FC2ブログ

きまぐれ 鉄道日和

お越しいただきありがとうございます。ゆるい鉄道ファン,チョイ鉄向けブログです。ゆるさを追求しておりますwまったりとお楽しみください

≫ EDIT

荒川線の日イベントから尾久、田端へ

今日は2回分の写真だけはありつつ、うまく2回に分けられなそうなので一挙にうpすることにしました。長くなるので無駄口枠はなしです |∀・)

P1170321.jpg

去る21日、荒川車庫にて「荒川線の日」イベントが行われた。以前ならこのブログでどこの報道機関より早くうpしていたネタなのだが最近は正直つまんなくてねー。今回は軌陸車の展示があるというので後日うpするつもりの動画の素材集めのために数年ぶりに足を運んでみた。
今回の目玉は、最後の公開となる花電車用車両・花100形(写真右)だったわけだが、せっかくの行楽日和の好天を避けて、電車は終始屋内に置かれたままだった。嫌がらせなんですかねこれ。でもまあ一応は7700形(写真左)との並びを撮ることができた。
1980年代の都電は7000・7500両形式の更新車両によって運営された。まあ都電史において最も地味な時代であり、あんまり顧みられることもないのだが、その両形式の成れの果てがこの写真ってことだ。7000形は8両が7700形に改造されて現役を続行しているのに対し、7500形は1両だけがこうして花電車用に改造され、それも本線で活躍した機会は1回だけだった。この落差。ひねくれ者の私は、いうまでもなく7500形の方が好きだった。その思い入れもあって、先日も震災と7500形の動画を拡大してうpしたのだ。
だが、社会の趨勢は大抵私が望まない方向へ進む。ああ、このままだとハードランディングだなあと、ちょっとオカルトティックなこと言っちゃっていいかしら。

IMG_0733.jpg

イベントそのものは面白味に欠けるので、出店してるブースを見て回った。ひたちなか海浜鉄道と銚子電鉄は姉妹鉄道の提携を結んでおり、この日も仲良く隣同士にブースを出していた。私がひたちなかキハ3710形の塗色をデザインしてから9年、湊線にはJRからキハ11が入り、そっちが主力になってしまった。そういえば銚子にも今のラインナップになってからは行ってねえなあ、また行きてえなあと思いつつ、両ブースでグッズを買い求めた。その中で、今回うpするのが画像の左、銚子電鉄の古レールを輪切りにした文鎮である。出版業界の私にとって、ゲラを扱うのに文鎮は未だもって必須の品で、これまでは右の中国清朝時代の咸豊通宝100文銭を使っていた。

余談になるが、中央の天保通宝が同じ頃、日本で使われていた100文銭だが、ずっと小さいのが分かる。これは天保通宝がしょぼいのではなく、咸豊通宝が巨大すぎるのである。それだけ当時の清朝の貨幣制度が混乱していたことを表している。だいたい、小銭が文鎮の如くごつかったら不便この上ないわな。貨幣が信用を得れば小型化していく。参考として、下のが現代日本の500円玉である。そして今や貨幣はバーチャル化していく過程にある。まあこれは落とし穴だから気をつけろと、再びオカルティックに言っとこう |∀・)

P1170360.jpg

ああ残念だったと荒川車庫を後にし、ぷらぷら歩き出した。この辺りは有数の鉄道スポットである。しばらく歩く間に尾久駅と田端駅があり、鉄分に満ちた散歩道になる。
途中に見える踏切は東北本線と尾久車両センターを結ぶ線路にあるもので、回送列車のみが走るので特に日中はあまり動かない。それで、まったりこんな図が撮れたりする。E257系が置かれているのが興味深い。中央線特急にE353系が投入されるのに伴い、東海道線の踊り子用に転用されるのではないかといわれている。

P1170367_.jpg

おっと、出庫の列車だ。だからこれは意外と貴重な図だったりする。

IMG_0725.jpg

午後になり腹が減ったので、近くの吉岡で食事にした。自家製麺が自慢だ。今回は最もオーソドックスなものを注文したが、見た目以上に麺もスープも現代的なラーメンで美味かった。近所にあったら通ってしまいそうだ。
街そのものはシケているが、業務スーパーがあったりして生活には便利そう。鉄ヲタが住むにはいいところかもと思った。

P1170374.jpg

さらに少し歩くと田端運転所があり、もうこの辺りは四方が鉄道に囲まれている。左に行けば田端駅が近いが、もう少し歩くことにして右へ。やがて線路をまたぐように坂道になり、橋に差し掛かったところで貨物列車がやってきた。もう日が傾いてきており絵的には惜しいものの、この時間帯の貨物列車は多くないと思うのでラッキーだった。

P1170377.jpg

上中里駅である。電車に乗っていると「なんでこんな何もないところに駅が?」と思うが、こうしてみると、きちんと駅舎も駅前広場もある。ただし駅前の通りは細い。昔はもっと細くて自動車が進入できないほどだったといい、まさに都会の秘境駅といった風情だったことだろう。

P1170386.jpg

駅の脇から、王子方面へ続く小道が伸びていたのでここを歩いた。列車が次々と通り面白いが、絶好の撮影ポイントらしいものはない('A`) ただ、跨線橋から見たこの光景は印象深かった。右が京浜東北線、中央が東北貨物線(湘南新宿ライン)、そして左の高架が東北新幹線なわけだが、それらに挟まれてうらぶれた線路が延びている。先年廃止された北王子線だ。貨物専用線で本数も少なく地味な存在だったが、独特な雰囲気を持つ沿線を何度か歩いたものだった。廃止されて4年ほど経つが一応草が刈られ、錆びているなりにレールも剥がされずに残っている。

ここから都電の栄町電停が近く、まもなくやってきた電車に乗って帰った。つれづれ歩いただけだが、意外と充実した鉄道散歩になった。(イノテツ)

| 沿線散歩 | 05:47 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

あゝ、松山は今日も曇りだった('A`)

解散3年後生まれの遅れてきたビートルズファンである私だが、メンバー各々のソロ作となるとなかなか手が伸びずにいた。むしろ解散後に才能を開花させ、しかもさっくり亡くなったジョン・レノンはよく聴いていたが、他のメンバーの作品についてはいまだに未聴のものも多い。
ここで『McCartney II』である。ポール・マッカートニーの1980年の作品なのだが、代表曲の「Coming Up」は各種ベスト盤に入っており、知っていた。まあぶっちゃけこの曲が大して好かんこともあって後回しにしており、聴くことがないまま今日に至っていた。再発が出て中古市場がこなれてきたので、今回、ようやく手を出してみた。
うーん、「Waterfalls」とかいい曲もあるんだけど、音が古臭いなあっつうのが率直な感想だ。80年代初頭といえばテクノなわけだが、これって下手に取り入れると安っぽくなるリスキーなものよね。『McCartney II』でも、うっわー('A`) っていう音がちらほら聞こえてくる。こういうチープさ、好きな人にはたまらなかったりするんだろうけど、俺自身はリアルタイムで嫌いだったもんなあ…。
あと「Frozen Jap」ね。大麻取締法でとっ捕まり、日本から強制送還された直後の発表というタイミングでもあったわけで、悪意はなかったというなら、今日に至るまで改題しないのはなんでなの? 大した曲でもないし別に(゚⊿゚)イラネって感じかな。
というわけで、ちょっと残念な印象の『McCartney II』だったが、これを買った中古レコード屋の階下には新品売り場があり、新作『Egypt Station』が並んでいたのだった。ネットでさわりを聴いてみると、これがなかなか良さそう。御年76歳にして相変わらずノリノリ、やるな爺さん。これは改めてしっかり聴いてみたいと思った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここ20年以上、墓参りのために毎年訪問する松山だが、好天に恵まれることは少ない。私の感覚だと1年のうち300日以上は雲に覆われてるんじゃないかこの街と思えるが、もちろんそんなことはない。今回も予報で晴れることを確認してから来ている。私が来ると雲が出るのである。
なお、泊りがけの一人旅に出ると驚異的な確率で雨に降られる超絶雨男の私であるが、すでに前日、予報外の強雨に見舞われており、本領を発揮したところだ('A`)

P1160494.jpg

予報が外れ、なぜかどんより曇った朝。5系統の電車が道後に入っていくと、いつもの観光の街ではなく、地元民による異様な賑わいを見せていた。お祭りだ!松山の秋まつりでは、神輿をぶつけ合う喧嘩神輿、通称「鉢合わせ」が有名なんだそうで、偶然それに出くわしたのだ。

P1160484.jpg

道後温泉の駅からまっすぐ進み、現れた長い石段を登っていくと伊佐爾波神社に着く。また近隣には湯神社もあり、この日は祭りのため裏道を遠回りしてきた。両神社の祭礼なわけだが、境内そのものはいたって静かだった。石段を登り切った辺りは伊予鉄道の引き上げ線を俯瞰できるポイントであり、いつもなら駅前の展示線に停車している坊っちゃん列車も奥に引っ込んでいるのが分かる。
とはいえ祭りの様子はといえば、人混みが見えるだけで、何をやっているのかよく見えない('A`) まあだいたい墓参りに来ている身でもあるので、神社への参拝を済ませると市営墓地へと移動した。
墓地の水汲み場には猫が一匹くつろいでおり、にゃあといって私を呼び止めた。よく人に慣れている。猫は霊能力のある動物であり、やばい場所には近寄らないという。してみると、この墓地もやばい場所じゃないってことなんだろう。

P1160491.jpg

駅前に戻ってきた。祭りは続いていた。賑わいはいいのだが、一方で喧騒と人混みが大の苦手である('A`) 鉢合わせは荒っぽいものだそうで、威勢の良い掛け声が飛び交っているのだが、何がどうなってるのか、結局最後までよく見えなかった。まいっかということで市駅行き3系統の電車に乗り込んだ。

P1160521.jpg

市駅で横河原線に乗り換え、いよ立花駅で下車。近くに私が檀家を務めている寺と、もう一つの墓がある。樒を供え、墓石を磨き、丁寧に参るのだった。
寺を出ると、今回は初めて立花駅に戻らない道を歩いた。石手川公園駅も遠くはなかった。全国的にも珍しい鉄橋上にある駅である。もっとも、橋のかかる石手川はそれほど大きな川ではなく、脇に設置された人道橋を人や自転車が気軽に渡っていくのだった。ここも晴れればいい景色になるはずだ。

P1160530.jpg

JR松山駅に移動し、高松行き普通列車が出るまでの時間でうどんを食った。毎年食うけどうまいんだこれが♪ 思わず朝っぱらからビールを注文。これを平らげるとそれとは別に酒とつまみを買い、列車に乗り込んだ。なんだかどっかの旅番組じみてきたw
松山駅を出発した普通列車は2両編成。もっとも後ろ1両は回送扱いでつながっているだけなので実質は単行だ。かつて、「もう一つの松山行きフェリー」が発着した堀江の辺りを過ぎると日が差して、瀬戸内らしい天気となってきた。やれやれ例年通りだ。酒の缶を開け、小さく一口飲み込んだ。(イノテツ)

| 鉄ヲタ紀行 | 07:17 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

秋の乗り放題パス2018〜荒れる瀬戸内トラブル続き

これまで、あらゆるダイエットに挑戦してことごとく失敗してきた。それでも懲りずに新たに取り入れたのが大山式である。去年、足を怪我してから異常にむくむようになり、一層体重が増えたのだ。余計な水分が滞ってるなと思い、始めたのだ。大山式とは何かというと、足の指の間にぷよぷよの器具を挟むだけである。これによって姿勢が正され、筋肉が適切に刺激されることによって足のむくみも取れ、痩せていくというわけだ。
これについては以前から知っていたが、器具を付けると痛いらしいというので踏み切れずにいた。ところが最近リニューアルされ、痛くなくなったっていうのを大塚のピカソ(←ドンキの小型業態ね)で見て、試してみることにしたのだ。
おお、確かに少し違和感はあるものの痛くはない。むしろ気持ちいいくらいだ。これで痩せるんならちょれえな、ってことは痩せないだろうなと今は思っている('A`) ただ、明らかに足のむくみが緩和した。大山式の効果なのだとしたら劇的だよこれ。まあ期待しないでしばらく続けてみようと思っている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

先週の3連休で、毎年恒例の四国旅行に行ってきた。主目的は墓参りである。

P1160266.jpg

鬱と貧しさで忘れかけていたが、鉄道の日の時節なのだった。で、調べてみると、やっぱり「秋の乗り放題パス」が発売中だ。
秋の乗り放題パスが何かというと、青春18きっぷの縮小版である。有効期間は3日。ただし指定した連続3日に限られてしまうのが青春18きっぷとの最大の違いだ。そうすると、この3連休を利用するしかないのが社会人の辛さである。
で、仕方なく岡山までは新幹線に乗るのである('A`) 酒とつまみは持参した。貧乏というのもあるが、ビールのロング缶も冷奴(薬味付き)も、ワゴンサービスのお姉ちゃんに懇願したところで絶対出てこない。
さて、列車が岡山に近づくと、ダイヤが乱れてるとかの不気味な放送が流れた。そして最終的に瀬戸大橋線(本四備讃線)の運休がアナウンスされた。接近していた台風25号を舐めていた。瀬戸内海は凪いでいるイメージだったがそうでもないらしい。瀬戸大橋線から予讃線経由で松山へ行く当初の予定を諦め、山陽本線で西進することにした。

P1160278.jpg

西進するうちに台風が過ぎ、広島から船で四国に渡れる可能性に賭けたのだ。なお、この時点で松山行きフェリーは欠航中であり、再開の情報は入っていなかった。
乗った三原行きは末期色の115系。おお、転換クロスシートになっているとはいえ、今や国鉄型の115系に乗れるのは貴重な機会だからむしろこれで良かったんじゃね? とか密かに胸躍らせつつ、しばらくぶりの普通列車の旅を楽しんでいた。
なお、末期色の115系というのはこれである。国鉄解体から早30年。口の悪い鉄ヲタは、昔からこの手のネーミングが実にうまい。
そういえば、この金光駅は、新興宗教が駅名になった例としては天理駅に次ぐ存在だろう。現在でも金光教関係の列車やイベントで賑わうが、一方で写真の背後にある4・5番ホームはまさに解体工事中だった。かつて、金光教専用ホームだったものらしい。跡地は駅前広場拡張に使われるという。

P1160324.jpg

終点の1つ手前、糸崎駅で下車。広島行きの接続列車373Mは車庫のあるこの駅が始発になるからだ。接続時間は14分のはずが随分糞長い14分だなと思ったら運休のアナウンス('A`) 後続の列車でとりあえず三原まで行った。車両トラブルとかで、三原から先へは行けないらしい。写真の通り、迂回路である呉線も西日本豪雨の被害で未だ運休中だ。

P1160343.jpg

ここは三原だ。まるっきり秋の乗り放題パスが役に立たないが、再び新幹線に乗ることに決定。なんでこんなに焦ってるのかというと、スマホに松山行きの最終便だけは運航されるという情報が入ったからだ。いやはや、文明の利器ですなあ。
秋の乗り放題パスも青春18きっぷ同様、普通列車に運行障害があっても文句を垂れてはならないという規定がある('A`) だからこういう場合も諦めるしかない。それでも詫びの代わりなのか、駅員はわざわざ私のためだけに階段を駆け上がり、列車の扉の前まで案内してくれた。
しかも停車中の列車が500系でやんの♪ 何を隠そう500系に乗るのは初めて。予定外の出費だったが、これならまあ仕方ねえかと思うのだった。500系はJR西日本が独自開発した車両であり、新幹線史上最もかっこいいといって差し支えあるまい。ただ、かっこよすぎて車内が狭いのと、JR東海の不興をかったせいもあるのか東海道新幹線で活躍した時期は短く、現在は山陽新幹線に押し込められている不遇な存在である。そのレア度も手伝い、いまだに人気が高い。

新幹線もダイヤが乱れており、列車は遅れて広島駅に着いた。それでも当初乗るつもりだった373Mより早かった。新幹線おそるべし。
広島駅から広電に乗り換える。港へ行くには1系統が最短だ。ここで古豪・3000形の登場。しかも広告の入ってない3002編成となるとかなりラッキーなんでねえか。いや、そもそも不運でさえなければ素直に瀬戸大橋を渡れていたわけだが、その辺のことはもはやどうでもよくなっていた。
とはいえいかんせん路面電車であり思いの外遅く、港に着いたのは船の出る15分前。むしろ新幹線に乗っといてよかったってことなのかもしれない。際どい時間だったせいなのか、3連接の大型車で広島港電停まで乗り通したのは私一人だった。

で、最終便の船というのが、いつも乗るフェリーではなくスーパージェット便なのだった。倍早い代わりに倍高い。船にはゆったり乗りたいのでこの航路でももっぱらフェリーだったのだが、もはや選択肢がないのでこれに乗船。通常7100円の運賃が特別に6850円に割引中だった。この割引は来年3月までだそうなので、よかったらどうぞ。

P1160458.jpg

海が荒れていたこともあり、松山観光港には10分ほど遅れて着いた。通常の乗客はここから伊予鉄道のバスに乗り換えて松山市街に入るのだが、私は鉄ヲタだし、バスの行き先である松山市駅ではなく手前の大手町駅に行きたいので、高浜線の高浜駅まで歩いた。徒歩の時間を含めた上で、松山市行きの最終と接続しているのだった。
予定と経路を変えたことで1万円ばかり余計な出費になってしまったが、例年通り、深夜の松山に着けた。ゆっくり温泉に浸かり、営業時間が終わるまで粘ると、同じ建物にあるネカフェに移動して一休みするのだった。(イノテツ)



こちらがまとめ動画である。今回、写真がしけてるなと思ったら、メインの絵はこちらにあるのだった |∀・) なんか、次々に見舞われるトラブルに対して感じた焦りとか緊迫感が今ひとつ伝わってこないのだが、乗り物動画としてはそれなりに楽しめるのではないかと思っている。(イノテツ)

| 鉄ヲタ紀行 | 04:44 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

新京成沿線散歩<その1>くぬぎ山駅

松戸市に転居したことによって、これまでもっとも馴染みのなかった新京成が日常使いの路線になった。と言っても、乗るのは主に最寄駅である常盤平駅と松戸駅間であり、反対方向の習志野・津田沼方面は行ったことがなかった。そこで、常盤平駅から3つ津田沼寄りのくぬぎ山駅へ行ってみることにした。なぜ途中の2つの駅を飛ばしてくぬぎ山駅だったのかは、その駅名になんとなく魅かれるものがあったからだ。
くぬぎ山というくらいだから、かつてはクヌギ林が広がる山林だったのだろう。
ちなみにクヌギは、ブナ科コナラ属の落葉高木で、「国の木」が語源と言われるくらい日本各地で多く見られる木だが、駅周辺を見渡してみても、すっかり宅地化されて、クヌギらしき木は見当たらない。
その代わり、線路沿いに桜並木が続いているところがあった。

くぬぎやま1

2くぬぎ山

桜並木の向こう側は陸上自衛隊のくぬぎ山駐屯地だ。
また、ここには新京成の車両基地があるとともに、新京成電鉄の本社もあった。
どっちが上りで、どっちが下りになるのかわからないものの、松戸と反対方向の電車は千葉中央行きか京成津田沼行きが多いので、今度、一度、車窓を眺めながら終点まで乗ってロケハンをしてみようと思っている。

それにしても、松戸に転居してはや半年がたち、後2か月ちょっとで今年も暮れる。
来年はわたしも古希で、思えば遠くへ来たものである。

木山捷平という作家の詩に「五十年」というのがある。

濡縁におき忘れた下駄に雨が降つてゐるやうな
どうせ濡れだしたものならもつと濡らしておいてやれと言ふやうな
そんな具合にして僕の五十年も暮れようとしてゐた。

五十年よりさらに二十年も長く生きながらえているが、心境としては同じようなものだ(タラ坊)

| 未分類 | 18:17 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

台風24号直撃で、首都圏JR全線運休

今年は日本全国が各種の災害に見舞われた。そんな中、ほとんど唯一無傷といわれたのが首都圏である。だがとうとう今年最凶といわれる台風24号が襲来した。これを書いているまさに今、外は初めて体験するような暴風雨であり、10万軒単位の停電が発生しているという。うちもいつ停電するか分からないので、急ぎうpする次第である。

P1160224.jpg

「20時より首都圏のJR全線が順次運休する」。
茨城の実家に帰っていた私は、スマホでこの情報に接した。全線運休とか震災のとき以来だから驚いたが、事前に知ることができたのが大きく違う点だ。概ね、「笑点」を見終わってから実家を出れば運休までに帰れそうだと計算し、酒をもう一杯飲んだ。
18時過ぎ、実家を出た頃はまだ天気も穏やかで、茨城名産・マックスコーヒーを途中のコンビニで買い、取手駅行きバスの中で飲んだ。多分30年ぶりくらいで飲んだと思うが、強烈に甘ったるかったw

P1160230.jpg

取手駅のモニタでは、運休しているか、これからする各線の名前がスクロール表示されていた。えらいことだな。不謹慎ではあるが、ある意味壮観ですらあった。

P1160231.jpg

その他、手書きの掲示もあった。ぶっちゃけ、こっちの方が分かりやすいのだった。
さて、私が余裕ぶっこいて「笑点」とか見てから出発したのには理由があった。「全線運休」の情報が流れた直後はみんなが一挙に駅に向かい混むだろうと思ったからだ。読みは的中、取手駅から乗った448Mはガラガラ、15号車は北千住まで私一人だった。

P1160244.jpg

北千住駅では、ゆっくりと2番線に入った。いつもなら特急通過待ちをするところ、当該の特急ひたち24号はすでに運休で北千住駅には来ず、448Mは空虚に数分停車し、再び出発した。ご覧の通り、ホームもガランとしていた。

P1160252.jpg

日暮里で山手線に乗り換え、無事、20時直前に最寄りの大塚まで着くことができた。

P1160262.jpg

もちろん20時をもってピタッと止まるのではなく、順次車庫に入っていくわけだからもうしばらく運行は続いたと思われるが、いずれにしろJRはこのまま終日運休となった。その一方で平常運行を続ける都電の安定感は相変わらずだったが、まあ、今回の主役はJRなのでこれ以上は触れない。

JRが「首都圏全線運休」を決めるには勇気が必要だったと思う。もし台風が予報よりへっぽこで大した風雨にならなかった場合(よくあることだが)、やすやすとへたれんなと「新潮45」ばりに叩かれるだろうからだ。
だが、これだけの台風だ。無理に運行を続け、おかしなところでズルズル運休になっていったとすると、むしろその方が乗客の混乱を招いたかもしれない。そういう意味では、早めに運休をアナウンスし、「さっさと帰宅しろ」と促した方が乗客の安全を確保する意味でも上策だったのではないだろうか。実際、これだけの暴風雨になった。今回のJRの判断は正しかったとみて間違いあるまい。私自身、こうしてもらって助かったもん。

IMG_0715.jpgIMG_0712.jpg

(追記)先ほど(3時頃)撮影した近所の様子である。右の写真の赤い箱は消火器が入っているもの。結構な物が飛んだことが分かるが、どうやら車が飛ぶほどではなかったようだ。被害が拡大しないことを祈る。(イノテツ)

| ニュースなど | 01:55 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

PREV | PAGE-SELECT | NEXT