きまぐれ 鉄道日和

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夏の俯瞰はビールとともに〜展望喫茶アサヒスカイルーム

先日書いた『時刻表読本』の続編の件、宣伝の時間がやってまいりました |∀・) タイトルは『夜行列車読本』、本日発売です。
私は本文全てのデザインを担当、各章扉などで、写真も提供しました。ただし、表紙のデザインは「読本シリーズ」通してのデザイナーさんを別に立てることになり、下ろされました('A`)
その表紙でフィーチャーされている「夜行列車で北帰行ができた時代」は、私が「これは素晴らしい!」と絶賛したコーナーで、そのせいか、制作途中で巻頭に移動になりました。その他、前回同様全て白黒なのが残念なものの、写真がかなり増え、楽しい誌面になりました。その一方で文字量が減ったわけではなく、要するに一層濃くなりました。一応ムックを名乗ってはいますが、そう簡単に読み終わらないだろうと思います |∀・) 旅のお供に、またタイムスリップの燃料に、一冊いかがでしょうか。

私は氷河期世代、若い頃には、辛うじて夜行列車網が維持されていた。これらを宿にして全国を貧乏旅行ができた最後の世代でもある。一方で、今回の本の著者さんたちは、夜行列車の全盛期を謳歌したど真ん中の世代が中心。その文章や写真に触れれば、妬ましさすら感じるほどだ。日本の鉄道は、失ってはならないものを失ったんだなと、改めて思わされる。
さて、私が目次の背景や章扉など、そこここに使ったのは、臨時列車でもあり、著者さんたちには一言も触れてもらえなかったムーンライト松山の写真。帰省に観光に幾度となく乗った、私にとっては愛着深い列車だ。とはいえ私の写真はイメージ扱いなのでキャプションは付かず、よってこの本に「ムーンライト松山」の名前は一度も出てこない。なのでせめて、ここで種明かしをしておきたい。

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当ブログ主の3人が、しばらくぶりで浅草に集合した。土用の丑の日じゃないけど鰻を食おうぜという、恒例に近くなったイベントである。年に一度、あるかないかのうな重。金と身体が許すなら何時間でも食い続けたい代物だが、至福の時間はたちまち過ぎてしまうのだった。

DSC_5149_20150804193016de5.jpg

駅前を過ぎて隅田川を渡る。昭和中期の無味乾燥な服を剥いだ浅草駅舎は、狭い立地ながらも堂々とした佇まいを取り戻した。だが残念なことに、近頃とみに目立つようになった外人観光客は、この駅舎には何の感心もない様子。バックにしてポーズをとり記念写真に収めるのはひたすらスカイツリー、そしてうんこビルの方なのだった('A`) 外人、特に西洋人にしてみれば、日本に来てまで洋風レトロ建築を見る意味がないのだろう。

DSC_5133.jpg

目指す展望喫茶アサヒスカイルームは、このうんこビルの隣、金色のアサヒビール本社ビル内にある。当たり前といえば当たり前だが、ビールが旨い。私は大ジョッキを注文(飲む前に撮影しとけよ)。スカイツリーの高さにちなんだ634ml入りだ。ほぼ大瓶に相当する量だが難なく飲み干せた。もう一杯いきたいところだが、深酒をする店ではないのでこの辺にしておく。

DSC_5136_2015080419301459e.jpg

元々ここはタラ坊さんが当ブログで紹介され、俯瞰の本の企画のヒントにもなった店だ。ビールの旨さはもちろんだが、素晴らしい展望が第一のウリである。我々が初めてここに来た時は、まだスカイツリーは建設中であり、全体を写真に収めることができた。だが今や、ここからでは巨大すぎて、うまくは撮れないだろう。

DSC_5142.jpg

画像右上がスカイツリーの足元になる。ソラマチの賑わいも見える。隣接して東武電車が走っており、対比するとその巨大さを実感できるだろう。そして、この構図で撮ると、否応無しにアサヒの看板が中央に入ってくる。計算ずくなのだとしたら見上げた商魂である。
ていうか、りょうもうの離合キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! この区間は急カーブが続いて電車が遅く、撮影にはうってつけだといえる。昨今ではスペーシアの色が多彩となって楽しませてくれる東武特急だが、さらに新しい車両を投入するそうで、そちらも楽しみだ。(イノテツ)
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| 都会の鉄道 | 01:37 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

東北から出稼ぎに来ていた人がお正月にふる里に帰るのに利用された夜行急行「津軽」なんていうのもありましたね。
夜行ではありませんが、若い頃、京都まで急行で行ったことがあります。あの頃は特急でも京都まで6時間、急行だと8時間かかっていました。
今は京都へ行くのに新幹線を使うか、夜行バスを使うしかありませんが、いろいろ選択肢のあった時代だったと思います。

うな重、美味しかったですね。1年に1回、ちゃんとしたうなぎを食べないと夏が越せない気がするとアホキさんが言っていましたが、どうせ食べるなら吉野家じゃなくて、ちゃんとしたうなぎ屋さんで食べたいと思います。
展望喫茶からの東武。透明感があって、空気が澄んでいるのがわかります。
お盆の頃は、東京の空ももっと澄むんじゃないでしょうか。

| タラ坊 | 2015/08/05 18:07 | URL |

タラ坊さん

最末期の急行津軽に二回ほど乗りました。すでに当時は臨時列車になっていましたが、1両丸ごと占拠というような状態で、案の定、翌年には廃止されました。夜行列車を潰したのは、新幹線と夜行バスです。いずれも、一切の旅情を排除した「移動手段」に過ぎません。速ければいいのか、安ければいいのか、移動そのものが目的たり得た時代は過ぎてしまったのかもしれません。

今回の展望は、俯瞰の本のときにこそ欲しかったものですね。私は江戸っ子ではないので、お盆に東京にいることは少ないのですが、実際、すごく静かで空気も澄んでいるんですよね。そういう時期に東京にいると、妙なステータス感があったりします。

| イノテツ | 2015/08/06 01:27 | URL |

ご無沙汰しておりますがずっとROMしております(^^;

だんだんと交友関係が広がっておりまして、
「夜行列車読本」の表紙は知り合いが担当していたりします(^^;

これは買わねばなりませんね・・・

| どんぶり | 2015/08/07 00:36 | URL |

どんぶりさん

こちらこそすっかり御無沙汰してしまって…。
俯瞰の本のときに崩した体調がずっと戻らず、ご覧のように更新のペースはすっかり落ちてしまっていますが、幸か不幸かヒマな時期があり、この間に大分回復できました。徐々に活動を再開していきたいと思っています。

それにしても、『夜行列車読本』表紙のデザイナーさんがお知り合いだとは…。世間は意外と狭いものですね。私は残念ながら一面識もないのですが、初めてデザインを拝見したとき、夜行列車の空気感を理解してくれてる人だなと安心しました。

| イノテツ | 2015/08/08 20:53 | URL |

書泉で買ってきました

今日、「上京」して買ってきました。時刻表読本を読了しないうちに次作とは嬉しい限り。
これまで長崎行、鹿児島行き、北斗星、北陸、そして最後は廃止直前にあけぼのに乗りました。ロングシートは味気なくて、時々利用する総武線、常磐線、東海道線ではクロスシートを求めて先頭か最後尾の車両に乗っています。
ところで。ローソンで販売しているエビスビールにヘッドマークのオマケあり。はやぶさ、カシオペア、トワイライト、富士、北斗星、さくらの6種類。オマケにしては金属製で長く使えそうです。

| 成田の猫好きオヤジ | 2015/08/08 21:50 | URL | ≫ EDIT

成田の猫好きオヤジさん

わざわざ神保町まで行っていただいたとは恐縮です。あのおまけ、本当にささやかなものですが、書泉からの要望により、ボランティアで作りました。それも合わせて、資料性という点では前作を上回る量と濃さになったと自負しているところです。多少字が細かいのが難点ですが、ごゆっくりお楽しみいただけたら、制作に関わった者の一人として望外の喜びです。

私が最後に乗った夜行列車といえば、きたぐにになるのかな…。末期の頃でしたがデッキまで人があふれて足の踏み場もなく、本文で書かれているところの「E寝台」状態だったことを思い出します。

エビスのおまけの件、コメントを拝読して、すかさず深夜のローソンに走りましたw 確かにこれ、おまけという割にはしっかりした作りで、私なんかは保存にまわしたいなんて思ってしまいました。でも、残念なことにカシオペアとはやぶさがなかったです('A`) 多分、1店舗だけではコンプリートできないようにしてるんでしょうね。

| イノテツ | 2015/08/09 02:55 | URL |

イノテツさん

すいません、言葉がひとつ足りなかったです・・・
デザイナーさんではなく写真の撮影者さんです(^^;

ちなみに現在発売中のRailMagazine誌に私の写真載ってます。
12ページほど・・・(笑)

| どんぶり | 2015/08/10 01:59 | URL |

どんぶりさん

ああ撮影者さんだったんですね、勘違いでした。
これは尾久の付近でしょうか…通常、表紙に尾灯のついた写真を使うことはまずないわけですが、あえてこれをもってきたのは、ブルトレの終焉を実感させるイメージでしょうね。いい表紙になったと思っています。

RailMagazine、今号はまだ見てなかったと思うので、これは早速拝見しなければ。それも12頁もですか、えらいことですね! なんかもう、先生とお呼びした方がいいかもw

| イノテツ | 2015/08/10 13:41 | URL |















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