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きまぐれ 鉄道日和

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酔っ払い、昭和気分で午前様〜深夜の板橋駅界隈

久々に聴きましたよ『マッカートニー』。多分中学の頃以来だと思うから30年ぶりくらい? 30年前の話をできる歳になってしまったんだな俺も('A`) このほど、しばらくぶりで紙ジャケCDの再発が出たので買ってしまったのです。以前出たものは廃盤になっており、中古でもプレミアがついちゃってて手を出せずにいたのです。
本作品はいうまでもなくポール・マッカートニーのファーストソロアルバムなわけだが、『アビイ・ロード』が大好きで、これがビートルズの事実上最後の作品と聞きかじった当時の私は、その延長線上のものを『マッカートニー』に期待し、思いっきりこけたものだった。率直な感想は「手抜きかよ、しょぼっ!」w 今でこそ宅録系の嚆矢だとかパーソナルな魅力が生々しく伝わってくるとか再評価著しいが、発表当時のオーディエンスの多くもまた、私のような、いわば肩透かしを食らった気分になったのではないかと思う。おかげで当時はレンタルレコード屋で借りてカセットテープに録音したものを数回聴いた程度でしまいこんでしまった。
それでも、ビートルズを入り口として洋楽、特に英国のフォークやロックを好んで聴くようになった。最近では発表当時はさっぱり売れなかったようなマニアックなのにも手を出して、その奥深さに感嘆しきりだ。
この世界のことを「英国ロックの深い森」とか呼ぶようだが、ひとしきり森の中を逍遥してみた上で、今回改めて『マッカートニー』を聴くと、「お、なかなか渋くていいぢゃねえか」という感想に一変するのだった。そもそも音楽として完璧なものを志向してないところから、生々しいものが染み出してくる。そこが彼の狙いだったのかな。一方、「シンガロング・ジャンク」の美しいメロディの背後にはメロトロンが響いていたりして、単なる手抜きではなかったことにも気付いた。昔得た感想が絶対ではないということだね。

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池袋の西口公園で酒を飲んでいると、どこからともなく外人のねーちゃんとお兄ちゃんが現れ、その場のノリでしばらく一緒に飲んだ。なんだか甘く危険な香りがする人たちだった。夜の西口公園ではこういう経験を時折する。好きな場所だが、酒を飲むなら昼間にしといたほうが健康的だと思う |∀・)

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まだ電車があったので板橋に移動、辺りを彷徨った。学生の頃、板橋は遊び場所の一つだったが、こんなに渋い場所だったっけと最近になって気付いたりしている。まあ、若い頃はチェーンにしか行かないもんね。

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ああ、昭和の雰囲気がしみるなあ。平成もあと1年5ヶ月弱で終わると決まったし、昭和がさらに遠くなるなあ。もう1杯飲みたいな、でももう金がないな。

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それに、もう電車がなくなる頃合いだ。
そういえば、踏切には現在も「赤羽線」の表示が残っている。1985(昭和60)年に赤羽〜武蔵浦和〜大宮間が開業、埼京線と名乗って直通運転を開始した。この愛称はすっかり定着したが、それまでは池袋〜赤羽間を行ったり来たりする赤羽線として運行されていた。「赤羽線」は正式路線名だが、今やすっかり懐かしい響きだ。現在では直通区間も大崎からりんかい線まで伸びたが、深夜と早朝の数本だけ池袋〜赤羽間を行ったり来たりする運用が残っている。昔日の名残みたいなものだろうが、実は「赤羽線」は現在も生きているのだ。

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結局、自販機で缶コーヒーを買い、駅前広場のベンチでゆっくり飲んだ。いいや、歩いて帰ろう。歩くのが好きで、怪我してても歩いてしまうのでなかなか治らない。

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都電の線路まで戻ってきた。この前は軌陸車が来て作業中だったが、今回はいつも通りの静まり返った線路だ。街灯に照らされて、闇の中にぼんやり踏切が浮かび上がっている。
関係ないけど、冥王星の地面に降り立ったとすると、ちょうどこのくらいの明るさなんだそうだ。太陽から遠く離れていても、このくらいの光は届くんだなあと、それを知った時妙に感心したものだった。私は、「これが冥王星かぁ」とわけのわからんことを考えながら踏切を眺めていた。酔っ払いの家路は遠い。(イノテツ)
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| 都会の鉄道 | 04:26 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

私などは60年前の話もできますよ。と言っても、さすがに60年前のことは覚えていませんが、50数年前くらい前のことだったら、ビートルズの最初の映画を観たのが中学2年生の夏だったとか、東京オリンピックが中学3年の時で、ビートルズの来日公演を武道館で観たのが高校1年生の時だったとかというのを覚えています。

英国ロックといえば、キンクスなんか結構好きでした。

モノクロの写真は雰囲気があっていいですね。
昭和ですね。
松原泰道禅師の本の帯に、「明治・大正・昭和・平成の4つの時代を見てきた人生の大先輩が届ける」云々というコピーを書きましたが、私も3つの時代を見ることができそうです。

| タラ坊 | 2017/12/15 17:56 | URL |

タラ坊さん

私の場合、ストーンズやビージーズに始まり、5年くらい前ですか、サンディ・デニーを初めて聴いて、これがマニアックなのに手を出すきっかけになりました。
音楽の本当の評価はリアルタイムよりも、時代が下ってからの方が正当にできるのかなと思います。発表当時は全く無視されたような作品の中に素晴らしいものを見つけると、それを強く感じます。貧乏画家の絵が、死後評価されるのに似ていますね。

今回の写真は、昭和っぽさを出すべく、コントラストを強めるなどの細工をしています |∀・)

おそらく私も3つ目の時代を生きることができそうですが、思えば子供の頃、明治生まれの人といえば年寄りという印象でした。昭和生まれもそういう目で見られることになるんでしょうね。

| イノテツ | 2017/12/16 03:33 | URL |















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