秋の気配
こんなことをふと思ったのも、くそ暑い毎日の中にも、徐々に秋が迫っているのを感じたからである。撮り鉄を始めて、特に空をよく見るようになった。ロマンチストかおめーわ、と言われれば、まあそういう部分もあるのだが、列車の通過時に日が陰るとイヤなので、「うををっ、雲どかんかい!」などと念を送っていたりするのである。当然そういった念は、多くの場合通じないのだが('A`)

大塚駅の通路の向こうに、阿波踊りの提灯が飾られた。
空が透明度を増し、青が濃くなってきた。雲は高くなり、羽のように軽く舞う。地上は相変わらずくそ暑いが、空が明らかに真夏とは違ってきた。
その一方で、私の中で「1画面になるべくたくさん列車を入れるゲーム」が始まっていたw 線路がたくさん並んでいると、列車もいっぱい撮りたくなるのが人情というものではなかろうか |∀・)

(日暮里)

(飛鳥山)
たくさん入れたいんなら車庫に行けばいいじゃん、と突っ込まれそうだが、基本的に本線上を走っていないとダメというのがルールである。もちろん、そう簡単にタイミングが合うわけもなく、いくらダイヤ過密の東京とはいえ、こういう撮り方をしていると、異常に時間と体力を食う。好きでないとできないというのはこういうことだろう。
さて疲れたので、最後にドアップで締めることにする。東京メトロ10000形。車内は好きだが、異常に丸い顔が気に入らない。だが、この顔が地上に出たとき、思わぬ効果を発揮することに気付いた。

凸レンズになるのだw 正面窓に映った雲は、ここでも徐々に近づく秋を告げていた。(イノテツ)
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ああ、もう秋の空だな、と、私も先週あたりから、空を見上げながらしています。
ボードレールの詩句に、「さらば、我らが強き夏の光よ」というのがありますが、今年はそんな感じの夏の光でした。
| タラ坊 | 2010/08/13 09:19 | URL |