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きまぐれ 鉄道日和

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失われゆく風景2018春〜現れた完成予想図

IMG_0591.jpg

東池袋大勝軒には思い入れがある。学生の頃から通って行列に並んだ。今や伝説の人となった故・山岸一雄さんがこれまた伝説となったぼっこい店で見せていた手さばき、そして中華そば(当時530円)の味わいを今でも鮮明に思い出すことができる。近所にはオート三輪が出入りし、四半世紀前の当時ですら相当時代がかっていたが、再開発がなった今となっては道筋も変わり、屹立する高層マンションに当時の面影を見出すことはできない。
大塚大勝軒のマスターはそんな山岸御大の直弟子の一人だ。他のお弟子さんたちと比べて御大の歳に近かったため、東池袋での修行時代にも「弟?」とか思っていたが他人だった。ちなみに「息子?」と思っていた一番弟子もやっぱり他人だったが、現在は2代目を名乗る大勝軒の直系である。
とはいえ、より御大の味をしっかり継いだのは、年齢の近い大塚のマスターだった。巣鴨に住み着いた私はこの幸運を喜び通い続けたが、やはり年齢のことがあって体力が続かず、店を小さいハコに移し、さらに営業時間も徐々に縮んでいった。
そして、昨年12月、何の前触れもなく店を閉めてしまった。いやあぁぁぁっ、あたしを置いていかないでっ つД`)・゚・。・゚゚・*:.。
私のラーメンライフにぽっかり穴が空いた。他にも旨い店はあるけど、やっぱり大勝軒がないとつまんない。今日あたり、気まぐれに復活してねえかなと跡地に足を運んでみたら、本当に復活していたw
嘘ぢゃねえか、都内にも狐が出るのかと撮ったのが冒頭の写真だ。ただ、店に出ているのは若いお兄さんで、なるほど味は少し落ちていた。それでもマスターの味を継ごうという心意気が感じられたのが嬉しかった。今後に期待だ。
お兄さんに訊いたところでは、マスターは店には出ないものの、引き続き関わるという。お兄さんの年齢では、おそらく御大のラーメンを直接食ったことはあるまい。でもその心を、マスターを通じて受け取ってほしい。大勝軒ファンの切なる願いである。

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ときどきやる「失われゆく風景」シリーズは、「雪の日の都電」シリーズに並ぶ定番ネタになってきた。しかも「失われゆく風景」については道路整備・併用軌道化のアナウンスがあって撮影を始めてから今年でちょうど10年。節目になるので、じっくり見ていきたいと思っている。
で、今回は見た目はあんまり面白くないものの、2組の定点撮影をご覧いただきたい。

20180425C.jpg
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上が10年前の12月、下が現在である。どこが変わったか、見比べると結構興味深い。沿線の家屋が立ち退いてビルに建て替わっている。そして踏切が2箇所撤去されている。これは工事中の臨時措置ではなく併用軌道化への工程であり、復活することはない。道はできるが横断しづらくなる。どうだろうね、これは沿線民にとって便利になるのか逆なのか、ちょっと微妙だ。

20180425A.jpg
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もう一組はこれ。同じく10年前と現在の定点撮影だ。もはや線形以外に同定できるものがない。架線柱すら仮のものに建て替わってしまっている。そして二組とも、新しい写真では奥がインファンド軌道に敷き替わっていることにお気づきだろう。

P1110315.jpg

インファンド軌道については、リンクから調べてみてね。要は路盤をセメントで固め、レールを樹脂で固定する工法なのだが、このシリーズで以前私が言及したように、緑化軌道にも適しているのだった。今回来てみたら、軌道に土が入れられていた。

P1110328.jpg

で、これが沿線に建設中のマンションの完成予想図。都電の線路が緑化軌道になっているのが分かる。最終的にはこうなるんだね。もちろんこのCGはマンション宣伝用なので、両脇、そして向かいにもビルが立ち並ぶことになり、こんなスッキリした景色にはならない。とはいえ、下町の情緒を今に伝えるとかいわれた路線がこうなるんだと、いよいよ具体的な図として現れたという感じがした。(イノテツ)
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| 都電・路面電車 | 05:38 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

大勝軒や山岸さんの名はイノテツ氏のブログによく出てくるので、私も知るところとなりました。
今、ちょうどお腹が空いているときなので、冒頭のラーメンの写真を見ながら、無性にラーメンが食べたくなりました。

先日の新聞に、日本一の短命県の汚名を返上するべく、青森県がいろいろな取り組みを行っていることが報じられていました。
そのひとつが、ラーメンのスープを飲み干さないということで、店にそういう張り紙がしてあるそうです。
スープの減塩にも取り組んでいるそうで、ある店では、少し塩加減を抑えたら客から文句が出て、また元に戻した、というようなことが書いてありました。

同じ場所でも、10年たつとずいぶん変わるものですね。
かつて工場街だった大崎や、かつて倉庫街だった芝浦の変わりようを見ても、東京は特に、しばらく行かないでいると、まったく様子が変わっていることがよくありますね。大塚も早晩、大崎みたいになっていくのかなと思います。
街並みがきれいにはなるでしょうが、風景から生活臭が消えていくのは、ちょっと寂しい気もします。

| タラ坊 | 2018/04/25 17:53 | URL |

タラ坊さん

私は基本的に1日1食ですが、それでも週5回以上ラーメンを食ってるわけですから、そのラーメン愛は小池さんをも超えてるかもしれません |∀・) 勢い塩分摂り過ぎにはなりますよね。でもまあそれ以外に食事をしないので、結局人並み程度かもしれませんが。私は昔ながらのラーメンより、こんもり具材がのってるラーメンが好きで、外で食うときも自炊するときも、できる限り野菜をトッピングしています。

今回、定点撮影を二組載せましたが、これらはいずれも動画から切り出した画像になります。それでいささか画質が劣るのですが、電車の位置などをかなり合わせることができ、絵的にはつまらんとはいうものの、定点撮影という観点では結構上質なものになったのではと自負しております。鉄道関係の定点撮影において先人たちは随分苦労されてきましたが、動画を使用するという手法は、これからの時代には便利な方法だなと今回実感した次第です。

現場に立つと10年の変貌ぶりは画像以上で、まさに隔世の感です。これから工事が完成に向かうと、現在撮っている無味乾燥な絵も貴重なものになっていくでしょう。まああれですね、雑多な民家がマンションに建て替わっていくのは生活臭が封じ込まれていく感じで、喩えは悪いですが、ジャラジャラ玉が出ていたパチンコが封入式に替わっていくのに似ている気がします。いろんなものが生々しさを失い、つまらんものになっていくということですね。

| イノテツ | 2018/04/26 07:26 | URL |















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