きまぐれ 鉄道日和

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マレーシアからタイに抜ける

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 マレーシアからタイには、西海岸のパダンブサールから北上するのが普通ですが、普通すぎて面白くないので、東海岸のルートをたどることにしました。
ただ、マレーシア側の街コタバルからタイに向かっては線路があるようでないというか、地図をみると、確かに線路が続いているようなのですが、どうなっているのかいまいちよくわかりません。

こういうのって妙に惹かれるんですよね。そんな訳で、まずはコタバルに行ってみることにしました。

 クアラルンプール(KL)からバスに揺られること10時間。実はKLで体調を崩してしまい、ずっと下痢気味でした。マレーシアより衛生状態の悪いインドネシアでは大丈夫だったのでおそらくKLのミネラルウォーターの硬水が直接の原因だと思うんですが、ヒートアイランドの温度差なんかにも体力を奪われた気がします。

バスでは途中の休憩所で麦芽飲料ミロを飲んだだけで、コタバルに着いたときもよれよれのへなへなでした。ちなみにコタバルの宿は一泊300円ちょっと。数々の安宿を制してきたアホキですが、さすがに安すぎてこわい。実際オーナーはほとんど掃除もせず、ほったらかしというという雑なところはあったのですが、基本的に環境のいいところで、自分で掃除をすれば、朝晩は涼しく、エアコンなしの宿でも快適に過ごせました。3泊の予定を3日延ばし計6日間の滞在で体調も回復。硬い運個が出たときは心底ほっとしました。汚くてすいません。

 ちなみにコタバルは第二次大戦でパールハーバーと同じ日に日本軍が最初に上陸した場所とのことで戦争博物館があります。展示物は少なかったですw あと果物が安い! スーパーの投売りコーナーで完熟マンゴー6個で100円とか、ランブータン30個くらいで100円でした。

 コタバルから先はトゥンパトまで線路が続いています。ただ、そこは終着駅で線路も途絶えてました。
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トゥンパト駅


 宿にタイの鉄道時刻表が貼ってあり、スンガイコロク(Su-ngaiKolok、タイ)というところからバンコクへは一日2便(午前と午後発)列車が出ていることがわかりました。しかし、そのスンガイコロクまではどう行くのか、最寄りの駅の時刻表で調べてもわかりません。地図をよくみると、コタバルから先のトゥンパトではなく、少しもどったパシルマスというところからスンガイコロクに向かって線路が分岐しています。

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でそのパシルマスに行ってみたんですが、やはりタイに行く列車はないようです。ネットをみていたら、テロで国境を越える列車はストップしたままという情報がありました。タイの最南部はイスラム勢力が強く独立の動きがあるようで、2011年9月に爆弾テロ事件があったとのこと。その影響でマレーシアからタイへの渡航制限がかけられていたようです。

http://pakati.blog123.fc2.com/?mode=m&no=143


マレーシア側のパシルマスからタイ側のスンガイコロクまで線路はあれど列車がない! どうしたものか? 結局、マレーシア側の国境の町ランタウパンジャンまでバスで行き、そこから歩いて国境を超えることにしました。

国境を通過しているのはほとんど車かバイクで、歩いているのは私だけ。マレーシア側にある出国用のオフィスは小さな小屋で、うっかりすると通り過ごしてしまいそうでした。パスポートを見せてスタンプポンで出国手続き完了。

出国するとすぐ小さな川がありますが、渡るのに2分とかかりません。茶色くにごった川で、たいした感激もないなーとか思っていると、横に鉄橋がありました。レールがギラリと光っているので鉄道用です。
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おおーーこれだこれだ、ここを列車は走っていたはず
(今でも貨物列車だけは走ってるらしいです)。

 タイ側のイミグレーションはかなり立派な建物でした。入国カードに記入し、2、3質問に答えあっという間に終了。

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スンガイコロクの駅までは800mくらいで、いたって平穏。国境の街には何かしら怪しさや暗い影が付きまとうものですが、歩いた限りでは実に健全な雰囲気。街全体が警戒態勢にあって、そのおかげなのかもしれません。警察はよく見回りをしているようで、駅までの道を聞くと、親切に列車の時刻や時差のことまで教えてくれました。

 時間的には午前発の列車に十分間に合ったのですが、座席はすべて売り切れ。午後発のエアコンなしの二等座席が4つ残っていただけでした。まあ、ここで昼飯でも喰ってゆっくりしていけということなんでしょう。近くの屋台でナシレマックを注文。ナシレマックとは、かなりざっくりたとえると、おにぎりみたいなもので、油紙(あるいは大きな葉っぱ)にご飯と簡単なおかず(肉類が多い)とタレがくるまれています。おにぎりと違うのは油紙の上でこれらを混ぜてわしわしかきこみます。特別うまいというわけじゃないのですが、おにぎりと同じように普通にうまく、2個も食べると腹一杯になって、アイスティーも込みで100円弱でした。

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スンガイコロク駅を出発する列車


 列車は客車をディーゼル機関車が牽引するタイプで、ビニール製で安物感あふれるシートにいたるところ木製の昔懐かしい車両でした。エアコンなしのため窓はすべて開けっぱなし。直射日光が当たると暑いんですが、そうでなければこれで十分。いい風が入ってきます。ジャングルの木々が暑さを冷ましてくれているのでしょう、夜などは寒いくらいで毛布が必要でした。虫も風圧で吹き飛ばされてしまうのか、刺されることはありませんでした。
 
 また、タイ最南部は警戒態勢が厳重でアーミー服にライフル銃をかついだ軍人が何度も車内を見回ってました。それがバンコクに近づくにつれて短銃を下げただけの警察に変わり、さらに近づくにつれて物売りが増えていきます。

 あとやはり熱帯の国なんですね、6月頭のこの時期に、すでに黄色く穂をたれた田んぼがありました。もちろん青田もあり、のどかな田園風景が続きます。バンコクには翌日の昼過ぎ、結局24時間くらいかかって到着。さすがにけつが痛かったです(アホキ)

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車窓の田んぼ

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バンコク、ホァランポーン駅
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| 未分類 | 23:51 | comments:3 | trackbacks:1 | TOP↑

COMMENT

宿にしても食べ物にしても、なんでも安いですねぇー。ため息が出るほどです。
そちらでなら、私でも、かなり贅沢に暮らしていけそうで、心が動きます。
国境を越えるというのも、日本ではそういう体験をすることはないので、なんだか新鮮に感じます。
先進国と違って、東南アジアのイミグレはかなりアバウトな感じがするので、そういうのもいいなぁと思います。

| タラ坊 | 2012/06/10 13:03 | URL |

タイに独立問題があるのは知りませんでした。元は独立した国だったのを併合した地域のようですね。日本は陸上に国境を持たないために、この点では随分楽をしてきました。そのせいで、日本人は「国境」への意識が甘いのでしょう。
それにしても、頭端駅というのは激しく旅情をそそられますね。運行上効率が悪いことから、日本では元々少ない上に、さらに減っていく傾向ですが、ぶっちゃけ、効率だけで鉄道を語るのは寂しいですよね。スマートじゃない部分が鉄道には欲しいし、そういうものが、外国には普通に残っているようです。

| イノテツ | 2012/06/11 05:24 | URL |

タラ坊さん

ざっくりいってこのあたりは物価が1/3なので、
収入が10万円くらいあればかなり優雅な生活ができます。
こっちの人は夫婦でこれくらいの収入になるそうですが。
日本で稼いで海外で使うのが一番いいですね。
もっとも今の強烈な円高のせいもあるので、いつまで続くか
わかりません。3年後くらいにこの記事を読んで、そんなに安かったんだといってそうな気がしてますw

イミグレは日本人だとどこも楽ですね。ただ、日本人を装った
中国人がいるとのことで、東ヨーロッパではパスポートをやたらねっとり見られたことがあります。

イノテツさん
私も知りませんでしたw
もともとは独立していたんですか、なるほどそれは問題が起こりそうですね。
たしかに日本にいるとこういう問題はまったく意識しないですみますからね。
書き忘れましたがバンコクのホアランポーン駅は頭端駅です。
線路は勝手に砂の中に沈んでいるという、いかにもタイらしい
車止めです。というかまったく車止めになってませんw

あとほんとに簡単な鉄の棒だけの車止めとかで、まったく
形だけです。
実際ちょっと、オーバー気味になった列車があり、
その鉄の棒をひきづって50cmくらい動かしてました。
ビデオ撮ってなかったのが悔しい!





| アホキ | 2012/06/11 15:54 | URL |















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| まとめwoネタ速neo | 2012/06/10 18:30 |

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