きまぐれ 鉄道日和

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『二十歳の原点』

以前、右のamazon.co.jpの広告に、『二十歳の原点』(新潮社)が載っていたことがある。関連のないものは載らないだろうから、かつて、この本について何か書いたことがあるのかもしれないが、憶えていない。
『二十歳の原点』といっても、ほとんどの人はご存知ないだろう。高野悦子さんという、20歳で自殺した京都・立命館大学の学生の日記などをまとめた遺稿集で、1971(昭和46)年に発行され、当時ベストセラーになった。
私が持っているのは、1974(昭和49)年12月5日付けのもので、61刷りになっている。

二十歳の原点の本

高野悦子さんは1949(昭和24)年誕まれだから、私と同じ年である。
東京の立教大学などにも合格していたそうだが、立命館大学の奈良本教授の講義が聞きたいからと、立命館史学に入る。
ちょうど、学園紛争華やかりし頃である。彼女も立命全共闘の集会に参加したり、デモに出たりして、その波に飲み込まれていく。
そのかたわら、「シアンクレール」というジャズ喫茶に入り浸っていたりもしている。
私も京都へ行くと、河原町荒神橋バス停近くにある、その「シアンクレール」によく寄ったものだ(今でもあるかどうかは定かではない)。
そして、1969(昭和44)年6月24日未明、山陰線の列車に飛び込んで自殺した。
私は彼女より40有余年も長くこの世に留まっていることになるが、もしあの世で彼女に会った時、報告すべき何ほどのことを、この40有余年で為し得たのだろうかと思うと、暗澹たる思いを禁じえない(タラ坊)。
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| 未分類 | 14:11 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

また暗い本ですね。
読んだことはないのであくまで印象ですが。

まあ、何を報告するにせよ、後悔ばかりしていても
しかたがないわけで、少しでもいい報告ができるように
これからを考えたほうがいい気がします。

っていうか、皇居マラソンとかサーフィンとか、就職とかもうやられているじゃないですか。そのお年で立派だと思います。

| アホキ | 2011/02/24 15:26 | URL |

私など、全共闘の成れの果てが今の政権を牛耳っているのかと、そちらの方で暗澹たる気持ちになりますが('A`)
短い人生・長い人生、派手な人生・地味な人生、人にはそれぞれの人生がありますが、そのそれぞれが、真摯に向き合い生きてきたのだとすれば、それでいいのだろうと思います。なんか実績というか、足跡みたいなものを残したいというのは、もちろんありますけどね。
あの世では、「頑張って、死ぬまで生きました」と報告したいです。果たして自分は、そう自信を持って言えるだろうか、この機会に自戒してみたいと思いました。

| イノテツ | 2011/02/24 17:28 | URL |

アホキ様

ありがとうございます。
よく生きてきたよなぁと、自分で自分を褒めてあげたい部分というのもあり、死なずにこの年まで生きてこられたことだけでも充分自慢していいことのような気もしないではありません。

| タラ坊 | 2011/02/24 18:58 | URL |

イノテツ様

私の場合、「頑張って」というより、「成り行き」で生きて来たようなところがあるんですが、少なくても、高野悦子さんよりはるかに長く生きて来られたことだけは自慢していいのではないかと思っています。おかげで、建設中のスカイツリーも見られたわけですし。

| タラ坊 | 2011/02/24 19:05 | URL |

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| | 2011/03/01 11:44 | |















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