きまぐれ 鉄道日和

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モノポリーと資本主義

最近モノポリーにはまっている。鉄道との関係といったら、ゲームの中で鉄道会社を経営できるといったことくらいだろうか。まあそんなわけで、いつものように鉄道とはかなーり遠い話だ。

きっかけは「iPhone版モノポリーが面白い」という文章をツイッターだったかブログで見かけたことで、値段も230円だったのでダウンロードしたところ、みごとに嵌まってしまった。

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ゲームの中でペンシルバニア鉄道とかリーディング鉄道などを買うことができる


実は今、会計の勉強をしているのだが、キャッシュフローだとか、のれんだとか難しい用語が出てきてちんぷんかんぷんだった部分が、このゲームをやったおかげですんなり飲み込めた。

やや、おおげさにいうと、資本主義についての本質をズバリわかりやすく教えてくれる。

ただ、コンピュータ相手だと、交渉力が甘いので、パターンをつかんでしまうと簡単に勝てるようになる。実践ではどうなのか確かめてみたくなり、日本モノポリー協会の主催するモノポリーナイトというイベントに出席してみた。


場所は横浜の建物は開港記念館。参加費500円(初心者はなんと無料)。歴史ある建物で雰囲気はいいが、モノポリー自体が盛り上がっているとは言い難く、50人以上入る会場に10数人くらいしか来ていなかった。ひねくれものとしてはこういう感じはとても好きだったりする。
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開港記念館

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中も洋館だ


最初のゲームは4人で行われた。私を含めた2人が初心者、1人が中級者、1人がモノポリー協会のボランティアで、その人がガイドしながらのゲームとなった。iPhone版モノポリーにはまっていたおかげか、上級者の言っていることの意味がよく分かる。わりと素直に助言に従っていたら、最初のゲームで一位になってしまった。2回目のゲームでは強者っぽいひとが参戦してきて、苦しんだのだが5人中2位と善戦。

モノポリーというのは前半と後半でがらりとゲームの性格が変化する。前半は空いている土地や鉄道などをルンルン気分で買って、うまく投資できた人が有利になる。後半はあちこちで独占が完了してしまっているので、なるべく動き回らない方がいい(刑務所にいるほうが有利だったりする)という、今の日本の閉塞状況にも似た世界が展開される。

 しかも後半になると、1度ついた格差が埋まらず、金持ちはますます金持ちに、貧乏人はますます貧乏になって破産するといった部分もよく似ている。

 そんなわけで前半~中盤に欠けて土地を買いまくって交渉して、一角を独占し、そこに集中的に投資してキャッシュフローを得る体勢を整える。
 後半はサイコロ任せな所もあるが、なるべくミスしないように相手を牽制しながら進めていくのがポイントだ。

 われわれが学校などで資本主義について習うのは、資本主義の前半の部分だけで後半はほとんど教わらなかった気がする。覚えていることといったら独占禁止法といった法律があるくらいだ。

 努力や頑張りといったものが報われるのは資本主義の前半だけで、資本主義が後半になってくると努力ではどうにもならなくなってくる。そして差がいっこうに縮まらなくなってしまう。むき出しの資本主義というモノの本質、残酷さがよく分かるゲームでもある。まあ、たかがゲームでちょっと大げさすぎるかもしれないが、とにかく、いろんなことを考えさせてくれる示唆に富んだゲームだ。(アホキ)



 話題があまりに鉄道から乖離したので、罪滅ぼしにペンシルバニア鉄道の話題など。

 ペンシルバニア鉄道はアメリカに実在し、かつては世界最大の鉄道会社だったらしい。しかし、モータリゼーションの波で1950年代に衰退、1968にニューヨーク・セントラル鉄道と合併したが失敗、1970に倒産している。

 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%8B%E3%82%A2%E9%89%84%E9%81%93


19世紀半ばには鉄鋼王アンドリューカーネギーが同社の副社長を務めていた。カーネギーは木製だった橋梁を鉄にすると耐久性に優れるので、需要があるだろうと鉄橋会社を設立し、見事に的中。その後鉄鋼王に登り詰めた。

20世紀中後半には日本の新幹線を真似たメトロライナー(ニューヨーク~ワシントン間を時速190キロ、3時間で結ぶ)などの花形列車もあった。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%BC
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COMMENT

私はゲームとかにまったく興味がなく、MIXIでもいろいろなゲームへの参加を促すお誘いを受けるのですが、いまだかって、どれも参加したことがありません。

ロバート・キヨサキという人の『金持ち父さん、貧乏父さん』という本はキャッシュ・フローの考え方がわかりやすく書かれていて、なるほどと思うことも多かったです。
要は労働収入では限界がある、権利収入を目指すべきである、ということですが、確かに、今私がやっているような時給いくらの仕事をしていても収入はたかがしれていますから、それはそうなんだけれど、でも、そう言われてもなぁ、というところがあります。

資本主義の仕組みの最大の特徴は、富が特定の人に集中してしまうというところにあろうかと思います。
そして、これまで、頑張れば誰もが富を手に入れるチャンスがある、というのも資本主義の特徴のひとつのように言われてきましたが、そろそろそれが幻想に過ぎないということに人々が気づきはじめてきた、というところで、資本主義の限界が見えはじめてきているのが、「今」ではないかと思います。

| タラ坊 | 2011/03/02 14:41 | URL |

タラ坊さんとは趣味が合わない部分が多いですね
それでも2年近くやっているので不思議ですがw

いわゆるアメリカ型の資本主義に限界が見えてきたのは
たしかで、それの揺り戻しが起こっているのが今なんだろうと
思います。ただ、独裁主義とか共産主義がもっとだめなのは
明白なのでなんとか資本主義の牙を抑えながらやっていく
知恵が求められているんじゃないかと思います。

| アホキ | 2011/03/02 17:29 | URL |

昔勤めてた会社で、部下がフリーウェアのゲームで遊んでやがったので、「おいこら、仕事中に何やってる、俺にもやらせてみろ」と試すこと数分、「…面白えぢゃねえか…」。私は、非常にゲームにはまりやすい人間ですので、逆に怖くて近寄りませんw
さて、モノポリーというゲームを知りませんでしたが、まさに資本主義の長所と短所が学べるもののようですね。資本主義は、成長過程にある社会には有効ですが、一定の水準を達成してしまうと歪みが生じ、結局は役目を終えていくんだろうと思います。その時代、その社会にあった経済のあり方というのがきっとあって、どれが最高ということでもないのでしょう。
私個人的には、今後は江戸時代のやり方を参考にし、地産地消、超リサイクル社会で、自然の邪魔にならない暮らし方を目指せばいいと思います。実現できれば未来は明るいなあと妄想するのですが、うーん、現実は…。

| イノテツ | 2011/03/02 18:41 | URL |

確かに持続可能なリサイクル社会は理想ですね。

私は根っからの資本主義者というやつでもないんですが、
共産主義と比べ、人間の本性に基づいている分、強靱だなぁと思うのです。この300年くらいをみていると
独裁主義や絶対王政、共産主義、ファシズムなんかが
登場してますが、すべて消えていきました。
そんなわけで結果的に社会のシステムとして資本主義の
強さと良さは認めています。
同時に欠点もあるわけで、それをなんとか飼い慣らす
方向でいくのが現実的なのかなぁと思っています。

| アホキ | 2011/03/02 18:59 | URL |















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