きまぐれ 鉄道日和

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ウクライナの問題点

ウクライナに来て3週間経つが、永く居ると短期の旅行では見えないこともだんだん見えてくる。
前回「あることがなければ」の続きを書こう。

翌朝起きると、おなかがゲボゲボと洗剤を飲み込んだような感じになった。前日食ったものがあたったかなと思ったが、このアパートに戻って数時間経つと、必ずこうなる。
かすかに化学物質の臭いがする。しばらく居るとおなかがゲボゲボになってくる。舌に変な味がしてきて硬直する。とにかく気持ちが悪い。

私は化学物質過敏症なので余計に敏感なのだが、いままでオーストラリアでも、他の街でもこんなことはなかった。
もっともすぐ気がつく分、症状は軽くて済んだ。窓を開け放って新鮮な空気を吸い、日本から持ってきた納豆を乾燥させたもの5,6粒食べるとお腹も回復(納豆パワー恐るべし!)。

3日目に部屋を交代しても同じだから、たぶん建物全体に殺虫剤のようなものがまかれていると思われる。殺虫剤でなくて建材か塗料かもしれない。出どころはよくわからないが、この国では安全基準はどうなっているのかということが気になりだした。

短期の旅行で、しかも健康な人ならこれくらいはどうって事はないだろう。しかし、この環境に永くいると、おそらく、私のような化学物質過敏になる確率が高いと思った。

オーストラリアや西欧ではこういうことはあまり気にしないで済む。裏では厳しい安全基準があるからだ。20数年前某家電メーカーに務めていたときも電気コードの安全基準がヨーロッパでは特に厳しかった。

しかし、ここでは、そんなこといってらんねという事情があるのだろう。物価が安い分、安全のような見えないコストは省略せざるを得ないはずだ。

この点に関して後日、ウクライナで知り合ったサラリーマン(個人情報が入るので仮名スターシャとする)と話をした際、裏が取れた。

ウクライナには安全基準などという前に貧困の問題があるとのこと。ネットによると平均サラリーは月3万円台だが、スターシャも大卒30代前半、エアコンの取り付け工事をしていて3万円くらいだという。

http://www.777money.com/torivia/torivia4_4.htm

ウクライナには放射能に関して世界一厳しい安全基準があるが、スターシャは大卒にも関わらずこの事を知らなかった。そのまえに普通に大気汚染の問題があり、放射能まで手が回らないという。

アパートの相場は1.5万円くらいだそうで、ふつうのサラリーマンなら残り1.5万円。これで一ヶ月過ごすのはいくら物価が安いウクライナでもたいへんだ。安全がどうとかいう前に今日の食い物、寝場所、着るものを確保しないといけない。

オーストラリアにいった時、この国はつくづく豊かだな~と感じたが、ウクライナでは逆を感じる。

もっとも日本も昔は貧しかったわけで、安全基準なんていう前に食べ物や衣服、住む家だった。私の住んでいたところも公害が酷かった。それで今になって化学物質過敏症なのかもしれないのだが。

ウクライナは美しい面、良い面だけじゃなくて、キツイ面、悪い面も含めて、かつての日本のようなところがある。(アホキ)
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| 海外鉄道紀行 | 20:22 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

納豆というのは結構すごいんですね。
私は、納豆をはじめ、キムチだとか、匂いの強い食べ物が苦手で、あまり食べないのですが、これからは努めて食べるようにしましょう。
「安全基準なんていう前に食べ物や衣服、住む家だった」
というのは、今現在の私がそうで、「今日食べること」が最優先になってしまっています。
考えてみれば、昔は「除菌」などということが今ほど言われませんでしたし、食べ物の消費期限表示などというものもなかったわけですが、それでも、私などは、この年になるまで、たいして病気らしい病気にもならず生きてきました。
よほど丈夫な体にできているのでしょうが、こういう人間にかぎって、いくときはコロッといってしまう、というようなことがよく言われますね。
ところで、北朝鮮の金正日総書記死去のニュースは、そちらでは、どういうふうに伝えられたのか、ちょっと興味があります。

| タラ坊 | 2011/12/29 15:42 | URL |

私なんかは匂いの強いのが大好きで、納豆にも馬鹿みたいにネギを入れて食います(水戸の生まれですしね)。友人と食事をするときは、「何でもいいけど臭いものを食いたい」が口癖で、結果、アジアンな店に行くことが多いですね。

国内ですべての経済が完結しているのであれば物価が安くてパラダイスですが、悲しいことに安全は国際価格ですから、高く感じるのも道理です。私自身も貧困層に転落しましたし、生活を維持するために、安全を犠牲にせざるを得ない部分があります。社会全体が貧しい場合には、それが極端になってしまうわけですね。

根本的な原因は世界の人口増加と大量消費でしょう。明らかに、世界規模で破綻のときが近づいています。すぐに対策しないといけないのに、相変わらずエゴをぶつけ合ってばかりです。このままでは共倒れです。貧しい者から倒れていくでしょうが、少々順番が早いという程度のことです。
今日の記事では、いろいろ考えさせられましたが、自分の知恵のなさが身にしみます。

| イノテツ | 2011/12/30 01:01 | URL |

タラ坊さん

わたしも40以前は納豆が食えなかったんですが、今は薬だと思って食べてます。とはいうものの、こっちでは全く手に入りません。オーストラリアでもシドニーのごく一部の店でしか買えなかったので、納豆は外国人もダメのようです。
その代わりヨーグルトとミルクの中間のようなケフィアという飲み物があって、よくのんでます。

キムジョンイルの件は、テレビを見てないので、しりませんでした。
たまたま知り合った日本人に教えてもらったくらいです。そもそも日本人はおろか中国人も台湾人もほとんどいません。あとこっちのニュースは当然ですがロシア語で全くわかりません。ミンスクのアパートにあったテレビはチャンネル数はけっこうあって、Bbc(英語)も一つだけあったんですが、やっぱりよくわかりませんでした(とほほ)。ただ結構な頻度で放送していました。


イノテツさん

水戸生まれで納豆が食えなかったら、いきていけないでしょうね。いやそれにしてもこんな食い物よく見つけたもんだと思います。日本人の寿命が長いのは納豆のおかげなんじゃないかと思ってます。

安宿に泊まっているおかげでけっこういろんな国の人と話すんですが、今じゃどこも格差が拡がって、小数の大金持ちと大多数の貧困層という構図になっているといいます。
資本主義っていうのは、人間の欲をベースにしているだけに自然で強いシステムだと思いますが、欲がベースって事は資本主義は人間そのものというか、一種の野獣だと思います。
だから、資本主義をコントロールするには鎖が必要なんですね。ところがこの数年、自由化の名の下に鎖を外すことばかりやってしまった。その結果、人が野獣にコントロールされるようになってしまったのではないかと思ってます。

| アホキ | 2011/12/30 03:04 | URL |















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