きまぐれ 鉄道日和

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【詳細】都電に33年振りの花電車

「撮影が終わったら後ろの方と交代してあげてくださーい」
「まだ時間はありますから押し合わないでくださーい」
いつものイベントなら譲り合ってスムーズに進む交代。今回は、職員の繰り返しの呼びかけにも関わらず、一向に列が進まない。誰かが居座っているのだろう。そういうのが一人いるだけでモラルは崩壊してしまう。時間がなくなると皆焦り出し、自ずと押し合いになる。そこを外部スタッフに小突かれる。飛び交う罵声。そして、最後まで撮影の順番はまわってこなかった。

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形式写真撮影は叶わなかったが、その後に設けられていたディティールを撮る時間には、結果として近づきやすかった。で、こういう珍しい構図となった('A`)

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今回の花電車のデザインコンセプトはバースデーケーキだ。しかして、このような洒落っ気のある演出もされていたのだが、ほとんど誰も気付いておらず、残念なことだった('A`)

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花電車出発に先立ち、セレモニーが行われた。ここでは比較的いい場所を確保できた。先日も書いた通り、荒川区長のスピーチが興味深かった。都電の芝生軌道化は現実化する感じだ。現在も、一部区間で実験を行っているが、以前やっていた実験は見事に失敗していた。今回のが成功し、本格導入につながればいいと思う。「鹿児島でできたのだから東京でもできるだろう」。荒川区長、何気に勉強しているなあ。
一方、我が豊島区長、この人は区営LRTの推進論者であり、それで過日の選挙でも一票投じたわけだが、この日は当たり障りのない発言に終始して残念だった。「LRTやるぜ、おまえら応援してくれ」とか言えば拍手喝采間違いなしだったと思うが、うかつなことを言うと、反対派が元気になってしまうのだろう。

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それにしても、花電車の集客効果は半端ない。私はナウなヤングなので、前回・昭和53年の花電車のことは記事と写真で知るのみだが、6両連ねて賑々しく走った当時と違い、今回は1両。露払い車両もないので、前回を知っている人には相当しょぼく見えたかもしれない。それでも沿線には一目見ようと、驚くほどの人が出た。
震災を受けて、当初6月だった運行予定が10月になった。デザインには「がんばろう日本」のコピーが追加された。何やら最近はこれが虚しく響いて悲しくなる。

さて、一応鉄道ブログなので、ヲタネタも注入しておかねば。
前回の花電車では乙6000形という車両が使われた。これは、都電を代表する車両・6000形の屋根や客室を取っ払って造った電動貨車である。この改造は荒川で行われた間に合わせのもので、その後車体が歪み、廃車されてしまった。

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現役時代の7500形7510号車

一方、今回の花電車で使われている花100形の種車は7500形7510号車である。今回の改造は外注している。屋根を残して強度を保ち、運転席背後には新たに扉が付くなど、本格的な改造になっている。今後も引き続き使う前提だと思う。近い将来、違う機会に、新しい装飾をまとった花電車が走ることを、今から期待してしまう。
7500形そのものは、震災直後の3月13日に引退している。そのため、特に都電ファンが花100形を見る目には、ことのほか熱いものがあるのだ。

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今回の花電車、見せ場は夜だ。電飾が美しい。まあ確かにこれを電力不足の夏にやったら、某鼠園同様に叩かれたことだろう。涼しくなった今の時期の方が、むしろ良かったんじゃなかろうか。

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もっとも、夜のスチル撮影は難しい。走行中の姿を撮るのはなおさらだ。流し撮りはリスキーだし、ISOを上げて画質が荒れるのもイヤだ。そんな場合は、信号に引っかかってるところを撮るのがいいだろう。大塚や飛鳥山辺りの信号ならほぼ確実に引っかかるので、比較的落ち着いて撮れる。
初日の沿線は混雑で阿鼻叫喚となったが、まだ今月中に走る機会がある。
都電荒川線の花電車の運行ダイヤについて

その機会を狙った方が落ち着いて撮れると思う。私も出直すつもりだ。(イノテツ)
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| 都電・路面電車 | 17:13 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

阿鼻叫喚ぶりは5枚目の写真で想像できます。
ライトアップされるとディズニーっぽくて、バースデーというコンセプトがよくわかります。
東京Dランドは自家発電装置を持っているので、東電の供給電力に関わりなく通常営業できたそうですが、自粛したとのことです。

| タラ坊 | 2011/10/04 21:43 | URL |

タラ坊さん

東京都交通局の前身は東京市電気局といい、現在も水力発電を行っています。直接都電の電力を賄っているわけではないので、間接的自家発電という感じでしょうか。それでも、電車を減便している状況で花電車を走らせれば叩かれたでしょう。鼠園とて同じことです。
すっかり涼しくなり、当面電力の心配がなくなったこの時期は、いい選択だったと思います。私なんかは、この夏、40%以上の節電を続けました。ご褒美のようなものかなあと、電飾電車を見ながら思っていました。

| イノテツ | 2011/10/04 23:38 | URL |

押し合いへし合いの中、結果的に珍しい構図になったという
2枚目の写真が結構好きだったりします。
下から3枚目の夜の写真もいいですね

| アホキ | 2011/10/05 11:02 | URL |

アホキさん

鉄ヲタの習性として、車両をぶった切って撮る勇気がなかなか湧きませんよね。それをやる前に、無難なのを押さえときたいわけです。それで、一般人からすればいたってつまらんはずの形式写真を撮るために群がってしまう悲しき性('A`) 2枚目は、縦位置で無理矢理車体を納めたのも撮ったものの、こっちの方が面白いと思って選びました。こういうことをわざとできるようになれば、一皮むけたといえるんでしょう。
夜の撮影は条件がシビアな分、余計同じ場所に人が集まるんですよね。飛鳥山では、後ろの人も撮れるよう配慮して、完全に座り込んだためローアングルになっています。

| イノテツ | 2011/10/05 23:09 | URL |















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