きまぐれ 鉄道日和

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迷い込んだ夜〜神奈川臨海鉄道千鳥線

今井雅之さん、今いくよさんと、有名人が相次いで癌で亡くなった。二人とも、命を落とすにはまだ若かった。
私も父を癌で亡くしている。やはり、まだ死ぬような歳ではなかった。癌は他の病気と違って、自分の身体自身が変質して自らを壊していく病気だ。自分が敵だから厄介なのだ。
末期癌の治療、もっとどうにかならないものか。今井さんの場合も「壮絶な闘病」とかいわれたが、そんな言葉遊びはやめてくれ。それでなくても弱ってる患者に、壮絶な闘病なんかさせんなやってことである。なるべく最期までQOLを保てる治療を確立してほしい。父は余命3ヶ月を宣告され、実際には50日で逝った。だがもしこれが1週間に縮んだとしても、最期の時間を自由に穏やかに過ごしてほしかった。

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この仕事、大変スパンが長いのでいまだに正体を明かせないのだが、これに関わる取材でタラ坊さんと川崎に出かけた。すでに版元との契約期間を過ぎているため、ノーギャラである。出版業界は、こういうお人好しによって辛うじて保たれているのだ。しかも取材は失敗に終わり、とぼとぼ帰るザマ('A`)
まあそもそも、時間の読みを誤っていた。夕景を撮るつもりが、現地に着いた頃にはとっぷり日が暮れてしまっていた。私がタラ坊さんを誘い、ぬくぬくと温泉なんぞに浸かっていたせいだ('A`)
…と、タラ坊さんが鬱になっている傍らで、私のテンションは上がっていた。「あっ、線路がある♪」。

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川崎駅から市バスに揺られること20分、京浜工業地帯の一角である。鉄ヲタで1000円以上するごつい時刻表を買っていたとしても、その路線図に全ての鉄道路線が載っているわけではない。あそこに載っているのは旅客営業をしている路線だけだ。つまり、貨物専用線は載っていないわけで、当然知名度は低い。

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通りを横断すると、そっちにも線路があった。何本も並んでいるのでこっちが本線だろう…程度の想像はついたが、乗り鉄の私が、この貨物専用線のことを知るわけもなかった。
神奈川臨海鉄道千鳥線。後で調べると、そういうかっこいい名前の路線であることが判った。この線路が並んでいる場所は操車場で、時折、ここに中古の旅客車両が引っぱられてきて、海外に旅立ったりしているらしい。だが、基本はあくまでも京浜工業地帯から全国を行き来するための貨物専用線である。
さて、臨海鉄道というのは鉄道の一ジャンルである。ひたちなか「海浜」鉄道とか道南「いさりび」鉄道とか、昨今の三セクのネーミングでは地名と鉄道の間になんか一言挟むのが流行っているが、それらとは性格が違う。国鉄(現在はJR貨物)の貨物輸送を補完するために、港湾付近に敷設された鉄道の総称だといえる。有名なのは鹿島臨海鉄道と水島臨海鉄道だろう。この2社は旅客輸送も行っていて時刻表に載っているからだ。だがあくまでも、本業は貨物輸送だ。
いずれも昭和の高度成長期に開業した路線で、千鳥線も昭和39(1964)年の開業。全国の臨海鉄道同様、支線は廃止されつつあり、いわば、日本が最も輝いていた時代の名残だということもできる。

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工場マニアという趣味があるそうだ。確かにこうして見ると、複雑に絡み合った無機物の集合体が、あたかも生きているかのように動いて光り、煙なんかを吐いている。鉄道に対して感じる魅力と、どこか共通点があるように感じる。

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帰りは上野東京ラインを利用した。総武線方面のタラ坊さんには何の恩恵もないのだが、乗り換えなしで上野まで来られる私にとって、これはやっぱり便利だ♪
東京方面から6番線に常磐線のE231系が滑り込んでくるのは新鮮だし、高架ホームに185系が止まっているのもまた新鮮だ。185系はれっきとした国鉄型であり、塗色が登場当時の白地に緑の斜めストライプに戻されつつある。185系にはやっぱりこれが一番似合うわな。だが、オリジナル塗色に戻されるのは廃車の前兆だともいう('A`) これまであまり注目されることのなかった185系だが、活躍の場は確実に減りつつある。今のうちに記録しといた方が後悔しないだろう。(イノテツ)
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| 都会の鉄道 | 10:49 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

8月までと言われて、5月の連休中に少しやりましたが、それ以降は、やらなきゃなと思いながら、まったく進んでいません。
モチベーションがあがらないのは、お金にならないということもありますが、仕事自体きわめてメンドー臭いものであることにもよるのかもしれません。と言うより、最近、パート仕事が終わると、その後何もする気がおこらなくなってしまいました。この気力の減退は年のせいなのかもしれません。

川崎のあの工場夜景は極めて印象深いものがありました。
その前に撮った町工場の写真は、4月30日に今後の打ち合わせで某社に行ったとき、「ありがとうございました」と言われました。あれは使ってくれるみたいです。
蒲田の黒湯温泉はよかったですね。もう一度行きたいとは思いますが、もはや道順がわかりません。
連休中に京急沿線を歩いた帰りに寄った北品川温泉天神湯も黒湯でした。
川崎へ行った時点ではまだ多少痛みがありましたが、今はほとんど痛みが取れました。
そうなると、鎌倉走りに行きたいなという思いが募り、6月中に一度行って来ようかと思っています。

| タラ坊 | 2015/06/01 17:21 | URL |

タラ坊さん

同い年なのでどうしても比べてしまうのですが、うちの母も大分気力が衰えてきました。明らかに健康の不安と同期しています。心臓や膝が悪い反面、胃腸や肝臓はいたって丈夫なので太る一方です('A`) 何にしろ、団塊の世代が衰えると日本の国が潰れますので、どうか元気でいてほしいと、氷河期世代の私は切に祈っています。
川崎の件、仕事に限定していえば全くの無駄足でしたが、正直、大変楽しかったです |∀・) あの温泉は駅から遠く、ブログのネタにするにはちと厳しいかもしれませんが、実によかったですね。あんな店が近所にあれば、毎日でも通いたいです。
私もジョギングや登山への復帰ができそうなところまで体調が回復してきました。ところがそのタイミングで友人に突き飛ばされたり滑って転んだりで相次いで膝を怪我して、歩くのも難儀な状態が続いています('A`) もどかしい限りですが、早く平常の生活に戻りたいです。

| イノテツ | 2015/06/01 20:37 | URL |















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