きまぐれ 鉄道日和

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オーストレールパスについて

 ずいぶん時間が経ってしまったが、これからオーストラリアを鉄道で旅行してみたい人のためにオーストレースパスの紹介をしよう。これはオーストラリア中のほとんどの長距離列車をカバーする3つの鉄道会社が乗り放題になる切符だ。

mapmapau_20111015094843.jpg


 3社とはグレートサザンレール鉄道、カントリーリンク鉄道、クイーンズランド鉄道で、座席はエコノミークラス、レッドカンガルークラスが対象だ。レッドカンガルークラスというのはヨーロッパでいうと二等車相当、日本だとグリーン以外の普通車に相当する。そうはいってもシートの間隔は日本の特急列車くらいには広く、列車によってはグリーン車に近いのもありで快適。価格もそれほど高くはなく、主要都市を数カ所回ってみたい人にはかなりお得だ。

http://www.australia-train.com/product_info.php?products_id=723

 有効期間は3ヶ月と6か月がある。それぞれ650オーストラリアドルと890オーストラリアドル。今だとオーストラリアドルが75円位なので、日本円にして5万弱と6万円台後半。普通に買うと、たとえばシドニー~パース間(インディアンパシフィック号)は660ドル、アデレード~ダーウィン間(ザガン号)は680ドルなのでそれだけで元が取れてしまう計算だ。

http://www.perthtourist.com/pdf/trainfares.pdf


R0011364s.jpg
最初に利用するときに発行されるチケット。この内側にオーストレールパスの証明書(パスポート番号など個人情報が書かれているので公表を控えさせていただくが)、バウチャ、ラゲッジチェックシールなどが貼られる。



 ただし、燃油サーチャージがかかる区間もある。アデレード~パース間でだいたい10オーストラリアドル前後(ちょっと記憶が怪しいのだが)。アデレード~ダーウィン間も同程度。東海岸の路線では取られなかった。

 また、日本の青春18切符やユーレイルパスのように、いつでも行ってポンと乗れる訳じゃなく、乗るときは事前に予約が必要になる。予約は電話でもOKだが、日本人がいきなり英語で電話というのもハードルが高い。最初のうちは駅に行って身振り手振り、時には紙に書いたりしながらやりとりするといいだろう。シドニーセントラル駅ではわりとまったりと対応してくれた(というかどこにいってもまったり対応してくれる^^)。

 予約が済むとバウチャーが発行される。バウチャーにはどの列車の何号車の席かが書かれている。パソコンでプリントアウトしただけの紙っぺら一枚なのだが、チケット代わりなので、乗り込むときに必要となる。列車が動き出すとしばらくして、検札があって、バウチャーは回収される。

 荷物は駅で預かってくれる。夜行列車など夕方発の場合、朝方でも預かってくれるのでコインロッカー代わりになるし、預けてしまえば途中乗り換えがあっても目的地まで自動的に運んでおいてくれる。荷物を預けると行き先別の色紙のような物(ラゲッジチェックシール)が貼られる。

写真R0011369s.jpg
上の水色のシールが荷物のラゲッジチェックシール



 荷物を引き取るときはラゲッジチェックシールを見せればOK。実は駅によっては見せずに持っていってもOKなところも多く、このあたりはかなりアバウトだ。最悪、悪い奴が勝手に持っていってしまうことも考えられるので重要なものは手荷物として持っておくべきだろう。ちなみに私は3か月で一度もトラブルはなかったが。

 電話での予約は最初はかなり緊張するが、わりと聞き取りやすい英語なので、慣れればなんとかなる(と思う)。電話が使えるようになるとやはり便利で、宿泊先の都合で別の列車に変えたいとか、あるいは途中で気が変わったなんていう時も電話一本でOKだ。

 最初は、ちょっとめんどくさいところもあるが、慣れればどうってことはない。オーストラリアの広さを体感してみたい人にはおすすめの切符だ。(アホキ)


追記: 大都市周辺の鉄道について

 大都市近郊はメトロという電車が網の目のように張り巡らされている。オーストレールパスでこれらに乗ることは出来ないのだが、中距離列車には乗ることが出来る場合がある。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Passenger-Rail-Australia-Map.png
 Wikipediaにさらに詳細な地図が載っていたので、そちらを見ていただくとよくわかるのだが、特にシドニー周辺やメルボルン周辺は私の想像以上に中距離鉄道網が張り巡らされていた。シドニー周辺(青)はカントリーリンクのカバーするエリアなのでオーストレールパスが使える。また東海岸から内陸に入る線路(赤)もクイーンズランドレールなので使える。
 残念なのがメルボルン(緑)でこちらはVラインという会社の管轄なので使えない。パース周辺(黄)も同様にトランスWAなので使えない(もっともパース~カルグーリー間はグレートサザンレールがあるのだが)。

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| 未分類 | 09:50 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

鉄道で燃油サーチャージがかかるところがあるというのは、いかにもオーストラリアですね。国土の広さを感じさせます。
それにしても、オーストラリア英語というのはかなりクセがあると聞いていますが、電話で用件を済ませられるというアホキさんの英語力に感心します。
私などは単語をつなぎ合わせてどうにか、というところです。

| タラ坊 | 2011/10/15 10:32 | URL |

私なんか、英語の発音がいいなんて言われるんですよ(・∀・) 洋楽ばっかり聴いていたせいでしょうか、音としては聞き取ることもできます。ただし、言語として何を意味してるのかは全く分かりません('A`) 列車の英語案内放送で「beyond」という単語が出てきます。日本人的には「ビヨンド」ですが、実際には、どう聴いても「ビヤァ」です。なに、ビヤァ? ビールでも飲みたいんかとなっちゃうw 日本人は受験や生活でおかしな英語と触れており、この知識が正しい習得を妨げているのでしょう。

乗り換えると、荷物も乗り換えてくれるんですか、これは助かるけど不安ですね。空港でも、自分の荷物がちゃんと回ってくるか毎度不安だったりします。
都市近郊の中距離列車くらいが、日本の鉄道のスケールに相当するんでしょうね。大陸横断・縦断鉄道への憧れはもちろんのこと、こういう中距離列車のローカル臭にも興味があります。

| イノテツ | 2011/10/16 09:42 | URL |

タラ坊さん

オーストラリアなまりは有名ですが、実際かなり
やられました。アメリカ人でさえ6,7割くらいしか
聞き取れないそうで、わたしなんぞいきなり話しかけられたときは全く理解できませんでした。
でも鉄道予約のときのオペ-レータの英語はなまりもなく
ゆっくりだったのでわりと聞き取れました。
でてくる単語もある程度決まっているし、慣れですね


イノテツさん

前置詞とか動詞の使い方は英語特有ですよね。

英語の得意な人に聞くと、英語を聞いたときに
最終的に残るのは単語でもなくて音でもなく、
映像(イメージ)だそうです。

音を聞いて映像が残るようなときはわりと聞き取れているんですが、この映像がちっとも浮かんでこないときってのがよくあるのが困りものです^^


そうそう、中距離列車が意外とおもしろいんですよ
で、中距離といっても目的地まで10時間なんてのは
ざらです。^^
そういう意味ではメルボルンのVラインもオーストレールパス
にはいっているとよかったんですけどね

















| アホキ | 2011/10/17 11:15 | URL |















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