きまぐれ 鉄道日和

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私の鉄道旅行の原点〜普通列車のみで仙台へ

私は組織や人間関係に馴染めないという、極めて後ろ向きな理由で起業した。その性格のせいで従業員を雇った時期は短く、結局はフリーランスとなってほとんど一人でやってきて、おかげさまで18年。
起業の動機からもわかるように、別に金持ちになりたいわけではない(実際貧乏だし)。だが、一人で仕事をしている以上、景気の推移には嫌でも敏感になる。例えば寿司屋は注文されるネタで景気を感じるというが、私なんかは、酒についてくる景品でそれを感じる |∀・)

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昨日、サントリーの角瓶を買ったのだが、ついてた景品がこのミニジョッキである。「ミニ」に見えないように背景にジャズアルバムを並べてあるが、これは往年のLPではなく、再発CDの紙ジャケットである。このジョッキ、小さいとはいえ、日本製のしっかりした作りで、ハイボールを作って、背景のアルバムを聴きながら飲むと、えらくいい気分に浸れるのだった。
角瓶を買ったのは久しぶりだが、私は密かに、富士○麓の景品を景気の指標としてウォッチングしてきた。以前は結構いいグラスが付いてきてたのだがだんだんしょぼくなり、やがてそれが炭酸水となって、瓶をでかくし単価を上げた今は景品そのものを見なくなった。景気悪いんですかね、キ○ン。
今年になって、酒造各社の景品が良くなっているのを感じるが、そうでない会社もあるということだ。寿司屋のネタ同様、このウォッチングは、ミクロには敏感でも、マクロ向きではないということだ。

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大学卒業までの時期を茨城の実家で過ごした。常磐線からも常総線からも避けられた土地柄。建設が決定した常磐新線(現・つくばエクスプレス)からも避けられると知り、絶望に浸っていた若き鉄ヲタの私は、青春18きっぷを手に、初めての鉄道旅行に出た。当時は取手駅から415系の平行きに乗ると、次は455系の仙台行きに接続しており、現在と比べればはるかに快適で便利だった。もっとも現在の常磐線は原発事故で分断されてるわけで、利便性云々を言う状況ですらないわけだが。

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あの頃の追体験をしたかったが、常磐線経由で仙台に行くことが不可能な今は、もっぱら東北本線経由ということになる。
だが、鬱に悩まされる私は、ぶっちゃけ外出をしたくない。我がいとしの留萌本線(留萌〜増毛間)廃止という事実さえなければ、このシルバーウィークも引きこもって過ごしていただろう。頑張って出発したというのに、最初に乗った山手線が上野の手前で止まり、宇都宮行きが尾久に着く前に止まり、宇都宮からの黒磯行きは205系だしと、ああ、やっぱり引きこもってればよかったなと黒磯駅で待っていたのが701系だった_ノ乙(、ン、)_
701系、こいつだけは、どう煮ても焼いても絵にならない。JR時代の車両としては、西日本のキハ120と並ぶ駄作だと確信してやまない701系だが、人と合わせるとイメージがぐっと変わる。

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車窓にそびえる白河小峰城

この車掌さんは美しい声で郡山まで案内してくれたが、

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乗り継いだ福島行きもまた701系だった。不運だ。ああもう帰りてえ('A`)

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福島から仙台行きの接続が悪いので、ここで昼食。県庁所在地にしては閑散としていて寂しかったが、うまいラーメン屋があったのは幸いだった。麺屋くさびというこの店のラーメンは東京とんこつ味。全く旅情を感じさせないのが残念ではあったが、確かに旨かった。

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さあ、仙台からはこのHB-E210系に乗って仙石東北ラインへ。仙石東北ラインは、震災の落とし子ともいえる存在で、仙台〜石巻間を速達するため、昨年、東北本線と仙石線の線路をつないでできた運転系統だ。
私が前回訪れたのは震災直後の5年前。仙台からの電車は高城町で打ち切りになっており、あとは矢本〜石巻間で気動車によるピストン運転が行われていた。仙石東北ラインでは、東北本線の松島から仙石線の高城町に入るルートになっており、この系統の運転開始を機に、あおば通〜高城町間の快速列車がなくなった。高城町での系統の分断が起きたともいえそうだ。
震災では多くの鉄道路線が被害を受けた。未だに復旧できない、おそらく今後とも復旧できない路線がある一方、仙石線は破格の扱いを受けたと感じる。この列車に乗って、5年前に訪れた野蒜に立ち寄ることにした。(イノテツ)
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| 鉄ヲタ紀行 | 03:54 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ちくま文庫判の『わたしの小さな古本屋』では、早川義夫さんが解説を書いていますが、そのなかで早川さんは、田中さんに親近感を覚えるのは、自分自身にも、集団行動が苦手で、多数意見に違和感を覚えるというようなところがあるからかもしれない、と書いています。
私が田中さんや早川さんの書くものに親近感を覚えるというのも、私にも同じような傾向があるからだろうと思います。
私は会社勤めをしていた期間というのは結構あるのですが、会社勤めの何が嫌いといって、社員旅行だとか、忘年会だとか新年会というの、大嫌いでした。

ジャズのジャケットをバックにしたハイボールのジョッキ、いいですね。写真だとミニだというのわからないです。
ジャズもしばらく聴いていませんが、久しぶりにマイルスデイビスだとか、聴きたくなりました。
以前書いたことのある、京都立命館大学の学生で20歳で自殺した高野悦子さんの『二十歳の原点』のなかにも、彼女がよく行っていた「シアンクレール」というジャズ喫茶で、オンザロックを飲みながらジャズを聴いていたというようなくだりがあったように記憶します。

1枚目の写真、人がいることで全然雰囲気違ってきますね。

今、ビートルズの映画やっているので、観に行こうかと思っています。

11月になったら、紅葉の高尾山など、どうですか?

| タラ坊 | 2016/09/27 18:02 | URL |

タラ坊さん

そうですか、文庫版の解説は早川さんでしたか。一般的なイメージは「サルビアの花」でしょうけど、ジャックスの頃の、青臭いひねくれ者っぷりが好きなんです。残された2枚のアルバムには、多少若気の至りはあったにしろ、素直な感情が吐露されていたと思います。
先日の枕駄文でポケモンGOのことをボロクソに書きましたが、あのゲームを通じて亢進する集団心理と秩序の破壊こそ、私が最も嫌うものです。極論ですが、ああいう集団心理をうまく操ることで戦争の道へだって誘えるわけです。ですので、そういうのを違和感をもって見る少数派は常に必要だと思います。少数派として生きることは孤独ですが、私なんかは病んでるせいか、むしろ清々としてますね。
なお、私も忘年会なんかのどんちゃん騒ぎは苦手ですが、内輪でやる小さな飲み会は大好きです |∀・)

ビートルズの映画、やってますね。あれはマテリアルこそ当時のものですが、一応新作ですので、私が観に行っても良さそうです。

冬の東北も魅力的ですが、まずその前に紅葉ですよね。スケジュールがまだ読めませんが、紅葉の時期は混みますから、早朝から動いたほうがいいでしょうね。

| イノテツ | 2016/09/27 21:07 | URL |















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