日本のマスコミでは報じられない脱原発デモに参加してみた
赤坂のマクドナルドでツイッターを見ていたら、渋谷で脱原発デモがあるという。飛び入りOKと言うことなので、行ってみることにした。
原発は決して望んでいた訳じゃないが、こんなことになってしまったのは無関心だったことが原因、野田政権はどうも脱原発に関しては後退しているようで、この期に及んで声を出しておかないと、許可したことになってしまうという思いがあった。
もう一つは、マスコミでいっさい報じないデモとは一体どんなものなのか、どれくらいの盛り上がりなのか、この目で見ておきたかったというのもある。
とりあえず渋谷のセンター街から出発と書いてあったので行ってみると、すでに移動した後のようだった。人はたくさんいるものの、デモ隊はどこにもいない。
ツイッターに場所についての書き込みがあるか見ていたら、
「国道沿いで7人しかいない」
なんていう書き込みもあったりで(すぐに嘘だと分かったのだが)、ちょっと不安になる。表参道方面に向かったという書き込みをみて、早足で向かう。
渋谷から20分くらい歩いたことろで見つけた。結構な規模だ。見えているだけで100人くらい、先頭までは見えないのでわからないが、少なくとも7人ではない。(主催者によると1600人だったとのこと)

そのまま参加すればいいのかと思っていたが、ガードレールを隔てた自転車道を歩いている。
集団縄跳びにはいるときみたいで、どのタイミングで入った良いのか分からず、最初は外から写真をとったり、遠巻きに見ているだけだった。
「今声を出さなくて良いんですか」みたいなアナウンスがあり、えいやっと列に参加。周りに軽く会釈をして歩き始めた。とくにプラカードも用意していなかったので手もち無沙汰だったが、少しづつ慣れてきた。参加してからは小一時間ほどで、警察とも特にトラブル無く渋谷駅近くの終点に到着。
ご苦労様の挨拶や次回のデモの告知などのあと解散。わずかだがカンパもしてきた。50年生きてきてはじめてデモと言うものに参加した。
それにしても脱原発デモのニュースというのは見たことがない。それほど長時間テレビを見ている訳じゃないのでどこかでやっているのかもしれないが(小さな扱いだろう)。東京電力から多額の金を貰っている以上、スポンサーに不利なニュースは流せないというのは誰でも知っている。
そんなことに不審をもつ海外メディアからは、声を出さない日本人はへたれだと思われているらしい。まあ、海外からどう見られようと知ったこっちゃないという意見もあるだろうが、ちゃんとデモはやっていて、それなりの規模なのに、テレビがニュースを流さないだけなのだ。

テレビの影響力と言うことでいうと、だんだん力は弱まっているものの、残念ながらまだまだ影響力は大きい。今年頭に起こった中東革命もツイッターやフェースブックが原動力だということになっているが、じつはテレビの影響が大きかったらしい。中東にはカタールの首長が支援するアルジャジーラというテレビ局があり、西側べったりとは一線を画している。ここが連日デモの様子を報道し、あの革命が起きたという。中東あたりではインターネットを使えない人も多く、やはり多くの人の情報源はテレビなのだ。
このあたりは日本でも同じようなもので、お年寄りなどまだまだネット使えない人も多い。そういう点でやはりテレビの影響はまだまだ大きいといわざるを得ない。
日本でもアルジャジーラのような、公正中立な放送局がないものだろうか(アホキ)
| 未分類 | 21:03 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑
おお、反原発デモに行かれたのですか! そうです、日本人はヘタレなんです。これからは、自分の主張に合ったデモにはどんどん参加しましょう!
私はいうまでもなく右翼系ですが、去年辺りからデモに出るようになりました。反原発デモと同じ頃に反フジテレビデモがあり、私はこれに参加しようと考えていましたが、結構自分の動画を使ってもらってるし、そもそもすでにテレビ見てないし、今回は見送りました。ヘタレですみません('A`)
マスゴミは左翼系のデモなら10人でも報じますが、右翼系のデモは1万人でも報じません。反原発デモは中核派なんかもかんでいて左翼系だと思いますが、それでも報じないのは、なんか汚い利権が絡んでいるからでしょう。
マスゴミには「報じない自由」っつうものがあるそうです。最早、信用するに足りません。でも今はネットがあります。市井の者でも、声を上げれば何かができます。私あたり、アホキさんとはかなり主張が違うのに、同じブログでなんか訴えてるのも気がひけるのですが、許してくれるものと信じております |∀・)
「公正」の定義も難しいですからなんとも言えませんが、こうしたデモを報じる(ていうか実は主催してる)局、実は日本にもあります。もう地上波はあてになりませんから、こういうのに目を向けていく時代なのかもしれませんね。
デモといえば、タラ坊さんこそ熱かった時代の生き証人です。コメントが楽しみですね。でもきっと、主張云々を越えたところで共感してくださると思います。
| イノテツ | 2011/09/24 23:41 | URL |