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きまぐれ 鉄道日和

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伊予鉄道松山市内線〜坊っちゃん列車から5000形まで

夕方から人に会うのでそれまで寝とこうと腐り果てた惰眠を貪っていたある週末の午後。いや、相手には「昼からどう?」って言われてたのを遅らせてもらってるのよね。病んでるんです_ノ乙(、ン、)_
そこに電話がかかってきて、「ネットの料金がお安くなりました☆」とかいうわけですよ。意識朦朧のまま、ああさよですか、はいはい分かりましたと応対してたら、これが実はプロバイダ乗り換えの勧誘だったんだね。こういう勧誘は電話にしろ訪問にしろ5秒以内に蹴散らすというのが私の方針だったのですが、特に心身の具合が悪いときに重なり、判断力を欠いてしまったのでした。
彼らは基本的に、相手がこれまでしてきた契約を破棄するという重大なことをぼかします。「安くなりました」 と完了形できて、「うちと契約しませんか?」という勧誘の第一歩を省くのです。
うーん、なんか釈然とせんなあと思って検索してみると、似た経験談がわらわら出てくるわけですよ。さらに、大してお安くならない事実も判明('A`) 電話番号が変わって仕事に差し障る割に美味しくないなと、週明け、早速キャンセルの電話をしました。幸い、今回の業者は世間でいわれるような悪徳ではなく、電話はすぐ繋がったし、キャンセルの件もあっさり受け入れてくれて助かりました。
ただ、こうしたトラブルは多いらしく、平成28(2016)年には「初期契約解除」という、通信事業におけるクーリング・オフ的な制度ができました。契約書が届いてから8日以内に書面で意思を示せば一方的に契約解除できます。ただこの場合怖いのは、いつ契約書が届くやらわからんことです。この間に物事が進んでしまうと事務手数料だの日割り料金だの、あるいは工事代まで取られたりします。それ以前にさっさとキャンセルの電話をする方が精神的経済的負担が少なくて済むし、また相手の手も煩わせません。契約成立以前にキャンセルする方が面倒ごとにならないということです。
電話やら訪問やらでのセールスは無条件で蹴散らせばいいのですが、相手はセールスと思わせない方法を編み出しています。気をつけてねっていうのが今日の無駄口枠のお話です。

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朝6時。JR松山駅前のネカフェを出て朝一番の5系統に乗り込んだ。年末の最も日の短い時期、6時とはいえ全くの夜だ。
電車は50形59号車。伊予鉄道50形と一口に言っても製造期間が長くいろんなスタイルがあるのだが、59号車は木造の車内に象徴されるオールドスタイルを現在に伝える貴重なグループ。

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大手町電停での鉄道線(高浜線)との平面交差は鉄道と軌道の平面交差として日本唯一のもの。鉄道と軌道では鉄道が優先という決まりなので、路面電車は郊外電車の通過を待つことになる。20年間、毎年松山に通っていて、路面電車の車内から郊外電車の通過を撮影できたのは初めて。そう、当たり前の光景ながら、いざ撮影するとなると意外とタイミングが合わないのだ。
なぜ私が松山に通ってるかというと墓参りのためだ。だがまあ色々あって一族に会うことはできない身の上('A`) 来訪すらバレないようにこっそり墓参りをし、足早に去るということを20年続けているのだ。
正岡子規にちなみ、松山には各所に投句ポストがあり、それは市電の車内にも備えられている。でも結局何も思い浮かばず、投句したことは一度もない。「ごめんなさい ああごめんなさい もう帰る」こんなもん、投句できるわけがないでしょう('A`)
単純に旅先として松山を見たなら、函館に次ぐ存在だなと個人的に感じている。しがらみさえなければと、訪問の度に苦しくなる。

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そんなことで道後にも年一度来るのだが、なんか新しいのができてた。これは道後温泉別館。かの有名な本館と近いところにあり、平成29(2017)年末に開設されたばかりの新名所だ。本館はその後増築が重ねられたものの、明治27(1894)年建立の重文。重文でありながら公衆浴場として使われ続けたので老朽化が著しく、今年以降改修工事に入る。この別館はその代替施設なのだという。でも、代替施設っつう割にやけに立派だな、屋根に白鷺乗ってるし。ゆくゆくはこっちをメインの施設にして、本館の浴場としての機能は縮小していくんじゃないかなあという予感がする。ちょっと寂しい気がするね。私が生まれて初めて入った温泉は、道後温泉本館の神の湯(一番安いところ)である。

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松山は路面電車ファンにとっても垂涎の街であり、今は新たに投入されたこちら、5000形が目を引く存在だ。2両しかなく、全線を走り回ってるという割には目にする機会は多かった。見た目の特徴は、なんといってもこの流線形だろう。これ、広島をはじめ、路面電車が生き残っている各都市で導入されているいかにもLRVっぽい形だが、いずれも連接車だ。単行車でこの形状を取り入れたのは5000形が初めてと思われ、多少強引な印象がなくもない |∀・) 在来車より車体が50センチほど長くなったというのも、この形状のためと見るのが自然だろう。そもそも単行車にしてLRVっていうのは技術的に難しいもので、先輩格の2100形なんかはなかなかアクロバチックな車内構造になっている。5000形の車内がそれよりだいぶ自然になっているのは、技術の進歩のおかげだろう。
現在もなお、主力の座にあるのが最初に出てきた50形なのだが、それに取って代わるぜという意気込みが「5000形」というネーミングから感じられる。新旧入り乱れる様子を楽しめる時期はあとどれくらいだろうか。

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20年間、毎年冬に通っていながら、松山が晴れることは少ない。私が訪れると奇跡的に天気が崩れるのだろう。歓迎されてない。それは分かっているのだが、心身が許す限り、この訪問は続けたいと思っている。
曇天の松山市駅から高浜線に乗り、松山観光港へ向かうことにした。



で、これがお蔵出しでない、新ネタによる久々の動画となる。久々すぎてどれくらいぶりか分かんない('A`) 撮影の腕が落ちてるのを編集段階でごまかしているのだが、それはそれでほころびが生じてしまうあたり、うp主としては遺憾である(イノテツ)
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| 都電・路面電車 | 08:14 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

私は今、毎朝6時過ぎに家を出ていますが、朝というより、はるかに夜という感じの暗さで、星が瞬き、月が煌々と照っています。もう少しすると段々その時間でも明るくなってくるでしょうから、気分的に楽になります。

坊ちゃん列車というのは軽便鉄道みたいですね。街中を機関車が走るのを見ると、なんだか不思議な感じがします。

5000形のオレンジに黒という配色はおしゃれっぽくていいと思いました。
50形59号車のオレンジに黄色の配色は、なんだか懐かしい感じがします。

道後温泉の本館はやはり風格がありますね。別館もいい雰囲気です。

坂口安吾は遺言に「家名断絶せよ」と書き遺したそうですが、我が家系もいずれ滅びること必定です。

| タラ坊 | 2018/01/18 17:06 | URL |

タラ坊さん

鋭いですね! 坊っちゃん列車はそもそも軽便鉄道だった現在の伊予鉄道高浜線を走っていた車両を復元したものです。現在は路面電車に混じって走っていますが、本来は郊外列車だったわけです。
伊予鉄道では現在、路面電車も郊外電車もバスまでも、オレンジ一色への塗り替えが進んでいます。59号車は旧塗色で残っているわけですが、古い車両にはこっちの方が似合っていますね。

道後温泉別館は訪問時、オープンして3日というタイミングでした。前の晩、別の温泉に入っていたのでスルーしましたが、考えてみれば入っとけばよかったですね。

古い家、しかも地方の家には因習がべっとり残っているもので、私はそれが嫌でたまりません。伝統は守るべきですが、腐れた因習などゴミですから。でもまあ、人が群れるためには必要なのかな。現に私は孤独を深める一方です('A`)

| イノテツ | 2018/01/18 23:09 | URL |















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