きまぐれ 鉄道日和

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祝完乗♪ 伊予鉄道横河原線

私にとって小野田寛郎元陸軍少尉は生き神様だった。今、私の中には、親を亡くしたときにも似た喪失感がある。素直に冥福を祈ることすらできないでいる。
「古き良き日本人でありたい」。座右の銘はと問われるたび確固たるものがなくて困るのだが、でも私はいつもこれを思いながら生きているので、これがそれに類するものなのかもしれない。小野田さんこそが、まさにそれであった。その人生に触れるたび、感涙を禁じ得ない。
戦争は多くの悲劇を呼ぶ。勝者と敗者、どっちが正しいのかを論じることからして実に虚しい。だが一方で、こうしたときにむき出しになる人間性の美醜は残酷なほどだ。美しい人間性は、国境も勝敗も超えて人々の心を打つ。

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うちの家には複雑な事情があるため、墓も松山市内2カ所にある。道後の本家の墓には一族皆が参るようだが、こちら立花の元祖の墓に参るのは私一人だ。父が亡くなったので私が檀家を継いだのだが、何度説明してもそれが伝わらない。最近も実家へ父宛の便りが届いた。いい加減にしろよ生臭ヽ(`皿´)ノ
関東だと、墓に供えるのは当然生花だが、こちらでは樒が一般的だ。見栄えは地味だが、日持ちするので、この方がいいようにも思う。私も近所で樒を求め、墓に供えた。

この年末の墓参りもすでに15年ほど欠かさずに続けているのだが、いよ立花駅に戻ると、すぐ市駅方面へ引き返すのが常だった。今回は少し寄り道をすることにし、初めて逆方向の電車に乗った。終点・横河原で下車。これで横河原線完乗だ。線路は、山に阻まれるような形で途切れている。横河原駅はすごく渋い駅だった。渋いので、次回にでも改めて書いてみようと思う。

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ここはすでに松山ではなく、東温市になる。駅周辺は典型的な田舎町だ。民家の軒先には干し柿が下がっていたりして雰囲気を醸していた。
伊予鉄道の郊外線では、京王井の頭線から転じた3000系がすっかり主力となって活躍している。固定3両編成を組んでいるので、以前と比べて増車されたことになる。山を背景に単線の細道を行く3000系もなかなかいい味が出ていて、個人的には気に入っている。将来は、これがさらに銚子電鉄に転じるのだろうか。京王→伊予→銚子、そういう不思議な伝統がある。その頃、銚子電鉄が存続していることをひたすら祈る。

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沿線を歩き、撮影ポイントを探す。初めての場所だから、踏切を探すのがいちばん無難だ。
この辺りの踏切はちょっと珍しかった。遮断棒は常に下りていて、通行人は自分でこれを押し上げて渡る。確かに、何もない4種踏切よりは踏切っぽい体裁になっているが、果たして意味あるんかなこれ。カンカン警報機が鳴らないし、静かでエコだともいえるが。

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電車が通り過ぎるとすかさず踏切に入れるので、こんな写真も撮れる。逆光で撮って白黒にすると、3000系もなかなか渋いものに見える。

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帰りは2編成しかないレアもの、610系に乗った。さらに、この2編成が交換する図を激写したのがこれなのだが、そうした珍しさからくる胸のときめきが全く伝わってこない、困った写真だともいえる('A`) うーん、やはり渋さが足りないということかな…。(イノテツ)
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| 鉄ヲタ紀行 | 06:47 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

先の震災のとき、あれほどの大惨事に見舞われながら冷静さを失わず、略奪などもほとんどおこらない日本人に対し、世界中から賞賛の声が寄せられましたが、日本人が本来的に備えている徳の高さ、人間性というものに、少し誇らしいものを感じました。
小野田さんというと、「含羞」という言葉が思い浮かびますが、それも日本人独特のものだと思います。そうした日本人が受け継いできた美徳を大切にしていきたいと私も思います。
話はかわって、2枚目の写真は、背後の山と「愛媛信用金庫」というのがいいですね。
こういう田舎の風景は実にいいなぁと思いますが、最後の写真の車両は、そういう田舎の風景にやはり似合わないですね。

| タラ坊 | 2014/01/22 17:00 | URL |

タラ坊さん

レス遅れました。日帰り強行軍で伊勢に行ってきました。

日本人の場合、個々の徳の高さ以上に、集団になった場合の意識の高さに特色があるのだろうと思います。千年以上の長きにわたり、統治機構が安定してきたことも理由にあるでしょう。小野田さんの場合は上官の命令に従い続けたのであり、震災の被災者は、助け合えば一緒に乗り越えられると信じたのです。これが悪い方に出ると「島国根性」になるんですけどね…。

通常、企業の看板なんかは、なるべく画面から外して撮りたいわけですが、「愛媛信用金庫」は渋いので入れてしまいました。外して撮ったのもありますが、今回は没です。
最後の写真の610系は、地方私鉄には珍しく中古ではなく、自社発注のオリジナル車両です。その辺はすごいと思うのですが、なにしろ典型的な20世紀末的デザイン。もっとも鉄道車両デザインがつまらなかった時代の落とし子なのです('A`)

| イノテツ | 2014/01/26 09:40 | URL |















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