きまぐれ 鉄道日和

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雨水の頃に

年が明けてはや2か月近くが過ぎ、2月19日は、二十四節気のひとつである雨水(うすい)。雪が雨に変わる頃ということだが、ことのほか寒かったこの冬もようやく温みはじめ、ほぼ一冬の間続いた乾燥した晴天も、このところ天気の変化が早くて、少しずつ春に近づいていることが実感できる。

冬のつぎに春となるを思はず
ともにあゆみし
後のかたみに

これは作家・立原正秋が死の前年に詠んだものだそうで、死に向かう覚悟のようなものが、この歌からは読み取れる。立原が亡くなってしばらくしてからこの歌を目にした時、奥さんは泣いたそうである。
売れない時代が長く、家族に苦労をかけ続けた立原が最後に見せた家族、特に奥さんへの詫びの情がこの歌には込められているように思われる。
「心の贅沢に恵まれた人生を、立原とともに歩ませてもらった」
立原と過ごした日々を顧みて、奥さんはそう語っている。
お金を使う贅沢には私もまた縁がないけれど、さればとて、心まで貧しくはなりたくないと思う。
等しく誰の頭上にも降り注ぐ太陽の光、その温もりの贅沢さ。
四季折々に自然が見せる表情の豊かさを味わえる贅沢さ。
折々に旬の味をほんの少しばかりいただける贅沢さ。

菜の花と諸葛菜
まだ少し早いけれど、間もなく諸葛菜も菜の花も咲くだろう。これは昨年の3月頃だったろうか、四谷~市谷間で撮ったもの。

春には春を楽しもうと思う。それも、生きていればこそ味わえる贅沢だ(タラ坊)。
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| 未分類 | 14:37 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

昔、実家近くの土手にはカラシナが自生していて、葉っぱや花を摘んできて茹でて食ったものです。自分の存在などチリのようなもので、いようがいまいが、日は昇り日は沈み、春が来て夏が来ます。そうした悠久の営みのうちの、ほんの数十年を見させてもらうのが命なのでしょう。わずかな時間であってもそれを満喫し、笑みを浮かべながら氏ねたら素晴らしいです。
しかし、そんなこと言っても、まずは金が要るんですよね。ああ、いやだいやだ('A`)

| イノテツ | 2011/02/21 18:43 | URL |

イノテツ様

そうですよね。
いくら花鳥風月を愛でても、お腹は減りますし、雨露しのぐ住まいも必要ですし、服も着なくてはなりません。
生きているというのはなんてメンドーなんだと思います。
以前、天狗の食生活というのを調べたことがありますが、彼らは、食べ物から「気」だけを吸収しているということです。
よく、霞を食っていると言われますが、その霞というのは、樹木が出す、フィトンチッドのことではないかという説もあります。
それで腹がふくれればいいんですけどね。

| タラ坊 | 2011/02/21 19:05 | URL |

生きていく上で本当に重要な太陽、地球、空気、水
とかはほとんど無料なんですね。
逆にこれらが無くなると1ヶ月も持たないでしょう。
空気なんて、ただですけど、なくなったら1時間で
人類絶滅ですよ。そう考えると
ありがたい感じに世の中できてますね。


| アホキ | 2011/02/22 13:19 | URL |

アホキ様

本当にそうですね。
よく、ないものを数えるのではなく、あるものを数えろ、ということが言われますが、そう考えると、宝石はなくても、ロレックスの時計はなくても、ベンツはなくても、私たちには、太陽と空気と水があるじゃないかと、なんだか、それだけで充分のような気がしてきて、それがすごく贅沢なことのように思えてきます。
宝石はなくても生きていかれるけれど、太陽と空気と水がなければ生きていけないんですものね。

| タラ坊 | 2011/02/22 14:51 | URL |















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