きまぐれ 鉄道日和

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長瀞七草寺霊場巡拝記

9月9日の土曜日に、長瀞七草霊場を巡って来た。
以前、霊場関係の本をつくったときに取材しており、本は2000年11月1日付の発行だから、取材はその前年の1999年の9月初め頃にしているはずだ。したがって18年ぶりの再訪ということになる。
その霊場のことも、取材したこともすっかり記憶の彼方にあったのだが、NHKのニュースで季節の話題としてこの霊場のことが紹介されていて、それを観ながら、ちょうど季節だし、行って見ようかという気になったのだ。
七草寺の七草とは、言うまでもなく、山上憶良が「万葉集」で、秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふればと挙げた、萩、尾花、葛、撫子、女郎花、藤袴、朝貌の七種(ななくさ)の花のことで、次第に少なくなってきている日本古来からのこれらの花を守り育てて行こうと、長瀞町内に七か寺を選び、それぞれの花を植え育てていったのが始まりとされている。
今では、長瀞駅前から七か寺を結んで巡回バスも出ているようだが、取材したときと同じコースをたどり歩いて廻ろうと、まず、秩父鉄道の樋口駅で降り、そこからほど近い、尾花の寺である道光寺をスタート寺にした。ここは臨済宗妙心寺派の寺で、本尊は釈迦如来だ。

道光寺

道々、西武鉄道ハイキングと書かれた道標がいたるところに掲示されていて、おかげで、道に迷うことなく巡れた。
そのハイキングの参加者と思われる、そのほとんどは私と同年配のおじさん、おばさんたちだが、その人たちと後になり先になりして以後、進むことになる。
リーダーと思しき人が山上憶良の歌を詠んだうえで、朝貌(あさがお)というのは間違いで、実は桔梗のことなんですよ、というような説明をしていたが、桔梗であるというのはその通りなのだが、あの時代は朝咲きの花を総称して朝貌と呼んでいたというのが通説なので、間違いと言ってしまうのはいかがなものかと思ったが、そういう指摘をするとリーダーとしての権威が失墜してしまうだろうから、余計なことは言わないでおいた。
次に、線路を挟んで反対側にある萩の寺である洞昌院を訪ねる。

洞昌院

ここは真言宗智山派の寺で、本尊は不動明王だ。
次に、葛花の寺である遍照寺へ向かう。ここも真言宗智山派の寺だ。本尊は木製寄木づくり等身大の神変大菩薩像で、さすが、役行者を本尊とする寺だけあって、途中から完全な山道になってしまう。

遍照寺 (2)

葛は繁殖力が旺盛で、他の植物を駆逐してしまうことから嫌われもので、公園などに植栽されることはまずない、と言うより、出てきたら引き抜かれてしまう。そういうこともあってか、葛花の寺と言いながら、本堂前に咲いていたのは黄花コスモスで、葛は1か所にまとめられていた。
これが葛の花だ。

葛の花

山寺という趣のこの遍照寺へ向かう道以外はほぼコンクリートで舗装されたところを歩くのだが、車の通行も少なく、折から金木犀が香り始めており、山々を眺めながら歩く道は、いささか日差しが強く暑かったものの気持ちよかった。
途中の踏切の傍らにも黄花コスモスが咲いていた。

黄花コスモス咲く踏切

やっと、鉄道にからむ写真が出せてよかった(タラ坊)。※以降は次回につづけます。

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| 未分類 | 17:03 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

どっかしらに鉄道の匂いがちらりとすれば十分ではないかと思っております |∀・) 私も鉄道縛りが窮屈で、毎度冒頭に余計なことを書いてるわけで…。

8月の陰鬱な陽気も9月になって少し好転してきましたね。秩父の残暑が伝わってくる写真群です。
私も植物には詳しくないですが、知識というのは個々に覚えていたものが線で繋がり面にまとまり、有機的に機能しだしてやっと自分のものになるんだろうなと思います。知識同士が繋がらず点のままだと受け売り止まりで、結果、なんだか怪しい薀蓄を開陳する結果になるのでしょう。うーん、怖いことです。

葛は確かに大変丈夫な植物で、私の実家あたりでも蛇蝎のような扱いですねw 裏の家がろくに庭の手入れをしないしょうもない奴らでして、植物が遷移して原野に還っていく過程を目の当たりにしました。
芝生が背の低い雑草類に埋められ、それがセイタカアワダチソウに駆逐され、次いでそれがススキに追いやられ、さらに葛が覆いかぶさってほぼ原野に還ります。ですがそれでは終わりません。笹です。葛も笹にはかなわず、裏の庭は最終的に笹原となりました。

| イノテツ | 2017/09/13 04:39 | URL |

イノテツ様

踏切をあっちに渡り、こっちに渡りを繰り返す道中でしたが、鉄道を広く見渡せるような場所は少なかったです。
その日はSLの運行日だったようですが、SLを撮ろうと思ったら、それだけを目的にしないと難しそうです。

私の植物の知識は主に、かつてやっていた園芸雑誌時代のものと、写真をやり始めた当初、主に花の写真を撮っていた人と一緒に写真を撮りに行くことが多く、その人からあれはなに、これはなにと教わっていたことが土台になっているんだろうと思いますが、植物の知識ということでいえば、いまだに、その人のレベルにはいたっていません。

原発事故で人が住まなくなったところを見ても、途端に植物に駆逐されていきますね。
私は、夏には夏草が生い茂り、秋には秋草が生い茂りと、適度に荒れた感じの庭が好きなのですが、それも程度問題かもしれません。

| タラ坊 | 2017/09/13 18:31 | URL |















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