きまぐれ 鉄道日和

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東京の底辺を生きる

マカーの私としては、まずスティーブ・ジョブズ氏のことに触れなければなるまい。

私が社会に出たのは1996年。就職氷河期の奔流の中、新卒での就職に失敗していた。学生時代からのマク○ナルドのバイトを継続しながら就活を続け、ようやく某出版社に入ることができたわけだが、面接で「マックは使える?」と問われ、「今まさにバイトでやってます」と答えての採用だった。パソコンの名前だとは思わなかった。意図はともあれ、完全な大ボラ吹きであった('A`) バレたらまずいので、必死で勉強した。出版業界はDTPの黎明期にあり、それでも間に合ったのは幸運だった。以降、現在に至るまで一貫してMacのみを使い続けている。

ジョブズ氏はアップルの創業者だが、社内の内紛から一時期会社を離れた。その間にマイクロソフトにしてやられたわけである。97年に復帰。だから、彼がアップルを立て直し、発展させる歴史は、私のMac歴とほぼ符合する。
楽しませてもらった。この間のMacは本当に面白かった。特に、初代iMacが出たときの衝撃と感動は、今も忘れられない。Macのみならず、iPhoneやiPodなど、多くの傑作機を生み出した一方、Power Mac G4 CubeやMighty Mouseといった駄作の数々も忘れられない。マカーは寛大で、こうした駄作に文句を付けるより、なんとか使う方法を工夫したり、自虐ネタに持っていったりして大騒ぎしなかった。ジョブズ氏の持つカリスマ性がそうさせたんだろうと思う。

それまでのパソコンは仕事で使うものだった。それを家電と融合し、一体化していく道筋を作ったのがジョブズ氏だ。他社は、これに追随したに過ぎない。そうだなあ、日本で喩えれば本田宗一郎とか松下幸之助に相当するような歴史的人物だと思う。彼の早すぎる死を悼み、冥福を祈るとともに、彼が育てた多くの後進たちが、今後もエキサイティングなものを創り続けてくれることを切に願う。

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あ、そうそう、今日のネタは凄まじく辛気臭いので、そういうのが嫌いな人は、ここで引き返した方がいいです |∀・)

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ようやく涼しくなってきた先日、知人のアパートで鍋パーテーを催した。彼は、件の会社で部下だった人物である。うわっ、なんて不味そうな鍋なんだっ('A`) 私は思わずつぶやいた。「待て、この鍋、ほとんど野菜しか入ってねえぢゃねえか」。もっとも、彼と一緒に食材を買い集めた時点で、そんなことは分かっていた。肉を、肉を買う金がない。メインは、写真の右端にチラリと写っている魚のアラである。「いい出汁が出るんだよ。食える部分はあんまりないけどな」。以前、同じ場所でキムチ鍋をやったことを書いたように思うが、当時より確実に経済状況は悪化している。確か、あの鍋には肉団子が入っていた・゚・(つД`)・゚・
ギャグとか演出でやってると思う人もいるだろう。あなたは幸せだ。私もそんな人生を歩みたかった。2011年秋の都内某所で、現実にあった光景である。時折過ぎていく電車の音が、より哀愁感をかき立てる。これが男女の同棲なら四畳半フォークの世界そのものだが、今の時代、これについてこられる女など、そういるものではない。「本物」だけが出せる凄みのようなものが、この写真にはあると自負している。救いなのは、この鍋が見た目ほどは不味くなかったことだ。

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数日後、私は両国駅で降りた。そう、ちゃんこ鍋の本場である。ちゃんこ鍋旨いよね。ちゃんこ鍋食いてえな。だが当然そんな経済力があるわけもなく、雰囲気を味わうだけだ('A`) 目的は運転免許の更新。これだけで3250円取られるのだから、うかつな金の使い方はできない。
私はゴールド免許なので、更新場所の選択肢が多い。その中でここを選んだのは、更新場所の本所警察署が駅から近いからだった。視力に不安があった。疲れると目が霞んで視力が落ちるので、なるべく歩きたくなかったのだ。前日は極力睡眠時間を取り、現場の待合室でも目を閉じて視力確保に努めた。AKB大島優子のチラシが目についたが、それをもらうのも、視力検査をパスしてからだ。ここで「条件:眼鏡等」とかになると、眼鏡を作らなければならず、そんな金はない('A`) かなりの切迫感だった。
果たして視力検査は難航した。「大分視力落ちてますよ、気を付けてくださいね」と注意を受けつつどうにかパス。優子チラシをもらい、講習を受けて、新しい免許をもらった。なんだか写真の目が二重になっていた。いうまでもなく整形なんかしていない。いろんな意味で疲れてるんだな俺。でも、辛うじて視力を保てたのは、Macのモニタが目に優しい液晶だったからだろう。ジョブズに感謝だ。

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景気のいい時期ならすかさず仕事に戻ったものだが、悲しいことに時間がある。少し辺りを歩いてみることにした。両国駅から少し東へ行くと隅田川テラスというのがある。河川敷が遊歩道に整備されているんだね。総武線の車内から見ていて、行ってみたいと思っていたところだ。

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案の定、総武線がよく見える。まあ、黄色帯のE231系(と209系)しか通らないとか、編成が全部入らないとか不満はあるが、都区内でこういう広々とした風景を見られるのは貴重だ。うまくすると、隅田川を行く船と合わせられるかもしれない。このときも実は撮れたのだが、何となく中途半端に思えて、今回は没ることにした。(イノテツ)
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| 都会の鉄道 | 03:10 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ジョブズは残念でしたね。
私もアップルはAPPLE2のころから知っている口なので
いろいろな思いがあります。アップルは
エポックメーキングなマシンを作ってくれますが
開発に関わろうとするとえらく苦労させられます。
じつは今もちょっと複雑だったりします。
(単にXCODE4が動かないだけですが^^;;)

底辺生活ですが、本気で脱出したいと思っているなら
必死で変えるべきだし、
実はこの生活も案外悪くないジャンと思っているなら
(多分こっちのような気がしますが)、このままいけばいいと
思います。非常にエコな生活な訳でそういう意味では
やはりご自分で引き寄せているようにも感じます。

人生に無駄はないというのが最近の私の信念で、
こういう経験もいつか必ず役に立つと思いますよ。

| アホキ | 2011/10/07 08:51 | URL |

アホキさん

ジョブズの発想についていく開発者たちの苦労は、凄まじかったでしょうね。
学生の頃、完全アナログ人間だった私は、「パソコンからキーボードがなくなったら使ってやらんでもない」とか強がっていましたが、その道筋も見えてきたようです。まさしく巨人でした。

そう、底辺生活そのものはエコで健康的なものです。ですので、実は景気がいいときでも、生活レベルは概ねこんなでした。でも本当に金がなくてやると気が滅入るのもまた事実。何しろ遠出ができなくなるのが辛いです。生活はこうでいいので金は欲しい。これが正直なところですね。
今、私の運気は底で、足掻くほどどつぼにはまるので、耐え忍ぶ時期です。いろいろ思うに任せませんが、一方で視界が澄んできたように思います。こういう時期があって、初めて見えてくるものがあるんですね。

| イノテツ | 2011/10/07 17:52 | URL |

私がこの業界にかかわりはじめたころは、ちょうど、活版から写植へ移行しようというときで、エディタースクールで活版の指定の仕方というのも習いましたが、実戦で使う機会はなく、写植の1Q1H0.25ミリとか割付計算の仕方とかを必死で覚えたものです。
私がパソコンを使うのは、文字入力が主ということもあって一貫してウインドウズでしたので、マックと言ってまず思い浮かぶのはマクドナルドのほうです。
そのうちなんとかなるだろうと思ってこれまで生きてきましたが、ますますなんともならない状況にはまりはじめているというのは私も同様で、年をくっているぶん、私のほうが事態は深刻かもしれません。
それでも相変わらす、そのうちなんとかなるだろう、と思ってはいるのですが……。

| タラ坊 | 2011/10/07 20:34 | URL |

タラ坊さん

就職した頃は、写植からDTPへの移行期で、DTPとはいうもののデータ入稿はまだできず、プリントしたものを版下として入稿していました。編集者も、まだまだ手作業で切り貼りしていたものです。「将来、PDFで校正とかするようになるらしいぜ」「うっわー21世紀くね?」とか話し合っていました。時は流れました。
巷で「明日は明日の風が吹く♪」みたいな歌をよく聞きますが、明日にはさらにイヤな風が吹きそうな昨今、あの手の説教ソングを聞くと、「もう疲れたよパトラッシュ」とか思い、一層鬱になる自分がいます(-_-)
私のみならず、世の中全体の病巣が深いですね。

| イノテツ | 2011/10/07 23:54 | URL |















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