きまぐれ 鉄道日和

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荒海を行く苫小牧行きフェリー

私は鉄ヲタだ。物心ついた頃からの鉄ヲタだ。ただ、実際にはいささか多趣味であり、正直、このブログの鉄道縛りには窮屈なものを感じて、毎度冒頭に余計なことを書いてるわけだ |∀・)
私の新しい趣味は登山だ。新しいとはいっても、もう10年以上やってるし、過労で倒れる3年前までは、北海道から九州まで、各地の山を精力的に登ってまわった。先日も、八ヶ岳の山行記をうpさせてもらったばかりだ。
登山の醍醐味は、きつい思いをして登った末に得る達成感であり、自然との一体感である。そういうことを、これからの若い人にも体験してほしいと願っている中、北アルプス・涸沢岳で単独登山の大学生が滑落し、亡くなった。痛恨の極みだ。私が、某巨大掲示板でその事故を検証するスレに書いたレスはこんなだ。

>51 名前:名無しさん@1周年 Mail:sage 投稿日:2016/10/12(水) 09:03:40.55 ID:ibDNopT50
>俺は普通に涸沢カールから奥穂へ登ったついでに行ったな
>普通の道を行けば、別に危険はないはずで、
>ヘルメット被ってたんなら、なんか珍しいルートを行ったんだろう
>日帰りっていう強行スケジュールが焦りを呼んだのかな
>俺なんか3泊して、思いっきりまったりしてたもん

このスレには、「インテリは山で死に、DQNは川で死ぬ」なんていう格言が書き込まれていた。山には努力しないと行けないが、川なら難なく行けるという意味のようだ。とはいえ、結果を急ぎ、無茶な行動をすれば命を奪うことに変わりはない。特に涸沢、あそこは足早に通り過ぎるような場所ではない。何のために山に行くのか、改めて考え直してみたいものだ。

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苫小牧行きフェリーの「きそ」。名古屋・仙台・苫小牧という航路なのでこんな船名がついてるのだが、これから北へ向かおうというときに、微妙にずれた印象を抱いたのは事実だった。
まあそれは置いといて、国内有数の豪華フェリーである。乗り込むと、そのゴージャスさにこれまで乗ってきたフェリーとの格の違いを感じた。

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とはいえまあ、私の席はいつものようにここ、2等なんだけどね('A`) 2等とはいえ昔のような無秩序な雑魚寝部屋ではなく、指定席になっているから安心だ。また、この日は満員ではあったが、いちばん手前の席をあてがってもらえたので片側は壁であり、これもラッキーだった。

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そうはいうが、せっかくの豪華フェリー、その雰囲気を満喫するのに2等船室にいては勿体無いと、船内を見てまわった。自分の席以外にも居場所があるのが列車と違うところだ。気軽に入れるバーがあり、ビールとサラダを注文した。いい雰囲気だ。これまで乗ってきた船と、客層が違う。ひとり旅の客は2等に限られている感じで、ここではいかにもリア充といった人々が歓談している。何という場違い感('A`) こんなときだけは話し相手が欲しくなる身勝手さがくすぶる。

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また、結構な規模の劇場があり、この晩はGS(グループ・サウンズ)のライブが行われていた。酒の持ち込みが自由なのが嬉しいっていうか、2等の客でも自由に入れるのが一層嬉しいサービスだ。出演していたのは「ザ・ルッキーズ」。私が音楽の話をすると常々洋楽ばっかりだが、この時代の邦楽も大好きで、GSはよく聴いている。このライブは非常に楽しめた。
なお、この後、同じ場所で映画が上映されたが、目が悪くて字幕がよく見えず、フランス語を解さない私には何のことやら全くわからなかった('A`)

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夜が明けた。15時間という乗船時間は私の中では最長だったが、これら船内のイベントのおかげで退屈を感じることはなかった。時々甲板に出ては海風に当たった。重苦しい空模様。超絶雨男の私が、また雨雲を呼んでしまったわけだ('A`)
また、船室に戻って横になると、揺れが気になった。「船が揺れておりますが、航行に影響はありませんのでご安心ください」なんていうアナウンスが流れた。いつもより荒れてるってことだろう。

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対岸に目的地が見えてくると下船の準備。船旅の終わりに、毎度名残惜しくなるひとときだ。苫小牧は道内随一の工業都市であり、おおよその北海道のイメージとは最も遠いところにある街だ。正直あまり旅情を感じさせる景色ではないが、道南、道央、道東と、北海道各地へ向かう起点としてバランスの良い場所に位置しており、私もここから千歳線に乗り、さらに北へ向かう。
天気予報は全く外れ、苫小牧は冷たい雨だった。(イノテツ)
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| 鉄ヲタ紀行 | 11:04 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

私も、写真や鉄道以前から山に登っていますが、最後に登ったちゃんとした(ちゃんとしたという言い方もおかしいですが)山が木曽御嶽山でした。それ以降は高尾山だとか尾瀬だとか、いわゆるハイキングレベルの山しか歩いていませんが、今はそれで十分という気がしています。
私は山の匂い(北八の針葉樹林の匂いだとか)が好きです。

フェリー、いいですね。北海道行くときはやはりフェリーで行きたいなと思います。
大洗だと出発時間が不便なので、新潟か、今回の仙台からの便もよさそうですね。

| タラ坊 | 2016/10/13 18:52 | URL |

タラ坊さん

登山という趣味をやるにあたって、俗世間の面倒から離れたいというのがあったはずなのに、結局は百名山だとかきついコースを行ったとかの「格付け」にとらわれてしまいます。要は自分が気持ちよければどこへ行こうが構わんはずなのですが、結局は外っ面を気にしてるのかなと、自分のいやらしさを嗤ったりしています。

かつて、母の実家は水戸にあり、それで私も水戸出身なのですが、ある夏、祖父は一人で車に乗り、大洗からのフェリーで渡道しました。僧侶(本業はサラリーマンですが)のくせに寡黙な人で、あんまり話は聞けませんでしたが、なんか、すごく楽しかったらしいと、子供心に感じていました。
フェリーを交通機関と捉えるなら八戸や青森から、船旅そのものを楽しみたいなら仙台からがいいでしょう。大洗からだとやたら時間がかかりますので、私も勇気がいるところです。一度、母を車に乗せて行ってみたいとは思うのですが、すでに母にそこまでの健康が残されていないのが悲しみです('A`)

| イノテツ | 2016/10/14 09:26 | URL |















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