きまぐれ 鉄道日和

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水島臨海鉄道末端部を行く(1)

水島臨海鉄道、ここにはぜひ行きたいと思っていた。理由は簡単だ。キハ20がいるからだ。
キハ20の朴訥とした顔が好きだ。「ローカルですが何か」といった飾らない雰囲気が好きだ。だが、JRからはすでに姿を消し、残っているのはひたちなか海浜鉄道とここだけになってしまった。
ひたちなかのキハ20系列は4両あるが、うち3両が北海道の私鉄出身という経歴の持ち主で、厳密な国鉄型キハ20は1両しかない。その1両が、JR西日本からここ水島を経て、ひたちなか(当時は茨城交通)に来たキハ205だ。キハ205の元同僚を見てみたい。ここを訪れた目的は、ほぼこれにつきる。

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倉敷市駅はJR倉敷駅と隣接しているが、独自の駅舎を構えている。もっとも、駅前は路地になっていて薄暗い印象だ。周囲をぶらついたりして、しばらくの待ち時間でNDCの単行がやってきた。キハ20が休日には動かないことは知っていた。あとは、終点の三菱自工前駅まで行く列車は少なく、たいがい手前の水島駅止まりらしいというのが予備知識の全てだった。今思えばなめていた('A`)

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キハ20で有名ながら、実はNDCが主力というのもひたちなかとの共通点だ。同じシリーズの車両なのでとてもよく似ているが、ここのMRT300形は21.3mの大型車であり、車内にクロスシートを備えているのが特徴だ。
単行の気動車には数人の客が乗り、単線の線路をコトコトと行く。…のだが、高架が続くし、沿線は住宅が建て込んでいて、ぶっちゃけ風景に旅情は一切ない。工業地帯に何を求めてるんだ、という話ではあるのだが。

DSC_8260.jpg

MRT300形、ひたちなか3710形とのもうひとつの違いは、塗装であるわけだ |∀・)
こうして見ると一見普通の青い列車だが、側面にはでかいヒマワリの絵が描かれている。季節は冬なのだが、何となくこの沿線に合っているなと感じた。もし湊線の沿線風景がここに似ていたら、私も「曙光の大地」のようなデザインを考えなかっただろう。

DSC_8261.jpg

この列車もまた水島止まりだった。何も知らない私は、ここが終点の列車が多いことからしても路線の拠点になっていて、車庫もあるんだろうと勝手に想像していた。だが実際には高架上にある1面2線の駅であり、車庫らしいものは見あたらなかった。ああキハ20はいずこ。
いずれにせよ、水島~三菱自工前間も乗らないと完乗にならず、乗り鉄的にも収まらないので、三菱自工前駅へ向けて歩いてみることにした。高架に沿って歩けばそんなにかからないはずだ。
だが間もなく、この高架が2本に分かれ、別々の方へ向かっているのを見た。なんぢゃあこれ。こんなん聞いとらんがな('A`)
どっちへ行けば三菱自工前駅なんだろうか。(つづく・イノテツ)
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| 鉄ヲタ紀行 | 14:57 | comments:9 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

キハ20の素朴な感じ、いいですよね
国鉄色だと最高です
しかし写真がないのは
ちょっと引っ張ってますかw

| アホキ | 2011/03/04 15:12 | URL |

鹿島臨海工業地域を走る鹿島臨海鉄道大洗鹿島線はまだ観光的要素がありますが、水島臨海鉄道は、京浜工業地帯を走る鶴見線と同様、工場に勤める人を運ぶ通勤路線のようですね。
でも、鶴見線というの、一度乗ってみたいと思っています。

| タラ坊 | 2011/03/04 15:16 | URL |

アホキさん

この時点で、まだキハ20に出会えていません。ネタバレになるので控えますが、実はこの話、キハ20が次第に脇役に成り下がっていきます |∀・) 他にもおもろい部分があったんですね。そういった過程を、あと2回にわたって引っ張っていく予定でおります。


タラ坊さん

そうですね、鶴見線に似ていると思います。通勤客が多いので、日中は閑散としています。
鹿島臨海鉄道が工業地帯を走る部分は、現在貨物専用になっています。ただ、一時期旅客列車も走っていました。親戚があちらにおり、廃止前の神栖駅を見たような、遠い記憶があります。

| イノテツ | 2011/03/04 15:57 | URL |

あそこは

難易度が高いですね。
でも地元には信頼されている、ローカル線の鑑みたいなところですが。
(吉田)

| ひたちなか海浜鉄道 | 2011/03/04 19:16 | URL | ≫ EDIT

こんにちは。

水臨、貨物メインの臨鉄の中では、ひと際旅客輸送でも頑張っている会社ですね。
まだキハ20が多数派で昼間も動いていた頃、自分も水島から自工前まで歩きましたわ。車庫まではさらに歩きましたが...

| JUMBO@現場 | 2011/03/05 10:41 | URL |

吉田社長

風景を絡めて気動車を撮る場合、水島のそれは確かに難しいですよね。
また、余所者はどうしても休日の姿しか見られず、鉄道が最も活気づく平日の朝というのに出会えないので、それが残念です。そういえば湊線にしても、まだ金上での交換風景を見たことがありません。水島程遠くはないので、ぜひ見に行きたいと思っています。

| イノテツ | 2011/03/05 22:48 | URL |

JUMBOさんこんにちは。

恥ずかしいほど無知のまま現場に突っ込み、泣きを見ました('A`)
ここが貨物主体で、旅客輸送より収入があるということも知りませんでした。でもまあその分、驚きも多く、楽しい行程ではありました。
知識や経験を重ねるほど、逆に知らないことが増えていき、途方に暮れます。「知らない」という知識を得たわけで、いいことなのですが…。

| イノテツ | 2011/03/05 23:13 | URL |

イノテツさん>
知らない事が増える、確かにそうですね。
でも最近はインターネットですぐに検索出来、本当にそういった現地で「見て」「知り」「確かめる」と言った楽しみは減ってしまったように思えます。

自分が模型を通じて鉄道趣味に本格的にのめり込み始めた80年代後半から90年代は、書籍と口コミを通じての情報収集が主体でした。
特にローカル私鉄の現況から過去の状況に至っては、古本屋巡りをしての古雑誌(ピク誌とかファン誌)集めが欠かせませんでした。

最近はネットで簡単に情報が入りますが、過去の雑誌や個人研究からの孫引きが多く見られ、間違いや勘違いなどもそのまま拡大されていっている状況も散見されます。
やはり現地へ行って、現地の方と話し、現地で実際に体験してみるのが、何事にも大切なのではないでしょうか?

| JUMBO@現場 | 2011/03/07 07:49 | URL |

JUMBOさん

そういえば、学生の頃は神保町が遊び場でしたね…なんて言うとかっこよさそうですが、本当に専攻のための本を探していることは少なく、鉄道その他の古雑誌を漁っていることの方が多かったように記憶しています。
古ピクはすげえ資料になりますね。手元にある昭和47年1月号、路面電車特集なわけですが、当時は全国で絶賛廃止中。一冊丸ごと鬱な記事に満たされておりますが、都電に関して「三ノ輪橋~早稲田だけは残してもいいのでは」などと、当時の空気を感じる記述があって面白いです。
でもそういえば、ネットで調べられるようになって、そうした古雑誌漁りをしなくなりました。ネットは便利なのですが、その安直さゆえに、間違いまで鵜呑みにしてしまう危険がつきまといます。現地で実体験するのが一番、まさにその通りですね。

| イノテツ | 2011/03/07 15:55 | URL |















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