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きまぐれ 鉄道日和

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オーレン小屋から天狗岳〜猛暑を逃れて雲上の山歩き

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マクワウリである。多分、私の親の世代(団塊)以上の人にとっては懐かしいものだと思うが、現在の日本では大衆向けメロンに取って代わられ、あんまり栽培されていない。実際、スーパーでもまず見ないよね。これは茨城県某所の直売所で買ったものだが2個100円だった。明らかに商売になってねえだろそれ('A`) まあそこは花屋が本業であり、サービスの意味合いで分けてくれてるんだろう。そんな存在のマクワウリだが、私はこれが好きなのだ。メロンの味がしながらさっぱりしているのがいい。あくまでカテゴリは野菜であり、シャキシャキした歯ざわりが爽快だ。母はスイカの方が好きだと言う。多分、マクワウリに対して「メロンの代用品」という幼少時の記憶が残っているのだろう。そういう偏見がない私などはむしろこっちの方が好きかもしれない。
なお、韓国から「チャメ」というのが輸入され、立派な値段で売られたりしているが、これも要はマクワウリである。

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※今回は山行記につき、鉄分は皆無ですm(_ _)m


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朝一番、池袋始発の山手線に乗り込み、無事八王子駅まで着いた私だったが折悪く腹を壊し、集合場所には約束の時刻丁度に着いた。体が弱いのに登山を、しかも人と一緒にするのはなかなか大変なことだったりする。
車に乗っけてもらい、高速道路から下道に降りると、登山口の桜平まではひどい悪路だった。とはいえ公共交通専門だと使えない登山口であり、私もここには初めて来ることができたのだ。
八ヶ岳連峰はその山容から南北に分けられており、その境は夏沢峠とされている。夏沢は沢の名前であり、オーレン小屋へはこの流れに沿った道を登っていく。苔と水の美しい山道なのだが、それまで下界で歴史的酷暑に見舞われていたわけであり、知らず識らずのうちに普段の生活で体力を奪われていたのだろう、なんつーこともない道でさっくりバテた_ノ乙(、ン、)_

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ひいひい言いながら標高差500mを登り切ってオーレン小屋に着くと、硫黄岳に登る予定は当然のようにキャンセル。各自テントを設営すると午前中からの酒盛りとなった。事前のメールのやり取りでは荷物の軽量化とかなんとか言っていたはずなのにメンバーのザックからは酒やつまみが次々と出てくるのだった。私ももらいもののプレモル詰め合わせを大量の保冷剤とともに持ち込んでおり、これだけで荷物を3kgくらい重くしていた。明らかにここまでのコースをなめていた |∀・)

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この山小屋は夏沢の源流に近く、その水の流れは清らかでかつ驚くほど冷たい。こうして飲み物を浸しておくとキーンと冷えて美味いのだった。まあ金さえあれば、こういうのに頼って酒を担ぐのをやめればよかったのだが…。
今回、我々がここを選んだっきっかけは、メンバーの友人がこの小屋で働いていることだった。夏の週末、八ヶ岳の山小屋は忙しい。その間を縫って本人が挨拶に来てくれた。なんでも旦那は北アの山小屋で働いているんだとか。一緒に暮らせるのはシーズオフの半年だけってことになるが、そんな夫婦の形もあるんだなあと憧れてしまった。
夜、テントから這い出すと見事な星空だった。都会の夜空には星が乏しいからしばらく眺め続けていた。これほどしっかり天の川を眺めたのはどれくらいぶりだったろうか。

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朝、テントはそのままに軽装で出発、天狗岳へ向かった。前日と打って変わって足取りは軽い。涼しい環境でゆっくり休んだこともあるだろう。途中の根石岳付近はコマクサの保護地となっており、ちょうど花期を迎えていた可憐な花が見られた。でもなんか、以前来た時より減っているような…。高山植物は環境の変化に敏感だ。実際、地球環境がいい方向に行っているとは到底思えないわけで、人類はこういうアラートをしっかり受け止めなければなるまい。

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いよいよ森林限界を超えてハイマツ帯に入ると、雄大な山岳風景が目に飛び込んできた。朝の光は斜めに入り、西天狗岳をより立体的に照らす。

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天候に恵まれたので遠くの展望も素晴らしかった。手前は霧ヶ峰(多分)、そして美ヶ原(おそらく)、さらに奥に連なる北アルプス。穂高と槍、その間に大きく落ち込む大キレットがくっきり見て取れる。ああ、再びあそこへ行ってみてえなあ…。
体が弱く、普段の生活でも動悸と息切れを繰り返す私だが、そんな体を引きずってでも、この景色を見るとひたすら感動し、来てよかった、また来たいと思う。そして、かろうじてここまで来る健康が維持されていることに深く感謝するのだった。



で、このまとめ動画は一見いつもの作風ながら、集団行動しながら撮っているのが違う点。硫黄岳に登るのをやめたために異様に時間に余裕ができ、半ば暇つぶしで撮り始めた動画だが、なにせ天候に恵まれたのでいい絵が撮れている。ただ、風切り音が残念だなあ。これを手軽に防ぐ方法はないものか。(イノテツ)
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| 山行記 | 01:30 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

マクワウリというのは、名前は知っていますが、食べたことがあるかどうか、あまり記憶がありません。

写真や動画から夏山の清涼さが伝わってきます。
沢の水をペットボトルに汲んでいた女性が「冷たい」と言っていましたが、その水で冷やしたビールはさぞ美味しかったことでしょう。

麦草ヒュッテで、湧き水で冷やした青リンゴを食べたことがありますが、冷たくてとても美味しかったことを思い出しました。

コマクサは、御嶽山の飛騨頂上付近で見たことがあります。

写真や動画を観ながら、八ヶ岳行きたいなぁという思いがつのりました。

| タラ坊 | 2018/08/01 18:48 | URL |

タラ坊さん

なんと、マクワウリの記憶がありませんか。名前は名産の真桑村に由来するそうで、それは現在の岐阜県です。母は大阪出身ですし、もしかすると西日本中心の食べ物だったのかもしれませんね。母曰く「兄貴は喜んで食っていた」そうで、兄妹間ですらジェネレーションギャップがあるわけです。うーん、マクワウリ一つとっても、民俗学のネタになりそうです。

山小屋のある場所は基本的に水場ですから、乾いた体を潤すオアシスですよね。冷たい水にありつければ何よりですが、温泉に近いために水がぬるく、それに浸したビールも当然ぬるいという残念な小屋もあったりします。雪解け水が地上に流れ出す最初のところを捉えられるオーレン小屋は、私が知る中では最も水に恵まれているといえるでしょう。

八ヶ岳は、ある程度登山を経験してくると、派手な南より、味わい深い北に魅力を感じるものらしいです。実際、私もそうです。テント泊が難儀なら、北八ツには味わい深い山小屋が揃っていますから、小屋泊まりもいいものだと思います。高いですけどね('A`)

| イノテツ | 2018/08/02 03:21 | URL |















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