新京成のクネクネ線路
新京成に乗って気づくのは、やたら揺れることである。揺れるというのはカーブが多いということか? そう思って調べてみると、世の中にはカーブ好きというのがいるらしく、そのカーブ好きの人たちの間では、新京成というのはわりと人気の路線らしいということがわかった。
最寄駅である常盤平駅から松戸行に乗って、まず最初に現れるのが次の大カーブだ。


さらにその先カーブが続き、新京成は武蔵野線と接続する八柱駅へと向かう。

なるほど。これだけ曲がっていれば揺れるわけだと納得した。
通勤は、その八柱駅で武蔵野線に乗り換え、さらに西船橋駅で総武線に乗り換えてという形になるのだが、武蔵野線も東松戸から市川大野にかけてあたり、畑があったり、森があったりとわりと雰囲気のいいところがあるので、今度、そちらのほうも歩いてみようと思っている。
ところでその日、どうもピントが合いづらいなと思ってレンズを見てみたら、なんと50mmマクロレンズを装着してきてしまっていた。引っ越し時にカメラ関係は全部カメラバッグに収めていたのだが、それを取り出すときに間違えてしまったようだ。
引っ越しを終えて、つくづく思ったのは、引っ越しというのはなんてメンドーなんだということだった。
荷物の移動自体は、引越屋さんがだいたいやってくれるのでたいしたことはないのだが、諸々の手続きやら届け出やらが実に面倒くさく、転居してから一か月少したったが、いまだに全部終わったのか終わっていないのかはっきりしない。
それは、謂わば、生きるというのはなんてメンドーなんだということにつながってくるのだが、人ひとりが社会のなかで生きていくというのは、さまざまなネットワークにつながり、雁字搦めにされることなんだなと、改めて思った(タラ坊)。
| 未分類 | 11:39 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑
新京成にカーブが多いのは有名ですね。平地に敷設されているのに無駄に曲がってるんぢゃねえのかと思われるでしょうが、果たして無駄に曲がっているのです('A`) 新京成はもともと軍用線です。訓練のために無駄なカーブをいくつも設けました。あと、法的な事情で路線の長さを稼ぐ必要があったともいわれますね。戦後、京成に払い下げられるのですが、これでも京成の手によって大分カーブが緩められたらしいです。
撮り鉄的には白とピンクの新塗色より、「くぬぎ山の狸」と呼ばれた頃が懐かしいのですが、カーブを走る列車はかっこいい構図にしやすく、そこが人気なのかもしれませんね。
世間には引越しが好きだという人もいますが、意味がわかりません。時間も手間も金も食うし、何より仕事に支障が生じてしまいます。自宅で仕事をしている私などは、一般人以上に腰が重くなります。そう、各種手続きも昔以上に煩雑ですし、めんどくさいというのがどうしても先に立ってしまいますね。まあ、そうも言っていられない時期が遠からず来るだろうとは思うのですが…。
| イノテツ | 2018/07/17 12:08 | URL |