その名も「最高地点」という蕎麦処
当初、特急は使わず普通電車で行こうと思っていたのだが、その日の朝、倒木が線路を塞いでいるということで、中央線は高尾~藤野間が不通になっていた。様子を見るため、取り敢えず新宿まで行ってみると、倒木の除去作業が終わり間もなく運転が再開されるとのアナウンスが流れた。しかし、大分出遅れてしまったので特急で行くことにし、新宿発7時の「あずさ1号」に乗り込んだ。ところが、7時を過ぎても一向に動き出す気配がなく、20分遅れでようやく動き出したはいいものの、動いては停まり、停まっては動きを繰り返し立川で30分遅れ、甲府で1時間遅れと徐々に遅れの幅が広がり、小淵沢まで3時間半かかった。通常なら新宿~小淵沢間は特急で2時間だから、1時間半遅れたことになる。
乗り継いだ小海線も10分遅れの発車だったが、ようやっと野辺山駅に到着した。
いささか草臥れてしまい、コーヒーなど飲んで一休みした後、JR鉄道最高地点の碑のあるところまで行こうと歩きだしたのだが、そこまで2㎞弱あるという。歩くと30分近くかかってしまうだろう。大分出遅れてしまったことでもあり、時間を節約するべく、駅に戻って、駅横の観光案内所でレンタサイクルを借りることにした。1時間500円だった。
できればマウンテンバイクかクロスバイクあたりで走りたいところだったが、そんなものがレンタサイクルにあるわけもなく、ママチャリに乗って改めて出発。
しかし、これは快適だった。高原は自転車に限ると思った。

10分たらずでJR鉄道最高地点碑のあるところに到着。その碑の前に、その名も「最高地点」という手打蕎麦処があった。

地元産野菜を使ったかき揚げ蕎麦がオススメだというので、それを注文。なかなか美味しかった。ついでに、これもオススメだというソフトクリームも味わった。こちらも美味しかった。そうこうしているうちに踏切の警報音が鳴り出したので、テラスに出て待っていると、目の前を小海線が走り過ぎて行った。

来る時は気づかなかったのだが、駅からその碑のあるところまではゆるやかな上りになっていたようだ。久しぶりに自転車に乗ったから足が重いのかと思っていたのだが、そうか、上り坂だから重かったのかと納得した。そんなわけで、帰りはほとんどペダルを漕がなくて済み、10分もかからず野辺山駅に戻れた(タラ坊)。
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しかも小淵沢まで立ちっぱなしだったとか。大変お疲れさまでした。加えて、遅れは微妙に2時間以内にまとめてきやがりますね。さすがはJR。私なら、この愚痴だけで1ネタ書きます('A`)
鉄道最高地点は、平沢峠・飯盛山へのコースで経由するため、すでに何度か訪れていますが、最高地点というイメージに反して、ライトなノリなんですよね。以前のキハ52ならえらい迫力で越えてくれたでしょうけど、現在の車両は、急坂も軽々登ってしまいます。
| イノテツ | 2010/08/12 10:54 | URL |