きまぐれ 鉄道日和

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心が共にあるということ

今回の震災に際して、内外から「心は共にある」という言葉が寄せられた。大変心強く、有り難いことである。さて、この「心が共にある」というのは、具体的にはどういうことだろう。おそらく、被災者と想いを共有し、「当事者」として傷みを分け合う、あるいは分け合いたいということだと思う。

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最近撮った山手線の写真だが、震災を経たことで、同じものを撮るにしても、明らかに心境が違う。以前だと、花にピントを合わせて、電車をぼかすと作品ぽくて良くね? みたいな方法論から入っていたが、今回は、電車が無事に走っている、その上、無事に花も咲いたんだという小さな感動から入っている。これは大きな変化じゃないのかと我ながら思った。入り方の違いだけで、できた絵のレベルは別に変わらんけどな('A`)

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冬を経て、萌える若葉を見れば、いつの年でも心躍る。けれど、今年の喜びはひときわ大きい。日立で海辺の桜が咲いた、陸前高田で松の木が一本残ったといってはニュースになった。自然が、季節が、滞りなく動いてくれることに、これほど重さと有り難さを感じたことはない。
福島県飯舘村では、今年の作付けを断念したそうだ。他でも、作付けをするのは田畑の荒廃を防ぐためで、出荷できないのは覚悟の上みたいなところもあるらしい。2000年に及ぶ農耕民族の根底部分を禁じられたのだ。ひどいことが起こってしまった。

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市井の私にできることは極めて限られるが、先日、明治神宮にお参りしてきた。義捐金箱が置かれていて、参拝者がそこに浄財を入れていく。賽銭箱には、それはそれで銭を納める。この人たちの祈ることは、きっと自分のことではない。素晴らしいことに、そんな人がたくさんいる。これが「心が共にある」ということなんだと思う。

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その一方、こうした義捐金箱をかっぱらう恥知らずがいる。沈滞した雰囲気を打開するためにイベントを行おうとしても、不謹慎だと批判したり、それが少し原発に近いというだけでネガキャンを繰り広げたりする。某県では、避難してきた子供がいじめに遭い、入院した。こういう人たちは、完全に震災が他人事なのだろう。そして、人の心の傷みが分からないのだろう。当事者とならず、現実を端から覗いているだけでは、その視界も虚ろになってしまう。
GWが近い。ボランティアの応募が殺到し、一瞬で受付を終了したという。私は直接働くことはできないが、ほんの少しでも役に立ちたい。そう考えながら行動しようと思う。(イノテツ)
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| 東日本大震災関連 | 03:35 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

日本人の規律の高さは世界の驚きの対象になっている
とのことですが、こういうときの民主党のバラバラぶり
やマスコミ、高級官僚など上の方にいる日本人は酷いですね
正直こういう人達とは一緒にやっていこうという気が
全くおきません。
このギャップは何なんだろうと思ってしまいます。

| アホキ | 2011/04/26 10:14 | URL |

この国の高級官僚、マスコミ、御用学者など原発の利権の恩恵を受けている人々って既にいるみなてぃの支配下に置かれているでは?と疑ってしまう。
自衛隊や天皇陛下がいる限りは、日本という国は誤った方向に進まないという確信はあるのだが…
最近身近にある線路際にある花と列車を撮影したいとう願望が強くなって来た。
先日四谷から市ヶ谷の俯瞰撮影で諸葛菜を主題に撮影して、花と鉄道に目覚めてしまいました。

| まぶりん麻呂。 | 2011/04/26 12:27 | URL | ≫ EDIT

アホキさん

日本人は、長い歴史の中で、常に優れた指導者がいるとは限らないことを知っています。そんなときにも社会を維持できるように、民衆自らが規律を高めてきたのでしょう。で、今まさに指導者不在の状況で未曾有の災害が発生しました。民度の高さが活きています。飯舘の村民も、もう国は信じられんと言いながら暴動を起こすこともなく、生活再建のために動き始めました。今のあの政権に対して、恥を知れと思うのです。でも無理でしょう。だってあれは「日本政府」ではないのですから。

| イノテツ | 2011/04/26 15:27 | URL |

まぶりん麻呂。さん

全く想像ですが、やばい組織が複数せめぎあっていると感じています。当然、一般国民の利益など考えてるわけがありません。まあでも、最も分かりやすいのが(自主規制のため削除)でしょう。被災地の廃墟に早速現れたようですよ。予想通り過ぎです。
天皇陛下や自衛隊の存在は実に有り難いことです。今日の記事も、実はそれを念頭に書きました。感じていただけたかもしれません。
こうした状況で、花に目がいくようになるのは、きっと自然なことだと思います。平和や命を感じられますからね。諸葛菜の紫の花は私も好きです。

| イノテツ | 2011/04/26 15:55 | URL |

どれもいい写真、と言うより、私好みの写真ばかりで、心魅かれました。
特に1枚目、これはポピー(ヒナゲシ)だと思いますが、いいですね。
花屋さんに飾られている花は華やかで、それはそれでいいのですが、道端や野山に咲いているような花に、私はより「いのち」というものを感じ、魅かれます。
イノテツ氏が花に目がいくようになったというのも、そこに「いのち」を感じるからではないのかなと思います。

| タラ坊 | 2011/04/26 18:45 | URL |

タラ坊さん

ありがとうございます。
当然のように花の名前は分からず撮っているわけですが、これがポピーですか。ひなげしともいうのですね。アグネス・チャンの歌にもありました。調べてみたら、虞美人草ともいうとか。名前だけは聞いたことがありましたが、これらみんな一緒だったんですね。
花に命を感じるというのは、やはり最近になって強いです。もともと、切り花より根っこがついている方が好きで、部屋の植物も、みなそうです。ここまでやるなら、なんか食えるものを栽培すればいいんですよね。簡単な菜っ葉から始めてみようかなとか思っています。

| イノテツ | 2011/04/26 23:10 | URL |















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