きまぐれ 鉄道日和

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都電7700形、営業運転DEBUT

米国のオバマ大統領が広島を訪問したことに関連し、中国の王毅外相が「南京のことも忘れるな」と発言したという。私は「南京事件はあったが虐殺はなかった」という立場だが、百億歩引いて虐殺があったとしても、この発言はあまりにも幼稚で自己本位なプロパガンダに過ぎず、中国文化を敬愛する者として情けない限りだ。
まず王氏からして、心にもないことを言っていることが表情から滲み出ている。中国人であっても、いささかの客観的知識さえあれば、広島・長崎と南京を同列に扱うことの愚かさを理解できるはずだ。だが、中共が出した「南京大虐殺の死者30万人」という数字も、原爆の死者が20万人なので(本当はもっと多いんだけどね)10万人ほど足してみたというのが由来のようで、世界において、日本が原爆に関連して「被害者」と認識されることにことのほか敏感になっているらしい。品性下劣でくだらない考え方だ。
オバマ大統領が広島を訪問した意義は、そうした低俗なプロパガンダのレベルを大きく超えたところにある。誰かを加害者に仕立てあげて政治的な攻撃材料にするのではなく、戦争が無辜の市民を残虐に殺す事実を訴えることこそが大事なのだ。現に日本は謝罪ではなく追悼を求め、そして彼を歓迎した。示し合わせたわけでもないのに、官民揃ってそうだったことが大事だ(一部には反対デモとかもあったらしいが、まあそういう層はどうしてもある程度いるわな…)。
反戦や反核は、右翼とかレッテル貼られちゃってる私でも何より願うことだ。だがそのためには、今回の中共やデモ隊みたいなレベルを早く脱して、平和について、もっと大きな視点から世界規模で考える必要がある。要するにエゴを捨てることだ。そうしなければ、永遠に戦争はなくならない。

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都電の大塚駅前電停である。壁に、最新型・7700形デビューを告知するポスターが貼られている。

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具体的にはこんな感じだ。とうとう交通局まで萌えキャラを使うようになったか…。これはもちろん電停で撮影したものだが、著作権上問題があるとかいう場合には、いくらでも削除し、謝る用意がある |∀・)
かつて、鉄道車両のデビュー告知に際してはイラストが使われることが多かった。それは単純にカラー写真が普及してなかったからだと思われるが、ここでイラストによるポスターが作られたのは、そういう時代へのオマージュが含まれているのだろう。実際この7700形、レトロ調の出で立ちとなっている。
北野の工場から荒川車庫、さらに試運転に試乗会といった機会においてもなかなか天候に恵まれなかったが、5月末、ようやく営業運転を開始、今日、初めての快晴となったので撮影に走った。まあ、先日も書いた事情により、撮ったのは1回のみだが(-_-)

P1140302.jpg

ジャーン! これが最新型・7700形7701号車である。快晴の陽光を浴びる営業運転の写真としては、世界初のうpだろうと思われる |∀・)
なんだこれ、7000形の塗色が変わっただけくね? 一見するとそう思われるに違いない。そう、7700形は、7000形がサイボーグ化された姿なのだ。車体や一部機器を流用しつつ、モーターや台車を最新のものに交換している。これまでの7000形は、台車やモーターを流用しつつ車体を交換したものであり、今回は逆の改造が施されたことになる。今回をもって昭和30年から走り続けてきた旧7000形の要素が全てなくなったので、形式を7700形と改めたのだろう。短い期間ながら7000形と共存することもあり、番号の重複を避ける意味もあるかもしれない。

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種車となったのはこちら、7007号車(平成22年頃撮影)。さりげない流し撮りが我ながらいやらしい |∀・) 車体外見の変化としては、正面の通風口が埋められたことや、運転手用小窓の増設、入口の拡大などが挙げられるが、最大の注目点は排障器の交換だろう。これは明らかに旧7000形をイメージしたもので、7700形のレトロ風味を助ける小道具となっている。

こうして7000形は、8両が7700形に生まれ変わり、あとは廃車されることになっている。これにより都電から吊り掛け駆動車が全廃される(花100形を除く)わけで、あの愛すべき唸る低音が聞けなくなるのは寂しい限りだ。現在の新7000形は、その斬新な出で立ちから都電に新時代をもたらし、ひいては、滅びゆく日本の路面電車復活の契機ともなった歴史的な名車である。そうした意義からローレル賞を受賞しているわけだが、交通局としても、その面影を荒川線に残すべく、ぶっちゃけ効率的とはいえない改造を決めたのだろう。その意気は都電ファンの一人として大変嬉しいのだが、40年前、新しい都電の象徴として登場した車体が、今、レトロ調の出で立ちとなって再登場することに、時の流れと歴史の皮肉を感じる。
私のような昭和の人間からすると、7700形の姿に、似合わない服を着せられた居心地の悪さを感じたりもする。新7000形の塗色として馴染まれた青帯と緑帯を、1両づつでも再現してくれたら嬉しいのだが…。(イノテツ)
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| 都電・路面電車 | 13:26 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

年を取って涙もろくなってきたせいか(さだまさしの「コスモス」にそんな歌詞がありましたね)、オバマさんが被爆者を抱き寄せた場面では、ちょっと涙が出ました。
オバマさんの広島での演説にも、ちょっと感動しました。
オバマさんも含めて欧米の首脳の演説には感動的なものが多いですが、日本の総理大臣の演説で感動することはまずないのはどうしたことかと思います。
ホワイトハウスにはスピーチ原稿を書く専門スタッフがいるそうなので、日本の首相官邸にも、そういう人置けばいいのにと思ってしまいます。
それはともかく、7700系は、そのdebutを伝えるポスターも、昭和を飛び越して大正浪漫という感じがします。
似合わない服を着せられた居心地の悪さというようなことを書かれていましたが、ファミレスなどで、よく年配の店員さんが若い人と同じ制服を着ているのを見ても、そう感じることがあります。

| タラ坊 | 2016/06/05 13:23 | URL |

タラ坊さん

「秋桜」はさだまさしの作ですが、オリジナルバージョンは山口百恵だったかと記憶しています。あの時代の邦楽には沁みるものが多いですね。
日本の首相官邸にも原稿制作係はあるらしいですが、民族性の違いなのか、どこか突き抜けた表現ができてませんね。また一方で、日本の首相がいい演説をしても、マスゴミが全力でスルーするので一般に知られないという一面もあります。昨年、安倍首相が米国議会で行った演説は歴史的なものでしたが、日本ではものの見事にスルーされました。

昔、母が40代の頃、某ファミレスでパートをしたことがありましたが、来客ごとに言わされる「デ○ーズへようこそ!」と膝上の制服が恥ずかしいとか言ってさっさと辞めてましたねw 

| イノテツ | 2016/06/05 18:46 | URL |















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