きまぐれ 鉄道日和

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雨したたる四国へ(1)

今年もやってきたボジョレー・ヌーボーの解禁日。もうこのネタも3回目だが、恒例なので押さえておかねばなるまい。とはいえ、深まる困窮はさすがに大殺界というべきなのか、コンビニで売ってるのは最安値で980円、買えるかそんな高い酒('A`) だいたい今日だって、電車賃惜しさに歩いて帰ってきたこの身の上。ああ貧乏はイヤだ。今年のヌーボーは諦めるしかないかな…なんて思いながら巣鴨の西○に入ると、390円の小瓶を発見。最安値きました♪ これならどうにか買えるぞ。実はペットボトルなわけだが、そんなこと言わなきゃ分かんねえしな |∀・)

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つまみは市販の豆もやしに、ベランダのプランターから間引いてきた葉っぱを散らしただけのもの。100円くらいのものかな。
そして、こうなるとBGMが重要だ。ジャズにしよう。ジャズのアルバムでいちばん好きなのは、やっぱりアイク・ケベックの「春の如く」。彼のテナーサックスは無条件に染みる。おかしな奇をてらわないのもいい。…てな具合に、さっくり一本空いてしまうのだった。
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さて、倉敷への出張があり、その仕事が終わると、四国へ向かうことにした。毎年、年末にこっそり行く墓参り。せっかく倉敷まで来たのだから、足を伸ばせば墓は近い。
青春18きっぷの時期でもなく、全く普通の運賃を払わざるを得ない。であれば、JRにこだわる必要もないので、児島駅まで下津井電鉄を利用した。

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嘘じゃないじゃん。ほら、ちゃんと「下津井電鉄」って書いてあるじゃん('A`) 鉄道線廃止から20年以上経つ。考えてみればナローに乗ったことがない。三重に残っているナローで、追体験できるかな?
倉敷までの暗黒の夜行バス11時間が拷問だったので、のどかな地元の路線バスに揺られたいと思ったのだった。旅先で乗る路線バスには、なんともいえない旅情がある。まあ、ほとんど寝てたわけだが。

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児島駅の窓口で松山行きの切符を買うと、「特急券は自由席ですか指定席ですか」と問われた。「いや、乗車券だけでいいです」と答えるとき、やけに惨めな気分になった。同情するなら金をくれ('A`)
なお、券面の経由には「本四備讃・予讃」とあり、変に納得した。通常「瀬戸大橋線」と呼ばれるが、茶屋町~宇多津間には本四備讃線という立派な本名があり、切符にはその本名の方が記載されているのだった。

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無情の雨がしとしと降り続けていた。無理して撮影してもさえないなあ…もう列車に乗っちゃおう。

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瀬戸大橋を渡った列車は、概ね高松方面へ向かうため、松山方面へは何度かの乗り換えを強いられた。それでも、観音寺からの普通列車が松山行きだったのはラッキーな方だった。

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予讃線は単線なので、普通列車は交換待ちだ特急通過待ちだといって、駅ごとに数分止まる。そのため、瀬戸内海の対岸を走る山陽本線と比べると段違いに遅い。四国のメインルートには違いないのだが、ローカル臭が濃い。青春18きっぷのポスターに再三登場するあたりからも、それが伺える。
ここ伊予西条駅でも数分の停車となったが、この駅の名物は、ホーム上に湧き出る清水だろう。駅前に足湯や湧き水のある駅は時々見るが、ホーム上に湧き出ているのは珍しいと思う。地元の天然水を飲むというのも、また旅の楽しみの一つだ。
墓参りは明朝にすることにしたので、あとは風呂に入り、ネカフェに泊まるだけだから急ぐこともない。急がない旅で、てれてれ走る鈍行に揺られるのはいいものだ。

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まあ、問題はこのシート配列だったりする。すいている時は気にならないが、混んでくるとロングシート側からの視線が気になる。もちろん、ロングシートに座った場合も、目のやり場に困り、気まずい。JR最初期の車両に、こうした困ったものが多い気がする。
それでも、夜行バスとは比べられないほど楽しい。完全に「移動手段」に特化した夜行バスと、その行程も商品である鉄道では、交通機関としての性格が全く違う。私は、少々高くついても行程を大事にしたい。だが、近年の夜行列車の衰亡は、私の考えが少数派に過ぎないことを物語っているのだろう。(イノテツ)
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| 鉄ヲタ紀行 | 13:19 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ジャズとワインとは、なかなかお洒落ですね。
ジャズもしばらく聴いていません。
私のほうも、倉敷から京都までの、普通電車を乗り継いでの鉄道行も、それなりに楽しめました。
昨日お話した、新聞の読者欄に載っていた、三陸鉄道復旧のための公的資金投入に関する、赤字鉄道に税金を使うことに意味があるのかという投書に対し、今日の同じ欄で、それに対する反論が載っていました。その趣旨は、鉄道は経済効率というモノサシだけではかるべきではないというもので、私も、その説に賛成です。

| タラ坊 | 2011/11/18 16:39 | URL |

タラ坊さん

ワインなんて普段は飲みませんから、ちょっとイベントチックな気分ですね。ここのところは平日はジャズ、休日は70年代の邦楽を聴いています。天気がよければ出かけるのですが、この週末もまた雨のようですね('A`)

昨日の再現になってしまうのですが、理屈ではないんですね。原爆で焦土と化した広島で、いち早く運転再開し、市民を勇気づけたのは広島電鉄でした。今、同じ役目を三陸鉄道が果たそうとしています。数字に見える費用対効果という意味では、公的資金投入の効果は薄いといわざるを得ませんが、三鉄は復興の象徴になるべき存在、心理的な効果はプライスレスです。
効率もいいのですが、金は心の温もりと、笑顔を作るために使いたいですよね。今年から、そういう時代に変わりました。2011年は、645年、1192年、1868年、1945年に相当するような年になるんだろうと思っています。

| イノテツ | 2011/11/18 21:17 | URL |















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