な国として非難を浴びているが、本当に非人道的なのはどっちなのかという反問が聞こえてこないのが不思議だ。
死刑制度は犯罪率低下に寄与しないという説もあるが、客観的に調べれば、日本の犯罪率が諸外国より桁違いに低いことがわかるだろう。私は、特に日本において死刑制度の存在が犯罪率を下げているとは思わないが、要は、死刑廃止論者は論理的なものの考えをしていないということだ。捕鯨に反対してテロ行為を働く手合いと思考回路が似ている。
社会秩序はあくまで客観的な視点で保たれるべきで、感情的、まして宗教的であってはならないと思う。それは必ず思考にバイアスをもたらし、独善的な判断に偏るからだ。

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鉄道に並ぶ趣味が登山である。30代の頃は毎週のように列車に乗り、山に出かけた。二つの趣味が融合し、充実していた。だがその後、過労で倒れ、鬱に陥り怪我もして、以前のように動けなくなった。
幸い徐々に回復しつつあり、「再び八ヶ岳に行きたい」という願いが叶うことになった。もちろん、まだまだ単独では難しく、仲間に混ぜてもらった登山グループのメンバーとしてである。公共交通機関専門だった頃、八ヶ岳への登山口は美濃戸口、麦草峠、稲子湯、または小海線の各駅から延々歩いた。このグループでは、車でかなり上がることができるのが嬉しい。

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ただし、「八王子駅前に午前6時」とか待ち合わせ時刻が無茶だ('A`) 渋滞に巻き込まれないようにするためだが、巣鴨在住の私が最寄駅から出発しても、6時に八王子は間に合わない。大崎からやってくる内回りの始発400Gは巣鴨に着くまでに5時を回ってしまう。これは八王子で前泊かとも一瞬思ったが、池袋始発4時34分の350Gに乗れれば間に合うことが分かった。未明の池袋駅まで歩くことにした。

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「池袋でラーメンを食ったら、腹ごなしのために歩いて帰る」というマイルールがある。そのため、自宅と池袋の間を歩くことは大したイベントではない。この場合、概ね徒歩25分で帰宅できる。
だが、登山よろしく、このコースは標高差があるため、自宅から池袋へ向かうためにはもっと時間がかかるのだった。加えて、テント泊用のフル装備(+酒)を背負っているため、思うように足が進まなかった。今夏の異常な酷暑、未明だというのに街中は30度を超している。湿気も手伝って滝汗が吹き出した。

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池袋は巨大な駅だが、巣鴨から徒歩で行くとここ、北口が一番近い。池袋駅の中でも最も場末感漂うところであり、中国人に占拠されて日本の警察権が及ばないとかいう都市伝説もあるが、実際にはそんなことはない(んじゃないかな)。私の行きつけの飲み屋もこの付近にある。昼間は蕎麦屋をやってるらしいが夜しか知らない |∀・)
この時点で4時30分。発車まで4分、写真とか撮ってる場合じゃない。だが、このどんよりした雰囲気に妙に惹かれるのだった。こんな時間でも活気がある。さすがは眠らない街である。まだ昨日が終わっていない人といち早く今日が始まった人が行き違う独特の時間帯だ。

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山手線内回りの池袋始発電車は5番線から発車する。始発用ののりばにはホームドアがないので絵的に綺麗だ。4時32分、発車2分前でどうにか間に合った。
「始発」という言葉には2つの意味がある。その日最初の列車という意味、列車の出発点という意味。この350Gはどちらにも当てはまるということになる。なんだかいつもぐるぐる回っているイメージの山手線だが、他の路線と比べてことさらに特殊なわけではない。普通に初電も終電も、そして始発も終点もあるのだ。
山手線は基本的に時刻表が必要ない路線だが、この時間帯はしっかり時刻や接続を確認する必要がある。そのことが、いつもの電車にほんのり旅情を帯びさせた。(イノテツ)
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