きまぐれ 鉄道日和

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オサレなトラムへの転身?〜阪堺電気軌道(1)

噂通り、19日に鉄道各社からダイヤ改正の発表があった。今改正の目玉は当然、北陸新幹線と上野東京ラインなのだが、これらの強い光の裏に、濃い影を落とす内容でもあった。
上野東京ラインに関しては、上野駅の地位低下が嘆かれていた。だが改正時刻を見ると、東海道線からの直通で上野行きとなる列車が設定された。東京駅の線路容量が足りないため、上野駅に「北の品川駅」の役目を与えたのだろう。新しい役割を得た上野駅だが、あくまでも線路がつながっている高架ホームでの話だ。寂しくなる地平ホームへは、従来通り上野止まりとなる普通列車群が割り振られるだろうと個人的に予想しているが、そこまでの情報はまだない。
常磐線特急では、愛称「ひたち」「ときわ」の復活が喜ばしい。だが、しれっと停車駅が絞られ、実家の最寄りである取手は通過駅へ転落('A`) 上野東京ラインを経由して鎌倉方面へ直通する臨時列車があるだろうと予想しているので、期待したい。
退潮著しいのが房総の特急群で、「あやめ」が全廃となるほか、「さざなみ」も君津で打ち切りとなる。俯瞰の本を書いたとき、鋸山から眺めた勇姿も過去のものとなってしまう。また、川越線や五日市線ではバッサリ減便される。なんか、意外と暗い話題が目立つよね。余命宣告された列車への葬式鉄はお早めに('A`)

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阪堺電気軌道・浜寺駅前停留場。同軌道阪堺線の終点である。浜寺公園駅から浜寺公園へ向かう途中にあり、至近距離だ。軌道線なので停留場を名乗るが、立派な駅舎を構えている。国の登録有形文化財である浜寺公園駅と比べればいたって地味で普通の駅舎だが、気付けば、こういう「普通の駅舎」なるものが貴重な存在になってしまった。
ここで堺市の関係者らしき人のアンケートを受けた。市内の名所の知名度を調べるものだった。仁徳天皇陵は知ってるけど行ったことがない。浜寺公園にはこれから行きます。大鳥大社は昨日お参りしました。あとはずらっと並んでいる名前、みーんな知らない('A`) 「東京から来た鉄ヲタで、阪堺電車を見に来ました」と素性を明かしたが、珍しい来訪パターンらしく、特記事項になっていたw

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先日も紹介したが、この橋は浜寺公園駅のホームからも見ることができる。下をくぐっているのが南海の線路である。こういう場合、通常は軌道線の方が下を通っているものだ。実際、都電を思い浮かべればもれなくそうなっている。しかしそれも、阪堺電軌がそもそも郊外電車であったことを考えれば違和感がない。現在は南海の子会社となっているが、南海は阪堺にとって親会社であると同時にライバルであり、脅威ですらある。複雑な関係だが、路線がほぼ並行しているので、それが宿命なのだともいえる。

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郊外電車の名残なのか、バリアフリーへの対応は遅れがちだったが、ついに阪堺もLRTへの道を歩み始めた。それがこの堺トラムである。この編成の愛称は「茶ちゃ」。明らかに千利休がイメージにある。他都市のLRT車両と比べて色遣いもネーミングも和風であり、それが逆に新しい。私が長年夢見てきた日本の路面電車の夜明けがようやく訪れようとしているようで、とても嬉しい。

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この辺り、南海の線路が近いので、行ったり来たりしながら撮影ができる。もっとも、この近辺だと、浜寺公園駅のホームから撮るのが一番無難かな。ここは沿線の小さな踏切。期間限定で塗色が変更されているPeach x ラピートを撮ることができた。1編成しかなく、「出逢えたらラッキー」との触れ込みだ。「鉄人28号」の異名をとる通常の青い塗装より、こっちの方が可愛くていいんじゃないかと、個人的には強く思うのだった。

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「郊外電車の成れの果て」という部分で都電荒川線との類似性がいわれる阪堺線。だが、下町をぬって走る都電に対して、阪堺の沿線は高級住宅街だったりして、より広々とした印象があった。ひとしきり撮影をしたところで、ぼちぼち電車に乗ってみることにする。(つづく・イノテツ)
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| 都電・路面電車 | 20:21 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

房総方面は、東京駅から頻繁に高速バスが運行されていて、その方が安いし、東京から目的地までダイレクトに運んでくれるので便利だろうと思いますから「あやめ」の廃止や「さざなみ」の途中打ち切りも仕方ないかなと思います。。
散歩の達人ムックの「ふる里日帰りさんぽ」という本でも、佐原や大多喜の交通アクセスとして、JRのほか、高速バスも併記されていました。
堺トラムの「茶ちゃ」はいいですね。配色もお茶っぽくて、さすが堺です。
Peach×ラピートというのもかっこよく、確かに「鉄人28号」です。

| タラ坊 | 2014/12/22 18:56 | URL |

タラ坊さん
房総は、アクアラインや圏央道が整備されることで、格段にバスに有利になりました。東京湾岸をぐるりと回る内房線では、とても太刀打ちできません('A`) アクアラインに線路も敷いて欲しかった。車を優先してばかりで、日本の交通政策はいつまで20世紀のままなのでしょうか。
「日本の路面電車の夜明け」と書きましたが、日本の交通政策の遅れは、「茶ちゃ」の姿にも如実に現れています。日本では、路面電車の車体の長さに厳しい規制があるのです。外国の長編成路面電車なんかを見ると、本当に羨ましくなります。
関西は国鉄の整備が遅れた分私鉄が強く、趣味的には大変面白いです。関東のつまらなさの裏返しともいえますが('A`)

| イノテツ | 2014/12/23 17:52 | URL |















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